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谷あいに時々現れる集落はみな白い壁の家。ちょうど日本で山間をドライブしている感じに似ている。小さい尾根を越えては集落に入ったり出たりを繰り返す。 いくつもの集落を通り過ぎ、比較的大きな町Gaucinで進路変更。A377号線へ入ってさらに南下する。眼下に広がる平野に向けて、いろは坂並の急坂を下る。 道なりに快適に走ると、カサレスの入り口に着く。目立つ看板のたぐいも無く、飛ばしていたら通過しそうな交差点だ。(ここも含めてロンダからカサレスまで信号は一つも無い)何故か交差点にパトカーが止まっており、特に交通違反はしていないもののドキドキする。
進路を東に変えてしばらく走ると谷の向こうに白壁の家が密集する景色が眼に入る。カサレス到着。
とりあえず車を駐車出来て一安心。町の散策に入る。同じ白い街でもミハスと違い、道は一層狭くクネクネしている。人通りも少ない白い世界を高台の城跡の方へ向かう。 小径をたどり、民家の軒先を過ぎ、階段を登りきると頂上だ。眼下に広がる町、遠くには地中海、いくつも立ち並ぶ風力発電所も見える。美しい町と優雅な景色、暖かい日差し・・・心が落ち着くひと時だ。
ふと見ると、町の向こう側(地中海と反対側)高台あたりに車がぱらぱらと止まっている。なんだ、町の上の方に大きな駐車スペースがあったのか・・・ちょうど町の入り口で左に分岐する道があったが、そこを進むと駐車場に着くようだ。確かにこの小さな町の中に乗用車やらバスやらが乗り入れたらえらいことだ。
そうこうしていると腹が減ってきた。城跡を出たところに、こじんまりしたレストランが数軒あり、そのうちの一軒、城の袂の草地にテーブルとパラソルを設けた店に入り、ガスパチョ、サラダ等を注文する。道端なのだが、殆ど人も通らず静かなものだ。 ここのガスパチョは値段のわりに美味しく、店員さんもフレンドリーで大正解!スペイン最後の昼食は満足のうちに終了。 食後しばらく町中をそぞろ歩く。ミハスのように大きく観光地化もされておらず、のんびり歩くには良い町だ。時間がある方は是非カサレスに寄ると良いと思う。 ※2003年冬頃富士写真フイルム(FinePix)のCMでバルセロナと共に使われていたのがどうやらこのカサレス。向かい側にある駐車場から撮った写真がポスターに使われていた。ということは私たちは一番景色の良い所に行かなかったということのようだ。。。
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