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展示住宅で見られる様々な住宅工法に関して,その費用を含めてパフォーマンスの比較を私の独断と偏見を持って行いました。
比較を行う前にそれぞれの住宅工法について簡単に説明を行います。
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木造軸組工法
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日本に従来から有る建築工法です。
コンクリート基礎(石組基礎)の上に木材で骨組みを組み,外壁材,内壁材を組込んで行く工法です。
従来の棟上とは,本工法の事前加工した柱,梁を基礎の上に組立てあげる工程をさしています。
棟上は略1日で行われ,この工程の後,家の外形が見て取れる様になります。こうした意味から棟上を御祭り扱いする様になったのではないかと考えられます。
従来工法は,柱と梁の締結に,それぞれにほぞ溝を加工した部分を釘などの締結材を使用せずに,はめ込みのみで結合する方法を採っていました。しかし最近は耐震性を向上させる為,金属製の補強部材を結合部に併用している場合が多く見られます。
耐震性能に関して,他の工法と比較して遜色は無いと考えます。但しこれは正規の施工がなされているという前提です。大小最も多くの住宅メーカーが採している工法で,信頼できるメーカーを見極める事が特に必要です。これに関してはISO認証を取得している業者を選定しておけば,まず間違いが無いと考えます。この点の事前の確認を実施する事を御薦め致します。
本工法は自然材料の木材を構造体材料としている為,材料の品質管理が難しく,完成時の総合的品質管理が難しい点が有ります。
これを回避する為に柱,梁の材料も従来の天然材から集成材といわれる複合材を使用する住宅メーカーも有ります。
建設工期は3ヶ月〜4ヶ月程です。
坪単価費用は,他工法と比較して1番価格差が大きく,坪単価30万円程から上限に際限がありません。これは天然材を使用している為,材料費の価格範囲が広い事が原因となっています。
展示住宅でよく坪単価24万円とかの低価格住宅の表示かせ有ります。私も実際に見積もりをとってみましたが,坪単価40万円程になりました。これは私が要望した外装材,内装材の仕様が,その住宅メーカーが選定している坪単価24万円の仕様より高級なものであった事がその理由です。(当然の事ながら,安い材料を使えば安くなるという事です。)
特色として間取りが自由に設計できる事が有ります。しかし外壁の出入りが多くなればなる程,坪単価が上がる事となります。
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2×4(ツーバイフォー)工法
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2インチ×4インチの木材を骨組みとして壁を作りり,その壁材を組み合わせて外形を形成する工法です。
基礎の上に構造体を載せるという事は木造軸組工法と同じです。
2インチ×4インチの木材の代わりに軽C型鋼を使用して壁を形成する鉄骨パネル工法も本工法の応用工法ととる事が出来ます。
壁同士の接合部は,住宅メーカーにより接着剤,釘,ボルトナット締結など様々であります。
地震,台風による風などの外力を壁で分散して受ける為,家全体としては強固な構造体となります。
耐震性能に関しては構造的に通常の木作軸組工法と同程度と考えらますが,住宅メーカーによりばらつきが有る様であります。
建設工期は3ヶ月〜4ヶ月程です。
坪単価費用は,坪単価35万円〜60万円程が目安となります。
輸入住宅の大半はこの工法によるものであります。壁を使った構造体である為,二階の音,0振動か壁を伝わって下の階へ伝わり易い特徴が有り,各メーカー独自の対策を実施しています。
間取りに関して,壁の配置の関係で木造軸組工法,鉄骨軸組工法と比較して自由にならない点が有ります。
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鉄筋コンクリート工法
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柱,梁,床の全てを鉄筋コンクリートで構成する工法であります。
耐引張り力に優れた鉄筋と耐圧縮力に優れたコンクリートを組み合わせた複合材を使用する事で,最も頑丈な工法と言えます。
耐震性に関してはこの丈夫さが災いし,柔軟性に乏しい為ヒビ割れが発生し易く,それを起因に破損する事も有ります。(地震の程度によります。)
鉄筋が規定どおり組まれていないと,当然ながら期待する強度は得られません。
建設工期は現場で鉄筋を編む必要が有り,通常4ヶ月〜6ヶ月程必要となります。
坪単価費用は,50万円〜70万円程が目安となります。
特色として間取りを自由に設計できる点が有りますが,表面を塗料等でコーティングしないと酸性雨により侵食され易い欠点が有ります。また材質特色として,外気との気温差が生じやすく,室内側に生じた結露が内部に篭もり,その湿気により内壁材の腐食,劣化が進む事が有ります。本件に対して,各社様々な対策を実施している様です。
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鉄骨ユニット工法
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柱に角パイプ,床,天井に軽量チャンネルを使用し,箱構造のユニット構造体を組み合わせて構成する工法であります。
基礎の上に構造体を載せるという事は木造軸組工法と同じです。
柱と梁の接合は全てボルトナット締結で行われ,家全体として強固な構造体を形成しています。
地震,台風による外力をそれぞれのユニット構造体に分散する事,屋根部の重量が軽量に構成される事により,抜群の耐久性を持っています。
この工法を採用している住宅メーカーは大手メーカーであり,その意味での信頼性は有ると考えます。しかし一般の木造住宅と比べて割高感は感じます。
建設工期は工場でその80%の組立てを行う為,着工から2ヶ月程度と最も短期間での施工が可能であります。
坪単価費用は,45万円〜60万円程が目安となります。
ユニット構造体の組合せの制約により,木造軸組工法,鉄骨軸組工法より間取りが自由にならない点が有ります。また好みにもよりますが,外観が他工法による完成品と比較して地味な印象を受けます。
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鉄骨軸組み工法
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柱,梁などの材料を木材の換わりに軽量リップ鋼,軽軽量チャンネル鋼等を使用した工法であります。
基礎の上に構造体を載せるという事は木造軸組工法と同じです。
柱と梁の接合は全てボルトナット締結で行い,家全体として強固な構造体を形成しています。
家全体が強固な構造体とするなlりしかも柔軟性が有る為,高い耐震性が期待できます。
この工法を採用している住宅メーカーは殆どが大手メーカーであり,その意味での信頼性は有ると考えます。しかし一般の木造住宅と比べて割高感は感じます。
建設工期は木造軸組工法同様通常3ヶ月〜4ヶ月程です。
坪単価費用は,坪単価45万円〜60万円程が目安となります。
特色として木造軸組工法同様,間取りが自由に設計できる事が有ります。また品質が安定している鋼材を構造体に使用する為,完成時の総合的な品質安定性が得られます。
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検討を進めていくと,内装材,耐火外壁材等 目に見える部分の材料は,どの住宅メーカーでも同じ数社の建材メーカーから供給を受けており,同様のものを選定できます。その意味でこの部分に関しては住宅メーカーによる差が有りません。
また費用比較を坪単価で表示しておりますが,現在どのメーカーも例えば窓の数が幾つ,ドアの数が幾つとかいった具合に細かく価格を積算しております。従って間取り等により同じ坪数の家でも価格が大きく異なります。あくまでも目安とする事が重要です。

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