子供の凶悪事件を見聞きする度 考える 自分は当時どうだったんだろう どんな事を考えていたんだろう 酒鬼薔薇少年は14歳 そう言えばエヴァンゲリオンのパイロットも14歳限定 はともかく(^^ゞ 庵野秀明監督も言ってたけれど この頃って大人未満子供以上の微妙な時期なんだよね 当時の自分を振り返っても この頃はなんだかとてつもなく色々な事を考えていた時代だった 死とか宇宙とか愛とか そしてやたらと潔癖だった気がする イエスとノーしか存在しないとんがりまくった潔癖さ 残酷さ それは若さ故の純情 純真とも言えるかもしれない なにせ体験していない頭だけの知識でものを考えてますからね だから酒鬼薔薇少年のあの文章に世間が騒いでた時も このくらい書くよね と思ってた そして今回 小6の女の子が起こしたこの事件 小学生の自分を振り返ってみる 思えばこの頃は女の子同士のグループ抗争?が盛んだった 誰がリーダーで誰が構成員(^^ゞで そんな事がとても大事だった まぁ結果 私はこの人間関係のあまりの醜さに懲り 以来女の子と群れるのを止めた つまり トイレに皆で共に行く感性とは永遠に縁を切った そういう意味では この時代は私にとって 人生のターニングポイント?だったのかもしれない(^^ゞ いやでもホントこの頃は すったもんだで ステレオタイプの校舎裏呼び出し(^^ゞとかまでやっていた だけど だけどね 殺したい殺される そこまで思った覚えは無いんです 何故なら そういうものが周りになかったから そういうお手本?は周りに一切存在しなかった 子供が子供を殺す そういう状況は考えもつかなかった 今でも覚えているものに 楳図かずおの恐怖漫画 大人が子供を殺す というヤツがある これは衝撃的だった 今でも覚えている位ですからネ で 何故こんなにも衝撃的だったのかと言えばそれはきっと 子供が殺される という所なんだと思う つまり 自分にも起こりえるという今まで知らなかった事を この漫画によって知ってしまったという事 今回の少女はバトル・ロワイアルを読んでいた 子供が子供を殺す あ それって有りなんだ と 彼女は思ったのかもしれない 現実と幻想の狭間を ホワホワと彷徨いながら生きていた様な気がする私の小学生時代 実際 4年生くらいまでは身体と精神が一致せず 自分を自分と断定出来ない不思議な浮遊感をよく味わっていた そして テレビや本で見たり読んだりした事を こっそりと真似てみたりもした きっと 主人公になりたかったんだと思う 自分と他者の区別がつかない時代故尚更に 私は小学生の時 妹を癌で亡くしてます つい最近になって母が私に言った事 私が小学生の頃に書いた漫画 病気の女の子が死んでしまう物語り を見つけて 母は当時ショックを受けたそうです つまり 自分の妹が死にかけているという事実を私が知っていれば こんな漫画なぞ書けるハズがないし かといって この発想はどこから出てきたのだろうと母は驚いたわけです けれど私は妹の病を知っていた 妹がもうすぐ死んでしまう事も知っていた 子供は大人が隠していると思っている事を案外キチンと見てるんだよね そして現実の悲劇をこうして弄ぶ事が出来る子供の心を 大人は理解出来ない 私はきっとヒロインになりたかったのだと思う でも 後々私はこの事で とてつもない罪悪感に苦しめられる事となる それは思春期を抜け出すまで続く 死というものをキチンと把握出来ていなかった当時の自分を 私は責めて責め続けた 妹の死を自分のせいとまで思い込んだ 大人になった今の私は 小学生の自分の感性も そして自分を責め続けた思春期の自分も しかと受け止める事が出来る でも 当時はそれどころではなかった それが大人と子供の違いなのだと思う 自分の想像を超えたものを見てしまう事 空想と現実の区別がまだハッキリとしない子供が 衝撃的な映像を見てしまう事 それはやっぱり 害 なんだと私は思う 今回の事件が バトロワのせいだとは言わない けれど 見る用意の出来ていないもの というのは明らかにあると思う 子供の感性は豊かだけれど危うくて その判断力は不完全 実際の経験が無いから頭でっかち 想像力が無いから人を平気で傷つける 子供はまだ 1個の人間 ではないんだよね 情報過多のこの時代 子供の環境作りは100パーセント 親の責任だと私は思います 6.8.04 はてなダイアリー『私の音叉』より
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