織田鉱泉を9時すぎに発ち、次に向かったのは「山中温泉 菊の湯」です。
昨日寄る予定であった「越前水仙の里温泉」は、10時30分からですので、
仕方ありません。今回もパスです。
山中温泉は、僧行基の発見という開湯1300年の歴史のある温泉です。
また、この地を訪れた芭蕉は、「山中や菊は手折らじ湯の匂い」と詠んでい
ます。「山中の湯に浴せば、中国の菊茲童が集めた不老長寿の菊の露を飲む
までもない」長寿を得るという意。(山中温泉観光協会HPより引用)
私が今回訪れたのは、山中温泉の共同浴場「菊の湯」です。
国道364号線から温泉街方面に入り、しばらく進むと左手に立派な木造の
建物が見えてきます。ここが「菊の湯」です。
とりあえず、手前にある福祉センター地下有料駐車場に車を止めます。
温泉に入る前に、温泉街をぶらぶらする事にします。
まず、今来たメインストリートを戻り、こおろぎ橋を観に行きます。
紅葉の頃は良い景色の様ですが、今の時期はそれ程でもないですね。(^^;
それでも、日本調の音楽が流れ、良い雰囲気です。
ここからは、大聖寺川沿いの遊歩道で戻ります。この辺りの渓谷は鶴仙渓と
呼ばれ、なかなかの景色です。1km程の散策でしたが、川沿いで狸を見か
けたり、突然1m以上する蛇が現れたりと、印象深い散策となりました。
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| こおろぎ橋 | あやとり橋 |
最後に、あやとり橋を渡り温泉街に戻ります。このあやとり橋ところろぎ橋
付近には、10台程の車が止められる観光者用の無料駐車場がありました。
観光もされるのでしたら、こちらに車を止めた方がお金がかからず良いかも
知れません、ちなみに地下有料駐車場は、30分100円でした。
あやとり橋から菊の湯までは、歩いてすぐですが、この辺りはお囃子の音な
ども聞こえ、山中温泉がこの手の温泉である事がうかがえます。
さて、菊の湯ですが、最近建てられたのでしょう、天平風の優雅な建物です。
脱衣場も立派です。木を基調にした造りで、天井から提げられた換気扇や照
明、そして大きな古時計がおしゃれです。また、50程ある脱衣箱の扉には
、地元の子供達が作った九谷焼の作品が貼られていました。
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| 菊の湯の玄関 | 玄関前の飲泉所 |
浴室はと言いますと、中央にでんと大きな湯船が取られています。湯船の中
央にある柱からは四方にお湯が噴出しています。湯船の両脇は洗い場になっ
ており、正面の壁には昔の総湯の絵が書かれています。
平日のお昼前、お客さんは10人程です。
掛かり湯をして、大きな湯船に入ります。段差がありますが、結構深めです。
1mぐらいあるでしょうか。お湯は、無色透明で、少し熱めでした。お湯が
噴出しているのと同じぐらいオーバーフローしています。半循環か掛け流し
かと思いますが、少し塩素臭もありました。
段差の所で半身浴と全身浴を繰り返します。それでも、湯疲れしてきたので、
湯船で壁の絵を見ながら少し休みます。医王寺所蔵の橋本なんとかが書かれ
た昔の総湯ですが、この菊の湯は昔の総湯をイメージして造ったのではと思
えてきました。この菊の湯も20〜30年経てば、結構良い味をだすのでは
ないでしょうか。その頃、もう一度訪れたいものです。
建物の玄関先には飲泉場があります。飲んでみたところ、ほぼ無味無臭(少
し硫化水素臭があります)の飲みやすい温泉でした。
この後、食事を摂りながら今後の計画を練り直します。当初は、小松市の「
今江温泉」に行く予定でしたが、2時間30分の遅れです。諦めて、白山方
面に向かう事にします。
詳細は以下の通りです。
温泉名:山中温泉
施設名:山中温泉 菊の湯
所在地:石川県江沼郡山中町出湯レ11
連絡先:07617−8−1370
交通 :JR加賀温泉駅から山中温泉行きバス「山中温泉バスターミナル」
下車徒歩5分
泉質 :カルシウム・ナトリウム−硫酸塩泉
泉温 :48.3℃
湧出量:773リットル/分
pH :8.20
営業時間:07:00〜22:30 無休
入浴料金:350円