中国/香港/台湾/タイ雑感シリーズ−第14巻−

アジアでご活躍のエグゼクティブビジネスマン M.K さん
「見た物、聞いた物、体験した事」を ありのままに
一種の日記として書いてみようとご寄稿戴き始め、
視点もワイドになり、

いまや第14巻発刊です

筆者ご紹介
・ 英語とのバイリンガルで広東語や北京語も操る国際ビジネスマン
・ 年間を通して70〜80%はアジア各地を精力的に駆けめぐっておられます
・ 素晴しい感性と抜群の観察力で、ロマン溢れるナイスガイ
・ 私達の世界情勢やパソコン関連のお師匠さんです

<2005年8月3日>「中国/香港/台湾/タイ雑感」シリーズ第14巻に2編掲載しました
<2005/05/15>「中国/香港/台湾/タイ雑感」シリーズ第14巻 発刊
<2005/02/01>「中国/香港/台湾/タイ雑感」シリーズ第13巻 発刊
<2004/08/07>「中国/香港/台湾/タイ雑感」シリーズ第12巻 発刊
<2004/01/21>「中国/香港/台湾/タイ雑感」シリーズ第11巻 発刊
<2003/09/01>「中国/香港/台湾/タイ雑感」シリーズ第10巻 発刊
<2003/04/13>「中国/香港/台湾/タイ雑感」シリーズ第 9巻 発刊
<2002/07/25>「中国/香港/台湾/タイ雑感」シリーズ第 8巻 発刊
<2002/03/05>「中国/香港/台湾/タイ雑感」シリーズ第 7巻 発刊
<2001/11/12>「中国/香港/台湾/タイ雑感」シリーズ第 6巻 発刊・・・タイ雑感登場
<2001/04/22>「中国/香港/台湾雑感」シリーズ第 5巻 発刊
<2000/10/22>「中国/香港/台湾雑感」シリーズ第 4巻 発刊・・・中国語雑感登場
<2000/07/07>「中国/香港/台湾雑感」シリーズ第 3巻 発刊
<2000/03/10>「中国/香港/台湾雑感」シリーズ第 2巻 発刊
<1999/06/27>「中国/香港/台湾雑感」シリーズ第 1巻 発刊
ご意見、ご感想をお待ちしております

【全巻総合メニューを新設しました】

香港上海銀行(HSBC)、道路標識、龍鬚糖
香港雑感2005/8/2
DVD、文錦渡口岸
中国雑感2005/7/31
豚ウィルス、高速道路/渋滞、水質検査、バスルーム
中国雑感2005/7/28
蘇州日帰り観光、蘇州運河、虎丘、
寒山寺、シルク工場、拙政園
中国雑感2005/5/5
タクシー、市内警備、新天地、磁浮列車
外灘(ワイタン)/南京東路、意味不明の日本語
中国雑感2005/5/5
北京駅、高速列車Z13、ホーム上の乗用車
中国雑感2005/5/3
北京北駅、片道2時間の列車の旅、万里の長城
中国雑感2005/5/2
北京の春、柳絮、中国鉄道博物館、鉄道時刻表
中国雑感2005/5/1
【3】鉄ちゃん
中国雑感2005/4/30
【2】京九線車窓、
中国雑感2005/4/30
【1】京九線
中国雑感2005/4/29

< 8月6日>香港雑感2005/8/2

【1】香港上海銀行(HSBC)

香港上海銀行のインターネットバンキングのログインでは7月から、 従来の「User ID」と「Passwaord」の他に、「Security code」の入力が必要になりました。 「Security code」の入力は「保安編碼器(安全数字発生器)」という物を用います。 長さ60mm×幅30mmの大きさで、左側のボタンを押すと6桁の暗号数字が表示されます。 ボタンを押すごとに数字が変わるようになってます。

香港上海銀行では以前に「User ID」と「Passwaord」の情報を盗まれ、 銀行口座からお金を盗み取る事件が発生した事があります。 その時はパスワードの桁数を6桁から8桁に変更し対応しましたが、 今回は安全性を向上する為に「保安編碼器」の使用となったようです。

香港の銀行サービスは常に世界に先駆けて色々な取り組みをしており、 感心する事が多々あります。

 ■24時間ATM
 20年前から町中の至るとこにATMの機械があります。

 ■パスワード打ち間違対策
 ATMでは2回迄の間違入力はOKですが、  3回間違うとATMの機械からカードが出てきません。  その場合にはATMを管轄している支店に翌日行き、  身分証明書を見せればカードを返してくれます。  インターネットバンキングも同様で、3回目の間違い入力で  アクセスが出来なくなります。  この場合も登録した支店に行き再開の手続きをしなければなりません。

 ■インターネットバンキング
 5年前から始まりました。  入出金の他に自分の口座で為替トレードが出来ます。  また、日本の銀行口座へも安い料金で送金可能です。  外貨の定期預金もありますが、ギャンブル性が高いです。

【2】道路標識
香港の道路は至る所に「黄色の1本線」と「黄色の2本線」が引いてあります。 最近では、時間の節約の為にタクシーを利用する事が多くなりましたので タクシーを利用する際には、この標識が重要となります。 香港の警察官は至る所に配備されており、 警察官が違反を発見した場合には「問答無用」で捕まります。 その為、香港のタクシー運転手は100%このルールを守っております。

 ■黄色の1本線
 一般的には、  「午前8時〜午前10時」と「午後5時〜午後8時」の間は駐停車禁止です。  それ以外の時間は停車のみOKですので、タクシーを拾う事が出来ます。

 ■黄色の2本線
 24時間駐停車禁止です。  ここではタクシーを絶対に拾えません。

 ■黄色線なし
 高速道路や一般道路の柵がしてある場所は「黄色線無し」です。  人の立入りが出来ないので、タクシーを拾う事は出来ません。

 ■タクシースタンド
 「午前8時〜午前10時」と「午後5時〜午後8時」の間は  町中にある「タクシースタンド」または「ホテル」しか  タクシーを拾う場所はありません。  その為、日頃から「タクシースタンド」と「ホテル」の場所を  把握しておく必要があります。

【3】龍鬚糖

20年前より香港に通いますと、 お土産として買っていくものがなくなりました。

ここ数年は家族や友人にお土産を買いませんでしたが、 最近になり「竹苑冰脆龍鬚糖」というお菓子のお店が 香港空港内に開店しましたので、早速買いました。

日本語が出来る女性店員が対応してくれました。 色々とお菓子の説明をしてくれます。 このお菓子はピーナッツを潰したものの外側を、 綿飴状の水飴で包んでおります。 口に入れた感じは「ひやっと」した冷たい感じが一瞬します。

お店では「龍鬚糖」を作るデモンストレーションをしており、 私がカメラを向けると担当者はそれとなく「Vサイン」をしてくれました。 こういう香港人のユーモアは大好きです。

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< 8月1日>中国雑感2005/7/31

【1】DVD
最近の中国の税関検査は海賊版DVDの摘発に力を入れているようです。

私も今回初めてX線検査では「お土産用に買ったDVD」が引っかかりました。 係員は「ドーナツ型に写った影」でDVDと判断したようです。

早速、荷物検査が始まり係員はついにDVDを発見しました。
私は「没収されてもしょうがないな」と思いながら眺めていたのですが、 係員はDVDを眺めてから「OK」を出してくれました。

どうしてパスしたのかは判りませんが、 色々と考え当たる事があります。

中国で売られているDVDは99%海賊版ですが、 海賊版の中でもグレードによる違いがあります。

Aランク:パッケージに入っており、ホログラフのシールが付いております。
Bランク:パッケージに入っているのですが、ホログラフのシールが付いておりません。
Cランク:簡易包装でホログラフのシールが付いておりません。

私が買ったのは「Aランク品とBランク品」です。 さらに封を切っておらず、値段シールを貼ったままでしたので、 係員は「正規品」と間違えたようです。

ちなみに「宮崎峻全集17枚組DVD」は 定価170元、購入価格150元(\2,100)です。

【2】文錦渡口岸
香港と中国シンセンの入出国場所は5カ所あります。 年々人の往来が激しくなり、B皇崗とC羅湖はいつも大混雑の状態です。 混雑しているときは1時間を要すこともたびたびあり、 入出国はいつも憂鬱な気分になります。

@福永 :フェリーの入出国で利用します
A蛇口 :フェリーの入出国で利用します
B皇崗 :車での入出国で利用します、ここだけ24時間OPEN
C羅湖 :鉄道での入出国で利用します
D沙頭角:車での入出国で利用します

私がこの地域で仕事をしてから約20年経ちますが、 今まで使っていたバスとは違うバスを使用したところ、 E文錦渡という場所を利用しました。 場所は「羅湖」のすぐそばにあり、利用する人はまばらで ガラガラ状態です。

早速、私の経験を香港人に話したところ、 ほとんどの香港人は場所を知っていても利用した事はないそうです。 文錦渡2003年11月10日から開通したそうですが、 欠点は午後6時に閉鎖される事だそうです。

私は「文錦渡」の存在を約1年半の間、全く知りませんでした。
中国は「口コミ情報の世界」である事をつくづく実感しました。

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< 7月31日>中国雑感2005/7/28

【1】豚ウィルス
中国の四川省では「豚ウィルス」が発生してます。
新聞記事では131人が感染し27人が死亡したそうです。 死亡率は27/131=21%と高いので、 2年前のSARSのようになる事が心配です。

中国の南方地域は種々のウィルスの発祥地で、 「未知の肝炎」、「カゼインフルエンザ」、「紅目病」、「鳥ウィルス」、「SARS」等が、 発生しましたが「豚」にまで拡大したのは意外でした。

【2】高速道路/渋滞
中国の広東省ではマイカーブームが始まり、至る所で交通渋滞が発生してます。 広東省の東莞市(小さな市)では毎日200台の車登録があるそうですので 中国全体では、1日の登録台数は相当な数となる事が予想されます。

一般道路の渋滞は最悪状態で、ひどいときは1Kmを走るのに30分を要します。 その為、高速道路に車が殺到し、「高速道路」でも渋滞が発生します。

中国の高速道路は最高速度は時速120Kmです。
最近になり、高速道路には写真のような速度制限が表示されるようになりましたが、
  追越車線:時速110Km
  中速車線:時速90Km
  低速車線:時速60Km

ちょっとでも車線が空くと、トラックであれ、バスであれ、車線変更をしながら走りますので、 接触事故が続発し、渋滞に拍車をかけます。

昨年までは、1時間で行ける場所が、
今年は1時間30分かかるようになりました。
来年は2時間みなければならないか心配しております。

【3】水質検査

シンセンの新聞に「水質検査結果」がのっておりました。 よくよく見ると「不合格」の判定が載っております。 「細菌の検出」が不合格理由です。

中国の水質は悪化しておりますので、
中国旅行をされる方は、日本のペットボトルを持参される事をお勧めいたします。

【4】バスルーム

あるホテルのバスルームです。
美女のヌード写真をタイルに焼き付けたものですが、 毎日バスタブに浸かっている間、向き合っておりますので なんとなく変な気持ちでお風呂に入っております。

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< 5月5日>中国雑感2005/5/5

【1】蘇州日帰り観光
上海JTBで「蘇州日帰り観光」を申し込みました。 参加者は14名で、料金は550元(7,400)です。 JTBの中国人添乗員の話ですと、 抗日デモの影響で約90%のツアーがキャンセルとなったようです。

上海→蘇州はバスで約2時間かかります。 高速道路をの両側は数多くの工場があり、いまだに開発が進んでます。

途中の休憩所で「ペットボトルお婆さん」がペットボトルを集めています。 ペットボトルを飲んでいる人を見つけ、ボトルを捨てるまで待っております。 新手の商売です。

【2】蘇州運河

遊覧船で蘇州運河を回ります。
蘇州駅の近くから虎丘まで約1時間くらいの行程です。

蘇州運河は東洋のベニスと言われているそうですが、 水の汚さはベニスとどっこいどっこいです。 家並みはお世辞にもベニスとは程遠く、 中国特有のゴミ/汚れがそのまま見えてしまいます。

「蘇州夜曲」のムードを感じたい方は夜の遊覧をお勧めします。

君がみ胸にだかれてきくは
夢の船歌恋の唄
水の蘇州の花散る春を
惜しむか柳がすすり泣く

花を浮かべて流れる水の
明日の行方は知らねども
今宵うつした二人の姿
消えてくれるないつまでも

髪に飾ろか口づけしよか
君が手折りし桃の花
涙ぐむよなおぼろの月に
鐘が鳴ります寒山寺

ちなみに「寒山寺」の鐘は5元で打つ事が出来ます。
「ゴ〜〜〜ン」

【3】虎丘

蘇州は平地ですが、唯一の小山が「虎丘」です。
「虎丘」には雲厳寺塔があり、ピサの斜塔のように傾いております。

山の木々には「白鷺」が巣を作っており 「白鷺」が空を舞っており、とても綺麗でした。

【4】寒山寺

創建は502年の古いお寺ですが、 現在の建物は1860年の再建だそうです。 お寺の周りの塀は黄色の壁で、独特の感じがします。

境内には写真屋さんがお店を開いており、 「フィルム/カメラ」を売っております。 私がデジタルカメラでお寺を撮影していると、 色々と声を掛けて来ます。

 「メモリーカードはいかがですか」
 「SDカード/メモリースティックもありますよ」
 「電池もありますよ」

中国もフィルムカメラからデジカメに移っているのが良くわかりました。

【5】シルク工場
蘇州はシルクの産地です。 市内に観光用のシルク工場があり見学コースしました。

蚕の繭から糸をつぐんでいるのを実演しており、 シルクの布団掛けを作っている場面も実演してくれます。

一通り見学をし休憩後に、工場内を見ると、 作業員のみなさんは電気を消して、寝転がって(中国人特有)休んでおりました。

次の観光客の車が到着すると、 皆さん電気を付けて、私達が来たときと同じように作業を始めました。

中国人の商魂はたくましいです。

【6】拙政園

蘇州には4つの有名な庭園があります。
拙政園はそのうちの一つの庭園で世界遺産に登録されています。

庭園は「新緑とツツジの花」でとても綺麗ですが 「人人人・・・」で、大混雑です。 写真を撮るにも順番待ちのありさまです。

見終わって感じたのは「どうしてここが世界遺産に登録されたか?」です。

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< 5月5日>中国雑感2005/5/5

【1】タクシー
上海のタクシーの運転席はモダンなプラチック製の カバーで覆われておりました。 他の都市のタクシーは「金属製の檻」を使用してますので、 さすが「先進都市の上海」を感じさせます。

この時の運転手さんは日本びいきらしく、 日立/マツダ/トヨタ等の日本製品を褒めてくれました。 上海の「日本製品バッシング」はいったい何だったのかと思いました。

【2】市内警備
タクシーで移動しているときに、 先導車1両+トラック2両の警備車両と出会いました。

5月4日は「抗日記念日」ですので、 上海市内の抗日デモを心配してましたが、何も起きませんでした。

中国政府が本腰を入れて警備をしている事が良く判りました。

【3】新天地
上海の六本木という感じの町です。 上海人の先進的な人達と外国人が多く集まってきます。

食事をしたレストランではアメリカ人が楽器を弾いておりましたが、 それだけで中国人の人達は物珍しがり、 話しかけたり写真を撮っておりました。

【4】磁浮列車
世界初の実用リニアーモーターカーに乗車しました。 中国語では「磁浮列車」と言います。

運行距離:地下鉄2号線の「龍陽路駅」→「浦東飛行場」
所要時間:7分
最高時速:431Km
料金   :片道50元(¥675)

「龍陽路駅」を出発後、速度がどんどん上昇して来ます。 騒音が無くスムースに走行しますが、速度が400Kmを越すと突然揺れと騒音が大きくなります。 最高速度の431Kmは数分間だけですが、 外の景色は物凄い勢いで流れていきます。

帰りは「浦東飛行場」から市内まで19元(¥260)のバスを利用しましたが、 50元(¥675)のリニアーモーターカーで431Kmを経験するのは格安と思います。

【5】外灘(ワイタン)/南京東路
中国人観光客や外国人観光客が必ず来る場所が「外灘」と「南京東路」です。 「南京東路」の突き当りが「外灘」です。 この日は5月の連休の影響で大混雑でした。

【6】意味不明の日本語
ホテルの近くの理容院の看板です。 上海では英語と日本語の表記が「カッコ良さ」を感じさせるのかもしれません。

英語  :Lily Beauty Salon
日本語:?りぱ?びよちし?ん

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< 5月 4日>中国雑感2005/5/3

【1】北京駅
5月3日の夕方に北京→上海へ移動する為に北京駅行きました。 今回購入した切符は「軟臥票(1等寝台)」ですので、 シンセンと同様に「軟座待合室」に行きましたがすでに満席の状態でした。

待合室の奥の方に行くと「VIP待合室」があり、 入口で聞くと「1人10元(¥135)」で利用できるとの事です。 中に入ると「レトロ調の待合室」がありました。

すでに待合室に入っている半数の人達はソファーに寝そべっております。 中国人の人たちは「バス/タクシー/飛行機/全ての椅子」等で、 シートを目いっぱい倒して寝そべっているのを良く見かけます。

日頃よっぽど疲れているのかと思うのですが、どうもそうではなさそうです。 どうやら「寝そべる事は一種の権力の象徴」のような感じがします。

【2】高速列車Z13
列車番号:Z13
走行距離:1,463Km
所要時間:11時間58分(北京発19:07→上海着7:05)
料金   :軟臥座499元(1等寝台、¥6,750)

Z13は北京→上海をノンストップで走る特急列車です。
ディーゼル機関車は中国国鉄の最新型機関車で、 モーターが12個ついており、時速100Km〜152Kmで上海まで突っ走ります。

この路線は主要幹線ですので、ロングレールを装備しており、 標準軌(新幹線と同じ)と相まって、揺れの少ない高速運転が可能です。

北京駅を出発して間もなく「夕食弁当」が無料で配布されました。 味はとても美味しいのですが、パンだけはイマイチです。

Z13はフランスの鉄道技術で作られたそうで、 中国で一番綺麗な最新の列車です。

特にトイレは洋式トイレと中国式トイレの2種類あり、 洋式トイレは安心して利用出来ました。

【3】

朝の7:05に上海駅に着きました。
ホームを歩いていると「乗用車」がホーム上を走っているのを目撃しました。

このような光景は「シンセン駅/北京西駅/北京北駅/北京駅」の 駅でよく見かけましたが、我々日本人から見ると「異様」に感じます。

今回の旅行でご一緒したK氏に理由を聞くと次の答えが返ってきました。 「中国の要人(超VIP)」は乗用車でホーム上の列車の入口まで乗りつけ、 目的地の駅では、ホームに待っている乗用車に乗り そのまま駅から出て行くそうです。

ドアツードアーで「自宅→列車→目的地」に移動する中国人は どのような人達なのかと思いをめぐらせました。

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< 5月4日>中国雑感2005/5/2

【1】北京北駅

北京市内から万里の長城のある「八達嶺」に行くには 自動車か鉄道かの2つのルートがあります。 所要時間は自動車で約1時間、鉄道で約1時間30分〜2時間かかります。 今回は「中国鉄道の旅」ですので往復とも鉄道を利用します。

北京には
「北京駅/北京東駅/北京西駅/北京南駅/北京北駅」の 4つの駅ありますが、「八達嶺」の列車は「北京北駅」から出発します。

いつもは1日1往復の列車しかありません。
列車番号7173 北京北駅発9:10→八達嶺駅着11:32
列車番号7174 八達嶺駅発15:24→北京北駅17:57
走行距離:62Km
料金は片道8元(¥108)、往復12元(¥162)

5月2日は祭日で臨時列車が2本増発してましたので、 それを利用しました。
臨時列車番号L675 北京北駅発8:50→八達嶺駅着10:52
臨時列車番号L674 八達嶺駅発15:03→北京北駅17:16

北京北駅は表から見ても駅舎らしい建物は見当たりません。
なにやら、皆さんが並んでいるところがありましたので、 切符売場はここだと思い、約20分待ち窓口で切符を買おうとしたことろ、 ここは長距離列車の切符売場で、八達嶺行きはもっと中のほうにあるとの事でした。 切符売場の何処にもそのような事は書いておりませんでした。
これは、中国的な典型的な不親切です。

しょうがないので、皆さんの後に付いていくと狭い路地裏のような道があり、 やがて、小さな駅舎が見えてきました。 切符売場を探しましたが、駅舎ではなく、路地の角で売っておりました。 次に乗車口を探したのですが、これも駅舎ではなく切符売場の真横に ある門から入ります。 この先は「皆さんの後を付いていく方式」で行動するしかありません。

【2】片道2時間の列車の旅

列車編成はディーゼル機関車+7両 車両は硬座車(2等座席)で、ローカル線の代表的な車両です。 座席は2列+3列で背もたれは直角に立っておりますので なんとなく、背筋がピンと立ちます。

L675の車内は満席状態です。
「北京北→清花園→清河→沙河→昌平→南口→東園」までは 平地を走るため約60〜80Kmくらいの速度で快走しますが、 駅の停車時間がそれぞれ約5〜10分くらいあり、のんびりしたものです。

「東園→居庸関→三堡→青龍橋→八達嶺」は勾配がきつくなり 約20〜30Kmの速度でノロノロと走ります。

「青龍橋」ではスイッチバックがあり、ディーゼル機関車を 前から後ろへ連結し八達嶺まで上りますが、 この作業が長く約20分くらいかかりました。

「八達嶺」に着くまでの車内は乗務員による 「水/アイスクリーム/カップラーメン/万里の長城の置物/地図/帽子」等の 販売の掛け声と乗客の大きな会話で、車内は騒然としております。

乗務員の売り方も上手で
「長城で売っている水は危ないので、安全な車内販売の水を買ってください」とか 「長城での食堂は混んでいるので、車内のカップラーメンを食べて下さい」とかで とても説得力があります。
私も、水のペットボトルを1本買いました。

【3】万里の長城

八達嶺駅からロープウエイの乗り場まで、約20分くらい歩き ロープウエーで頂上に行きました。

頂上から下を眺めると「人人人・・・」で鮨詰め状態です。
今回は3回目の訪問ですが、こんなに混雑したのは初めてです。

長城の中間点に砦があるのですが、 そこの通路は大人が2人やっと通れる幅ですので、 そこが混雑の原因になっております。

また、万里の長城は下→上へ登る人が圧倒的に多く 上→下へ移動する事は全く出来ませんでしたが、 長城の脇に「下山道」が出来ておりますので それを利用し下山しました。

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< 5月 3日>中国雑感2005/5/ 1

【1】北京の春
5月1日の北京は雲一つ無い晴天で 「新緑/青い空/低湿度」でとても気持ちの良い気分です。

中国は5月1日(メーデー)〜3日は祝日ですので、 天安門は数多くの旅行者で溢れ返っております。 「反日デモ」の警戒と兼ねていると思いますが、 警備員が約20m於きに巡回しておりますので、 デモが起きる事は100%ありません。

【2】柳絮
5月上旬の北京は「柳絮(リュー・シュー)」という 柳の綿毛状の花粉が街中に漂って風に舞っております。

北京人の話を聞いたところ、 子供の遊びで「柳絮」を集めて火を付けると花火のように燃え上がるそうです。 最近では「柳絮」が口の中に入り炎症を起こす事から、 これ以上「柳絮」の木を植えないのが北京市の方針だそうです。

【3】中国鉄道博物館
中国のSLを見たくて中国鉄道博物館を訪問してみました。 場所は北京市朝陽区酒仙橋北路1号院北側ですが、 タクシーの運転手も知らない場所です。 何とかあちらこちらで道を聞きながらたどり着く事が出来ました。

構内には29両のSLが展示しております。 この中で有名なSLが「毛沢東号(写真手前)」と「朱徳号(写真後方)」です。

「毛沢東号」の説明は次の通りです
汽車形式:解放304
全長:23.75m
最高速度:80Km/時
牽引力:24,030Kg
製造年代:1941年
製造国家:日本

「毛沢東号」と「朱徳号」は共に日本製であり、 日本のSL技術の高さを改めて認識しました。 日本製のSLは原型をとどめているのは少なく 9600(キューロク)だけが原型に近い状態です。

この日は私達日本人2人と中国人4人だけでした。 外国人ではイギリス人が一番多く訪れるそうです。 この博物館は交通が不便で、タクシーが通っている道まで、 歩いて20分くらいかかります。 私達はタクシーを1時間待たせ見学をしましたが、 1時間では時間が足りませんので駆け足見学となります。 写真を綺麗に撮るには建物内の展示ですので、 うす暗いので三脚持参をお勧めします。

【4】鉄道時刻表
毎年4月1日にダイヤ改正となりますので、 早速購入しました。
料金は10元(¥135)です。
今年からZ1〜Z86の1等寝台特急列車が増発されたのが特徴です。

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< 5月 2日>中国雑感2005/4/30

【3】鉄ちゃん
シンセンと北京へ移動する交通機関の比較をしました。

鉄道  :所要時間23時30分、1等寝台料金720元
航空機:所要時間4時間、正規料金1,200元/格安料金700元
自動車:走行距離2,250Km、所要時間22時間、高速料金1,200元

閑散期は「シンセン→北京は700元」のようですので
「時間/料金」を考えると航空機利用がベストチョイスです。

今回、一緒に旅行しているK氏は、
香港人や中国人から「どうして鉄道を利用して旅行するのですか????」と 質問されたらしく、どうやら「変人扱い」されているようです。

K氏の旅行ルートは
@シンセン→北京西:鉄道
A北京→上海:鉄道
B上海→シンセン:鉄道
で、全て鉄道利用だからです。

中国では「鉄ちゃん」は理解されていないようです。

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< 5月 2日>中国雑感2005/4/30

【2】京九線車窓
T108の停車駅と運行時間は次の通りです。

シンセン駅:15:52発、Okm
恵州駅   :17:10発、148Km
龍川駅   :18:52発、303Km
章州駅   :21:32発、544Km
吉安駅   :23:29発、730Km
南昌駅   : 1:52発、956Km
九江駅   : 3:15発、1091Km
黄州駅   : 4:34発、1313Km
阜陽駅   : 7:36発、1433Km
渮澤駅   :10:04発、1706Km
聯城駅   :11:28発、1862Km
北京西駅 :15:22着、2288Km

■シンセン駅→恵州駅
列車の乗車口で添乗員に「切符」を見せると 切符と交換に「換票カード」をもらいます。 乗車中はこのカードが「1等寝台の身分証明書」となります。 下車する時には、「換票カード」と交換に「元の切符」に交換してくれます。

後で判った事ですが、このシステムにより 添乗員が下車駅に近づくと、事前に下車を伝えてくれますので 乗り越し防止に役立ちます。

車内は「デジタル時計/草花/新聞/マガジン」が窓際にセットされ、 一般車両とは違うのが判ります。

京九線は全線無電化区間ですので、ディーゼル機関車で走ります。 線路は標準軌とロングレールですので、 揺れはほとんど無く、走行音は静かで快適です。

シンセン駅を出発して間もなく、食堂車に行って見ました。 まだ時間が早いので、食堂車は「ウエートレス/警察官/料理人/添乗員」の 休憩所と化しておりました。 広東人のおばさんウエートレス(食堂車を仕切っている姉御)に 飲み物を飲みたいとお願いし(?)、紅茶を頼みました。 1セット20元(¥270)でしたが、ミルクティーとピーナッツの不思議な 組み合わせでしたが、とても美味しかったです。

このおばさんウエートレスさんは北京西駅に着くまでは 3回食堂車を利用したのですが、私達の顔を覚えてくれたらしく 「親近感と威圧感」でスムースに食事を取ることが出来ました。

恵州駅までは工場地帯が続きますが、 時折田園地帯に入り、緑の美しさに魅了されます。

■同室者
同室車は「私/友人K氏/北京のエリート看護婦さん/母子親子づれ2人」の5名です。

母子親子づれは父親の3人でしたが、 母子はたまたま私達の部屋のベッドが1つ空いていたので、 車内発券でベッドを確保しましたが、父親だけは硬座に居たようです。

北京のエリート看護婦さんは軍隊の病院の看護婦さんで、 家族は、外交官の旦那さんと高校生の娘さんの3人家族だそうです。 今回の旅行は看護婦さんの研修で100名の人達と北京を出発し、 シンセンで研修を行い、その後は海南島でリゾートを楽しんだそうです。 娘さんの将来を聞いたところ「大学を卒業したら警察官になりたい」との事でした。 中国では「警察官/税関職員/軍人/政府役人」が 将来を100%保証された職業ですので中国人の若い人の 職業選択のしたたかさを感じました。

母子づれはお母さんが学校の先生のような感じで、 子供に丁寧にお勉強を教えておりました。 列車が急ブレーキを掛けたときに、 小さな子供が「下一飛(シャーイーティヤオ)」と言いました。 友人のK氏に「何と言う意味ですか?」と聞いたところ 「びっくりした」という意味ですとの答えが返ってきました。 私は「下一飛(シャーイーティヤオ)」の言葉と意味が 一瞬のうちに理解する事が出来ました。

車内ではひっきりなしに車内販売の売り子さんが来ますので、 飲み物や食べ物を買うことが出来ますが、 ビールだけは冷えておらず残念無念です。 どうやら、中国人はビールを冷やす習慣が無いようです。

■恵州駅→龍川駅
龍川駅で鈍行列車を追い抜きました。 鈍行列車は冷房が無く、窓が空いており、ペットボトルが 窓際に多数置かれているのが印象的でした。

夜の9時には就寝時間となりますので、 夜更かしの私は戸惑いました。

■九江駅
この駅を過ぎると「揚子江」の橋を渡ります。 あいにく深夜でしたので、写真を撮る事が出来ませんでしたが、 川幅は約2〜3Kmあり、大型船を見る事が出来ました。

■起床/洗面/トイレ
中国人の皆さんは、朝の6時に起床します。 私も「郷に入れば郷に従え」で一緒に起床します。 1等寝台は36名ですので、ゆったりと歯磨きと洗面を行えます。 問題は水の出がチョロチョロですので、いつ水が止まるか不安です。 トイレは線路に垂れ流し方式ですので、 停車駅の約5分前後は使用禁止となります。

■阜陽駅
この駅から朝を迎え、「麦畑とポプラ並木」の 「緑/緑/緑」の風景が延々と続き、中国大陸の大きさを実感します。 この駅で地ビール(雪地ビール)を売っており3元(¥40)を買いました。 ガラス瓶は傷だらけでラベル印刷もレトロ調です。

■車窓風景
「麦畑/ポプラ並木/桐の花」の景色が北京駅の 直前まで延々と続きます。

■北京西駅
23時間30分の長旅の終着駅の北京西駅に着きました。 北京西駅の外観は中国らしく「真ん中の吹き抜けのある大きい建物」でした。

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< 5月 1日>中国雑感2005/4/29

中国の鉄道を利用した旅を楽しんでます。
今回は中国で知り合った日本人ビジネスマンのK氏と一緒です。 K氏は中国語が堪能で中国の事を熟知しておりますので、 私はとてもとても楽です。

【1】京九線
京九線は広東省のシンセン駅から北京西駅まで直通列車が走っております。

列車番号:T108
走行距離:2,288Km
所要時間:23時間30分(シンセン駅発15:52→北京西駅着15:22)
列車編成:19両=ディーゼル機関車+電源車+食堂車+客車16両
料金   :硬座  257元(2等車、¥3,600)
       硬臥座467元(2等寝台、¥6,540)
       軟臥座720元(1等寝台、¥10,080)

■列車番号
Z13のように「Z]が付くと全車両1等寝台特急列車
T108のように「T]が付くと特急列車
K108のように「K]が付くと急行列車
1505のように「数字」だけの場合は鈍行列車

■待合室
シンセン駅は硬座の乗客でごった返しておりますが、 「軟座待合室/軍人待合室/母嬰待合室」が設置されてます。 私達は「軟臥座」の乗車券を買いましたので「軟座待合室」が利用出来ます。 待合室はプラズマTVが設置された豪華な部屋です。 乗車30分前になると案内があり、硬座の乗客を尻目に 特別通路を使い優先乗車となります。 中国では軍人が常に最優先扱いとなっているのが良くわかりました。

■等級
硬座(2等車):横2列+3列=5人の座席レイアウトで自由席です
         混雑時は「通路/トイレ/出入口付近」が
         寿司詰め状態で人人人人人・・・・・です
         ときたま混雑で圧死者も出るそうです

硬臥座(2等寝台):3段ベッド×2列=6人単位で
         コンパートメントとなっております
         料金は「上/中/下」で異なります
         カーテンは無し

軟臥座(1等寝台):2段ベッド×2列=4人単位のコンパートメントとなっております
         料金は「上/下」で異なります
         清潔なピンク色の「シーツ/枕/上掛け布団」が用意されてます
         220Vの電源コンセントもあり携帯電話やパソコンの充電も出来、

         ベッドの長さも約2mあり、とても快適です
         乗務員が時々ゴミ掃除に来てくれますので車内は常に綺麗です
         軟臥座(1等寝台)は1両しか無く、定員は36名だけです

         問題点は下記です
         @カーテンが無い
         Aトイレが何処と無く汚い(トイレットペーパー有り/便座紙シート有り)
         B洗面所の水の量が少ない

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