言葉の持つ力
というものを最近考える
全ては主観
そう思っている私にも
ひとつだけどうしようもない事がある
それは 死
喪失の痛み
私の妹は 7歳でその生涯を閉じた
7年しか生きられなかったと嘆き悲しむ母に
お妨さんはこう言ったそうだ
何十年も 7年も それはその人の全生涯
長さではない
あなたの娘さんは
自分の7年の生涯をしっかりと生きたのですよ
母はその言葉に救われたと言った
言葉には力がある
そこにあるのに見えていなかったもの
ただ漠然と存在していたもの
それが
言葉という形に凝縮して
目の前にはっきりくっきりと出現した時
それは力となる
人を揺さぶる 大きなパワーとなる
そして
その心が呼応するのは
それがもともと
自分の中のどこかに
あったものなのだからだと思う
呼応するものが無ければ
言葉はただの容れ物に過ぎない
それはただ通り過ぎてゆくだけ
揺さぶられる事はない
立ち止まる事もない
全ての答えは自分の中に
そしてそれを具現化し 提示してくれるもの
それが
言葉
というものなんだろうな
4.8.2003
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