2009年JR東日本、駅からのハイキングの中に、野辺山高原と飯盛山ハイキングという企画があることを知った。期日は6月20日(土)で、受付場所は、野辺山駅、受付時間は9:30〜10:30とある。この時間帯だと、新潟から日帰り参加が可能である。早速、インターネットを通して申し込んだ。
駅からのハイキングは、一般のツアーとは、一味違い、参加者は、当日、指定された駅に行って受付をする。受付時間は、指定された時間内なら、何時でもかまわない。受付を済ませたものから、三々五々出発する。コースの要所々には矢印が貼られ、分岐点には、係員がいて、行く道を指示してくれるので、安心である。
新潟発6:28のとき302号に乗ると、高崎には7:45に着く。高崎発7:50のあさま503号に乗り換え、佐久平まで行き、8:29発の小海線に乗り換えると、野辺山には、9:54に着く。
駅前で受付を済ませ、南に向かって、舗装道路を歩き始める。踏み切りを渡り、国立天文台野辺山電波観測所を過ぎると、歩行者専用のショートカットの道の入口がある。林の中の小道をしばらく進むと、再び舗装道路に出る。ここが標高1450mの平沢峠で、広い駐車場があり、立派な峠の標柱が立っており、そこから見る八ケ岳連峰の姿は圧巻である。付近には、獅子岩の岩塊がある。
平沢峠から真の登山道が始まる。林の中のゆるやかな登りが続く。この時期、ヤマツツジの大木が見事な花をつけている。
牧柵ゲートのところで、道は2つに分かれる。左の道は、平沢山の山頂を踏むルートで、右は、平沢山の右斜面を巻くルートである。巻きルートは、草原と潅木の平坦な道で、はじめて、オッパイ型の飯盛山が見えてくる。ヤマツツジに換わって、鮮やかなレンゲツツジが点々と斜面を染めている。
やがて、平沢山と飯盛山の鞍部に着く。ここは、むき出しの広場で、清里駅に下る道の分岐点になっている。土がむき出しになった斜面を登りつめると、1653mの飯盛山の山頂である。登山道の両側にネットが貼られ、植生の復帰が試みられているが、あまり成果は上がっていないようだ。
飯盛山の山頂は、円錐形をしているので、山頂部は狭い。その頂点に、立派な標柱が立っている。山頂からは、さえぎるもののない360度の展望が広がる。赤岳、権現岳、金峰山、御座山、茅ケ岳の左に富士山も見える。
すばらしい展望に満喫し、平沢山との鞍部に戻る。清里駅に向かう左の道に入る。展望の良い尾根を下ると、林の中の道となり、やがて右の小沢に沿って下るようになる。やがて、舗装道路にぶつかり、道標に従って進み、平沢橋を渡り、ゆるい坂道を登って、右に回りこむと、清里駅である。駅到着は15:00、15:33発の小諸行きに余裕をもって間に合った。野辺山駅から清里駅まで約5時間の行程であった。(2009年6月20日)