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年末でくそ忙しい中ではあるが、振り返られてしまっては仕方がない。会社を半休して、会場へ向かう。早めに行ってお茶しながら、今日初期化されてしまうであろう私の短期メモリから19日の樹生のライブのMCメモを作成する。友人と携帯で連絡を取り合い、その喫茶店で合流。20分ほど前になってから会場のホテルへ入り、地下の会場へ向かう。エレベーターの係りの人に「上ですか?」と聞かれ「ディナーショウです」と、照れずに言えた自分に驚くが、丁寧に「地下になります」と言われ、なんか安心する。去年と同じように、会場へ入る前にチケットを席札と引き換える。今年は、プレゼントが付いている。1つずつ、チケット番号と照合して渡してくれたのは、試験管に入った金色の大き目のキーだ。二人の名前が入っていて、チケット番号が刻み込まれている。あの事務所にしてはなかなか、こじゃれたプレゼントじゃないかと感心。後でMCで説明してくれたことによると、自分の家のかぎに刻むことができるそうだ。ほんと使えるプレゼント、ありがとう。二人はそれぞれ誕生日を番号にして刻んでいるそうだ。
会場に入ると、おっそろしい席だ。真ん前の花道のすぐ脇。振り返られると席が良くなるとは聞いていたけれど・・・・こんなにすごい席だとは。まあ、会場を縦に横切る花道があって、どこから見ても間近で見られるようになっている会場では歩けれど、ステージがこれだけ近いと、用意したオペラグラスも不要だ。ジントニックをお願いし、早速食事をいただく。しかし、去年もそうだったが、来るべきステージに心を持っていかれているため味わう心の余裕はない。プ○○○ホテルに比べれば、全日空は美味しいという話だけれど、ステーキに興味のない私は、メインはあくまでも魚だ。しかしそれすら、味わえない。おいしいのかおいしいのかは、どうでもいい。時間も早いし、ぜんぜん空腹感もないしね。係の人が、遠くにあったバターをお皿にとってくれたのには、サービスの良さを感じたけれど、これだけの食事を一緒に出すのは大変だろうと思う。それでも酒のお代わりは持って来てくれるし、ほんとありがとう。あ、スープはうまかった。かぼちゃ好きなのよ。味の濃いコンソメなんかに比べたらほんと嬉しい限り。
メニューは以下の通り。
ディナーメニュー
- スモークサーモンと冬野菜の王冠仕立て 香草入りグリーンソース サラダ添え
- 淡雪仕立てのクリーム入りかぼちゃのソース
- 鯛と帆立貝のムースのパイ包み焼き
- 牛フィレ肉のステーキ クルミ入りマスタード風味ソース&サラダ&パン
- オレンジとチョコレートのビュッシュドノエル&コーヒー
食事の途中で、黒のタキシードに身を包んだ淳くんとあっくんが登場。テーブルを回りながら、握手している。ずっと目で追ってしまう我々に、係の人は、しばらくかかるからと、先に食べて欲しそうだけれど、どうしても見てしまう。ステーキは捨てた。高い金払って、元を取るぞという意気込みも食事に向かうわけじゃないのよね。まずかったらそれはそれで、ものすごく文句を言うはずだけれど(苦笑)。私たちのテーブルは、最後の最後ってことで「何言おう」と考えていたけれど、結局「舞台見にいきます」としかいえなかった。こういうとき、困るんだよな。とくに面と向かって言いたいこととか聞きたいことなんかないんだなあ、私にはとつくづく思わされてしまう。終わった後なら「ありがとう」としかいえないしなあ。特にあっくんは「頑張れ」って言われるの嫌いだしなあ。みなさん、どんなことを言っているんでしょうか?受け狙うっていう友達もいるんだけどね(苦笑)。プレゼントとか手紙とを渡しているらしい人もいた。まとめて係の人が持って下がっていたけれど、あっくんの胸ポケットにも一枚封筒が入っているようだった。淳くんとの握手で感極まって泣いちゃったらしく友達の胸に顔を埋めている人に、あっくんが頭をぽんぽんと触っていたのは、なんかよかったです。 握手が終わった二人は、係の人に「まだ握手をしていない人が・・・」と言われ、間に合わなかった人のところへ。そんな配慮までしているなんて偉いよなあ。入ってきた後ろの入り口のところでマイクを持ったあっくんが「今日は、おつく・・おつ・・・」と言いよどんでいると、さすが淳くん(苦笑)「どうぞおくつろぎください・・でしょ?」と翻訳。出たよっ!まあ、この程度ですけどね、大人になったねあっくん。
いよいよ会場が暗くなる。バンドメンバーたちがスタンバイ。コーラスの女性が二人、2階のテラスに立っていて、下の屋根の下にギター、ベース、ピアノ、ドラム、そして反対のテラスにはホーンセクションが3人。豪華だ。
流れてきたのは「愛してもいいですか」のイントロ。着替えて登場する二人。淳くんが赤、あっくんが黒のベロアのスーツ。しかし、あっくんそのスカーフは?薄地のスカーフを首にぐるぐる巻きにしているように見えるんだけど。淳くんは普通のネクタイ姿なのに・・・。一味変えるのがアツヒロ流。しかし、ほんとあっくんはこの曲が好きだよね。私も好きだけど。バラードで始まるのがディナーショウってもんなんでしょうか。
挨拶の後、ステージ正面の階段でスタートしたのが「AMATERASU」
懐かしいねえ、ついこの間友達と「あっくんのソロで始まった曲があったじゃん、あのときの衣装がねえ・・」と話をしたばかり。こういうことって結構あるんですよね。あと、怖れていたジュニアくんたちの群がいつになっても出てこない。出てきたダンサーは大人の4人の男性のみ。
そして感激の「PENTHOUSE WEDDING」光よぉぉ。フルコーラスしっかり歌ってくれる。ファンになったばかりの頃、この曲の英語の部分が私には聞き取れなくてね(苦笑)。あの人たちが英語が下手なだけという話もあるのだが。インザダイモンスカ!
短いトークが始まり、ステージの左右にあるスクリーンに昔の二人の映像が映る。それを見ながら解説する二人。淳くんが足を折って退院した後に出たベストテンとか、とにかく子供の二人。こうしてみると、10年って凄い年月なのねと思わずにはいられない。スクリーンに懐かしい7人のダンスが繰り広げられる。「ガラスの十代」の前奏だ。淳くんが「歌いましょうか」と声をかけ、客席からは歓声が沸き起こる。当時のままの振り付けで、バク転あり、ジャンプあり。花道を使ってのダンスあり。21世紀に伝えたい名曲の一つだし、誰もが一人でも歌うこの曲を、こうしてまた振り付けもそのままに聞けるのは、嬉しい。
そしてあっくんが一人残ってご挨拶。次は淳くんのソロってわけね。と思っていたらステージに4人のダンサーが現れ、ステージ真ん中の奈落から飛び出してきたのが我らが山本淳一だ。いつか聞いた曲。「SPRIT OF LOVE」上手くなってる。そして踊る踊る!こんなに踊るか、このミディアムバラードでってくらいに。黒のスーツで白のタンクトップを中に着ている。缶バッジが山ほど付いている。 入れ替わりに出てきた男は、アツヒロなんだけど派手な縞のニットベスト。右腕に黒のアームウォーマーをしていて、イマドキの流行りをさりげなく取り入れるあっくん。パンツは、後ろにポケットが付いたもの。
どうしたんだろうと思っていると、向かって左手の脇のドアから淳くんがアフロのかつらで、こちらは縦縞のニットセーター。白のシャカパン(赤のサイドライン)というレゲエスタイル。流れる音楽はアース・ウィンド&ファイヤー。淳くんは、歌うアツヒロの後ろから手にしているかつらをかぶせる。アフロツインズの誕生だ。あっくんの頭には、赤い大きなおリボンが付いていて、淳くんの頭には後から聞いた話ではバナナがついていたそうだ。あっくんは、かぶせられたかつらを一旦はずして、自分の手で被り直す。こういうところもあっくんらしい。自分でやらないと気が済まないのね、特に髪の毛だけは、こだわりがあるから(苦笑)そして二人、おそろいでド派手な赤ラメのついた2000メガネ。しかも左側に羽根が付いている。R&Bメドレーだ。曲名は知らなくても、昔聞いたような曲が続く。そして正面ステージで二人が踊るのだけれど、微妙にテイストが違っている。あっくんは、ジャニーズ風だし、淳くんはストリート風とでも言えばいいのだろうか。ダンサーたちといっしょに、ワンフレーズずつダンスバトル。そして「パーリラパーリラ」という音楽に乗りながら、花道を走り踊る。バンドメンバーたちとコーラスのお姉さんたちが後ろを付いて歩き、踊りながら。ちょっと恥ずかしそうなバンドメンバーたちについつい目を奪われてしまった。そしてメドレーが終わると、「撤収!」と淳くんが声をかけ、バンドメンバーたちを追い返す。
そしてMCコーナー突入。晃がいなくて残念だ(オイオイ)。
最近、何をしていたかっていう話で、淳くんがあっくんに「クラブ行ってる?カッコつけたりしてるの?」といいながらスピーカーに座って足を組んで、気障っぽいポーズで笑いを誘う。
あっくんは、最近森さんの舞台の記念日にみんなが揃ったときのことを話して、「内海くんとけっこうぶりで会った」とアツヒロらしい表現。もっと詳しい話をしてほしかったのことよ。
二人とも、舞台をやるというお知らせがトークのメインだったのだが、あっくんは「いろんな人に聞いたのよ。岡本くんに聞いたら『初舞台だと思うとなめられるから、初舞台だと思わないようにして』と言われた。植草くんには『なんとかなると』」好対照なアドバイス。前者を参考にするように。ジャニーズってことで、見くびられるなよ、アツヒロ。怖いのは、演出家とかスタッフだけじゃないんだぞ、一番怖いのはファンじゃない観客なんだっ!。どれほど頑張ったってそうそうは評価してくれないものだからね、演劇界は。逆に元・アイドルってだけでどれほどよくったって誉めてくれない、意地でも誉めないって輩がたくさんいるんだから、そういう評価は気にしないで、我が道を貫いてくれればそれでいいんだけどね。
そして、最高だったのは淳くんの舞台の話のあれこれだ。
山本「今度ミュージカルやるんだ。踊れて、歌えて。いいよね。」
敦啓「そんなどっちもできるからって。・・・」あっくんは、淳くんが凄い自信だと思ったらしいけど、そういう意味じゃなくてステージでどっちもやることができるのが嬉しいっていうことだったと思うよ。
山本「ピノっていうの。ピノキオの話なんだけど、ロボットなんだよ。」
アツヒロは「未来系」といっておおはしゃぎ。つぼだったらしい。大受けだ。 山本「人間は戦争してて、ピノはそれに心を痛めてるんだ」
敦啓「ロボットの方が人間より、人間らしいのね」
山本「そう」
山本「ファミリーミュージカルなんだけど、見ている子供たちに、勇気と優しさを教えたい」
この決意に、あっくんは苦笑しながら「またまたぁ、淳くん。勇気と優しさをね。」と、マジな発言に照れくさいのか茶化そうとする。この一連の会話を私は後ろ姿で見たのだけれど、真正面から見た友達に後から聞くと、もう一生もののビデオテープに録画したからいつでも再生できるそうだ。うらやましい。私の頭にもダビングしてもらえないだろうか、頼むよドラエもん!。
そうこうしていると、ステージから赤い布を持ったダンサーが登場し、センターで話しをしている二人の後ろにその布を広げる。テーブルとクリスマスツリー、ワインセットも用意される。布は、淳くんがアウトドアで使う私物でクリスマス用のものだと説明される。あっくんは「ああ、通信販売とかで買うのね」と私物だということに驚いた様子。そして淳くんは更に「このクリスマスツリーは、昨日はもっと小さかったんだけど、ファンの方にいただいた方が大きかったから今日はこれ。」ツリーには、魚の風船が付いている。「これは、僕の好きなブラックバス」どうしてクリスマスツリーに魚?まあ、好きだからいいのか、そうか。あっくんは、ワインをグラスに注ぎ「これ、ほんものだよ」「ぶどうジュースだったらどうするのよ(苦笑)」
「皆さんも、グラスを持っていただいて」赤ワインが残ってて良かったと思っていたら、あちらこちらから「もうないよ、ちょうだい」の声がかかる。「係の人に言っていただいて」といっても、もうそういう用意はないようで、あれこれいうファンを尻目に「メリークリスマス」という乾杯が終わる。
そして歌われる「Day OF CHISTMAS」
いつの間にかステージには、ホテルのボーイさんたちが手に長いキャンドルを点し、Vの字に並んでいる。この隙に、二人はステージ脇へと下がっていく。我々のテーブルのキャンドルにも明かりが点され、一瞬厳かな雰囲気に包まれ、私はこの一瞬なんでそう思ったのか不思議なのだが「(ディナーショウは)高くない」と感じた。しかし、値段じゃないことがおきたのは、この後だった。
それは、長い長い光GENJIシングルメドレー。ローラースケートを2回履き替え、当時のようなトチ狂った(失礼)羽根付きの衣装。オレンジ系のアツヒロに赤の山本。前ボタンの立襟のジャケットにラメラメ。袖口とパンツのラインにファーが付いている。昔のままのダンス。イントロも含めるといったい何曲があったんだろう。サイドに下がってからではあるけれど、早替えもあったし。茶色のゼブラ柄のシャツに黒のパンツ姿。
まるでアリーナにいるかのような気分になって、どうして私の手にはサイリウムがないんだ、どうして座ってるんだ私は・・・という気分でいっぱいだった。泣かなかった自分にもまた驚いた。去年はあんなに泣いたのに。
- Little Birthday(イントロのみ)
- STAR LIGHT(イントロのみ)
- 風の中の少年
- GROWING UP
- Winning Run(イントロのみ)
- 君とすばやくSLOWLY
- MEET ME
- 笑ってよ
- 剣の舞
- リラの咲く頃バルセロナへ(イントロ?)
- 太陽がいっぱい
- PLEASE(イントロ)
曲順はぐちゃぐちゃだし、覚えている限りではあるけれどこんなにもたくさん歌いそしてローラーですべり踊ってくれたわけだ。しかもフルコーラスで歌った曲もあった。生演奏で歌う光GENJIメドレーというのもいいものだ。こういうのを普通に見ることができた時代が私にとっての1900年代ってことになるのだろうか。
ついこの間聞いたばかりの「風の中の少年」をこの二人も歌うのか・・・とか、剣を振るってドンパチありの「剣の舞」をこの目で見る日が来たのか・・・とか、一曲ごと、ワンフレーズごとにいろんな思いが頭を駆け巡っていたような気がするけれど、細かいことは忘れてしまった。ただ、光GENJIの歌が私は好きだったなあということを強く強く感じた時間だった。今でも私の中では過去になってないようにも思うし、でも「あの頃」の歌なんだという認識もあるような気がする。こんなに間近でこのステージを見ることができたことに感謝したい。
そして続いて、淳くんが着替えて脇の階段から降りてくる。「B.C物語」だ。続いてあっくんが登場し、スタンドマイクで二人の歌が始まる。この歌には、個人的な思い入れが強いせいか、驚きつつも嬉しかった。7人のそれぞれのソロを二人が分け合いながら歌う。それも二人のパートをそれぞれ取り替えて。頭の中でここにいない5人の歌声が聞こえて来て仕方がない。さっきの光GENJIメドレーもそうだったのだけれど。さすがにここは、胸が詰まってしまった。畳み込まれるように光GENJIのステージを見せられるとは。 衣装は、紫のバラの柄のベスト。
そして、「この歌を歌うのか」と思ったのが「2000年の翼たちへ」 あの名作「Welcome」に収録されながら、一度もステージで歌われることのなかったこの曲。1999と歌う「天使が天へ帰る日」と合わせて1999〜2000という受け渡しをしたらいいのにと、タイトルだけ見るとだれしも考えると思うが、いまいち「歌って欲しい!」とは思えなかったのだが、こうしてステージで見ると印象が一変してしまうのだな、これが(笑)。
そしてアンコール。え?あっくんのソロは?
「コンサートで会おう」の樹生のように、アンコールはあっくんのソロで幕を開ける。黒のコートを羽織ってアツヒロが、後ろの扉から登場。白のロングスーツ。懐かしいバラードのイントロが流れる。しかし、歌い出せない。おいおい、ここで歌詞を忘れたのか、アツヒロよ。しかし、やり直すこともできないのがジャニーズなのよね。せっかくの見せ場なのに・・・・。「Wish」確か、Kinkiの剛くんも歌ったんじゃなかったっけ、この曲。いい曲なんだよなあ。 いつの間にか、淳くんがピアノでサポート。こういう演出は、まさにジョイントならでは。
そして続いて淳くんが一人で歌い出したのが「一度だけ言うけど」 歌詞を一部変えて「みんなに」と歌う淳くん。花道のセリに上がる。途中からは、上着を脱いでベスト姿になってきて黒のテンガロンハットをかぶってきたアツヒロと一緒に歌う。感極まって涙声の淳くん。セリで泣き出されると、あのときを思い出しちゃうじゃないのぉ。 何度も繰り返される最後の演奏。そして二人は大きな金の鍵を持ってステージの階段を上がっていく、その向こうにある扉は2000年の扉。その扉の鍵を二人で開けるという演出だ。嬉しそうなあっくんの最高の笑顔とそれを見守るかのような淳くんの笑顔だ。
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