| くうさんと私の歴史は、世紀末の1999年にはじまりました。 私は立会い出産をしており、生まれた直後に愛する我が子と触れ合える機会がありました。
生まれて1分ほどでファーストキスを奪ったものです(笑)。
その後、仕事も有り入院している妻子に付き添うことはできなかったのですが、休みの日に会いに行くとちょうど授乳を終えたときでした。
「ねぇ、ゲップさせてよ。」
何気ない妻の一言から、まだ小さい(2700gぐらい)我が子を抱え、ゲップに挑戦してみました。
赤ちゃんの場合、ゲップをさせないとせっかく飲んだお乳を吐き出してしまいます。
その為、ゲップをさせることは結構重要なのですが、志穂はこれが苦手で、何度挑戦してもゲップをしてくれず、縦抱きをして自然と空気が抜けてくれるのを待つことが多かったようです。
しかし、それだけではうまくいかず、吐くこともしばしば。
困った末に、ワラをも掴む気持ちで私に頼んだようですが、意外や意外。ほんの1〜2分でゲップをしたのです。
しかも
「ケプッ。」と
すごく小さく、ものすごくかわいい音で。
抱いた腕に伝わる温もりも愛おしく、自然と顔がニヤけたものです。
それ以来、くうさんをゲップをさせるのは私の役目になりました。
成長すればゲップの音も大きくなり、この頃のかわいさはなくなりましたが、今でもこの音は忘れられずに覚えています。
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