名古屋の味 タコヤキ 編

 「ちょっと待ていっ!タコヤキは大阪の食文化、大阪人の主食やないかっ!」とのお叱りをうけそうですが。でも、名古屋の味。

 名古屋のタコヤキの多くは大阪系統のタコヤキです。(高速道路のサービスエリアなんかで出る揚げたタコヤキ、ありゃ、タコヤキを冒涜しているぞ) 外はパリパリ、中はジューシー。そして、外にかけられているソースと青海苔とカツオブシの絶妙なマッチング。決して大阪のタコヤキがまずいとは申しておりません。

 名古屋のタコヤキは、具がちょっと違います。大阪のタコヤキはネギが入っていますが、名古屋系のタコヤキはキャベツがたっぷり入っています。焼き方としては、タネを流し入れ、タコ(これ忘れたらいけませんね)を放り込み、その上からみじん切りのキャベツ・削り粉・紅しょうが・揚げ玉などの混合具を たっぷり乗せ、さらに上からタネをかける。そしてだ!混合具を乗せる時、および、最後のタネをかける際、しょうゆなりソースなりを投入します。つまり、名古屋のタコヤキは中に味があるんです。そのため、名古屋のタコヤキは外側はなんにもついてないんです。なお、形は、当然のごとく球体です。具を入れて、反対側に平面の鉄板を押し付け、半球状のタコヤキにするところがありますが、あれは怠慢以外のなにものでもないと思います。やっぱり、タコヤキは、千枚通しでくりくり丸めるのがスジってもんでしょう。

 タコヤキ屋なんていっぱいあるんですけど、大半が、大阪の血を受け継いだ関西風のタコヤキ屋です。でも、具にはちゃっかり名古屋風にキャベツが入っているところが大半。大阪・名古屋折衷型でしょうな。

 本来の名古屋のタコヤキを食わせてくれることで有名なのは、瑞穂区の瑞穂通沿いにある「たこやき3丁目」(瑞穂区瑞穂通4丁目21)もともとは瑞穂区役所のすぐ隣の瑞穂通3丁目に店があったんだけど、あまりにも人が並ぶので、4丁目に移転、でも、昔の名前でやってますってな感じの店。一生懸命焼いているんだけど、いかんせん、焼く量に限界があるためと、人気の店なんで、買いに来る人が多く、さらに、おいしいもんだから、一人当たりの購入量が20個と か30個があたりまえみたいになっているんで、ここの前はいつも長蛇の列となっております。時間に余裕のある方は、おためしあれ。1個40円くらいだよ。