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私は 私であって 私でなかった気がする うす〜い 膜に包まれた 不思議な時代だった とでも言いましょうか これでなんの気がねもなくぐうたら出来る 好きなゲーム 読書三昧じゃぁ と 妊娠を喜んでた私だったのに 集中力というものが まるで無くなったため あ〜んなにいっぱいあったはずの妊婦の時間は ただただ 空白の 灰色のもやがかかった時間として あっというまに過ぎ去ってしまったのである
初期は始終 船酔い状態 横になっても船酔い 歩いてても船酔い とにかく酔いっぱなし げろまみれで床にへたれこむ私に But You're still beautiful と のたまった夫には ホント頭が下がります それにしても この時期 私は 必要以上に 夫にべったり寄りかかっていた気がする これは 動物 メスの本能だったのだろうか? ここで 逃げられちゃ困る なんてネ
胎動は面白かった 自分の中に 自分がコントロール出来ずに動き回る奴がいる というのはエキサイティングで これを体験できない男という種族を かわいそうとまで思ったりした
後期になり 腹がめいっぱいせりだしてくると 寝返りが 無意識に出来なくなってしまった 夜 寝てても 下になった側がしびれて起きてしまうのである 床ズレってこうやっておきるのね と 感心?するとともに 人間が いかに 寝ている間 無意識に寝返りをうっているか という事を 改めて認識した 子宮がボウコウを圧迫してるため トイレも頻繁に行く様になる まとまって3時間以上 寝れなくなってしまったのだ
子供が産まれたら 3時間おきにミルクだ これはトレーニングなんだろうな と 思った 体って良く出来ている と 妙に感心した 食べたいものは 不思議に赤ん坊にも良いものだったし 人間の 動物 メスとしての原始的な本能って まだまだ信じて大丈夫なのだと思った
ところで 妊娠線が出来なかったぞ と 喜んでたのもつかのま お腹がへこんだら おへその下にばっちりありました 見えなかったのです トホホ |
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