ゆずママの気持ち                           

2007年6月
      
左胸のしこりにはだいぶ気にはなってはいたが、なかなか自分のこととなると病院に行きださないものである。現に、しこりの存在に気づいて病院に行くまで4ヶ月も経過していた。
病院に行こうと思ったきっかけは鈍痛があったのと、たまたまその日仕事も休みで時間も空いていたし何気ない気持ちで受けた「マンモグラフィティ」だったの。そこで私のしこりが「がん」であることが分かった。告知は淡々としたものだった・・・。しかし、告知を受けた時、私は激しく動揺し、涙が出、、病院からの帰り道どのように家に帰ったのか覚えていない・・・。それから1ヶ月あまり、毎日が涙、涙でした。・・
しかし、そんな私を・・・周りの人達の温かさ、友人達の優しさ、子供達の存在が少しずつ私に元気を持たせてくれ、前向きにさせてくれました。やっと笑えるようになれた・・・。そして、もっと生きたいと思った。

女性にとって、乳房を失うことはとてもとても辛いことですが、私は乳房を取ることに迷いはありません。決して大きくはないけど私にとって大事な大事な乳房でした。せめて手術日まではしつこいまでも触り、その存在をかみしめたいと思います。

そして・・・私から皆さんに一番伝えたいことは、忙しいかもしれないけど、定期健診「マンモグラフィティ」年に一度受けてほしいな(*^^*)発見が早ければ早いほど乳房を失わずに済むんだよ!!!
2007年10月22日
      
乳ガンの手術を受けて、明日で3ヶ月になります。告知から手術、そして抗ガン剤も4回目も無事終了しました。本当あっという間でした。一時は塞ぎがちだった心も、だんだんと前向きに、そして今こうやって元気になって普通の生活ができることに感謝している毎日です。病気になるまではあまり考えなかった、普通の生活・・。私は今回の手術で左胸を全摘出したのですが、実は左胸を失ったショックだけは今まだぬぐいされません。お風呂に入るたびに・・・あの時もう少し早く病院に行っていれば胸を失わずに済んだのに・・・。後悔しても後悔しきれないです。でも、なくなってしまったものは仕方ないもんね。代わりにこうやって毎日元気に暮らせるようになったのだから。そう自分に言い聞かせてます。
辛い抗ガン剤もあと4回。副作用、本当に辛いです。私は、痛いときは無理にでも笑って痛みを忘れるようにしています。元気に過ごす毎日が、私にはあるから・・・。
抗ガン剤で髪の毛も睫毛も眉毛もみんな抜けちゃった。でも、毎日、笑顔で過ごしてる。カツラをかぶるなんて思いもしなかったけど、いい経験してると思うことにするの。なかなか出来ないことだもんね。
今日も無事、過ごしてる。それだけで感謝。だから辛い治療、頑張れる。あたり前だと思っていた普通の生活をしていくためには頑張らないとね。同じ病気と闘っているみなさん、一緒に頑張りましょうね(*^^*)


2008年2月9日
      
1月31日で最後の抗ガンが終わりました。
数日前より少々風邪気味で投与が出来るか心配だったけど、熱もなく白血球も正常値だったので予定通り投与となりました。今回は体が抗ガン剤を拒否していたようで、科学療法室に入ったとたん嘔吐してしまい、吐き気が止まらず投与を延期したらという話もありましたが、私の強い要望で点滴準備に入りました。
投与中も嘔吐しながらでしたので本当にきつく、終わった後もフラフラしながら家に帰り、そのまま布団にもぐりこんだ状態でした。
繰り返す嘔吐と胸やけ、手のしびれ、胃の不快感・・・6日間この状態が続き本当に苦しくて、つらくて、いっそ楽になりたいって思ってしまいましが、気がつくと私の背中を一生懸命にさすってくれる娘の手から「私に元気になってほしい」の熱い思いを感じ、「この苦しみに耐えないと・・・頑張れ」と自分に言い聞かせ、元気に走り回る自分の姿を頭に思い描きながら、この6日間を乗り越えることができました。
吐き気が治まり、7日目に飲んだポカリスエットは、まるで命の水のような味だった・・・。

今、まだ少々の胃のムカムカ感と手足のしびれがあるが、また普通の生活ができることが嬉しい。
体は、元気になろうと頑張ってくれてるのだから私も前向きに頑張らないといけないね。
ガンなんて怖くない。命がけでやっつけてしまおう。明るい未来のために。