「国のあり方、人の生き方を変える動きが強まるいま、わけへだてなき優しさと勇気 時代に問いかける人間賛歌・水上勉の世界」・・・・・・・・・・・・・。
劇団「希望舞台」が7月1日、熊谷市文化センターで、人間の平等をうたいあげた「釈迦内柩唄」を上演します。 後援は熊谷市・熊谷市教育委員会、朝日新聞さいたま総局、埼玉新聞社、産経新聞さいたま総局、毎日新聞熊谷支局、読売新聞さいたま支局、推薦は全日本仏教会。 そして「『釈迦内柩唄』を観る会」事務局として、全国人権連埼玉県連が主催しています(チラシはこちらをご覧ください)。
作者の故・水上勉氏は、「この世には忘れてはならないことというものがあって、人間である以上は、何度も何度も語りつがねばならないことはあるものだ。 戦争というものを二度と起こしてはならないならば、『花岡事件』は、日本人として忘れてはならないことのひとつだ」と言っています。
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花岡鉱山事件
太平洋戦争中の1942年から1944年、中国の一般民と軍中捕虜を日本に連行して、強制労働をさせた。 秋田県の花岡鉱山へは968人の中国人が連行される。 鉱山での過酷な労働と、餓死か暴行によって殺されるかという状況のなかで、1945年6月30日に集団脱走をはかるが、弾圧によって多数の犠牲者を出した事件。
事件から半世紀以上も経た2000年に、被害者と鹿島建設の間で、保障裁判の和解が成立した。
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舞台は花岡鉱山に近い、秋田県釈迦内。 祖父の代から続いた隠亡(おんぼ=火葬の仕事をする人)として人びとから忌み嫌われ、さげすまれながらも、家族への愛情と、分け隔てのない優しさを持ち、筋を通し、仕事に誇りを持って明るく生きた父。 その父の仕事を引き継ぐことを決意した、若い女性の物語です。
父が死んだ日、主人公の脳裏には、さまざまな思い出がよみがえってきます。 家の職業に対する差別のために結婚できなかった二人の姉のこと、母のこと、花岡鉱山から逃げてきた朝鮮人の催さんのこと、憲兵に殺された催さんを焼かなければならなくなった日のこと・・・・・・・・・・。 人として生きる本当の優しさと勇気、真心を、笑いと涙のなかで問いかけます。
初演は前進座による上演で、水上勉が演出。 劇団「希望舞台」は、すでに300回を超える全国上演を続けています。
7月1日は午後1時20分開場、午後2時開演(終演は午後4時)。 観劇のご希望は、埼玉人権連にご連絡ください(電話048−524−1656)。 また熊谷市文化センター以外での上演日程についてはこちらをご覧ください。