REPORT

諸星和己バースデーライブ「LOVE AGAIN」

1998.8.12 レインボーステージ(有明)

この夏、唯一のライブ、諸ちゃんのライブは楽しかった。
席も中央9列目という絶好のポイント。表情も良く見えたし、大満足。

●諸ちゃんは、これぞ彼の趣味というべきか、黒のカーボーイハット、黒のシルク風のパンツ(Gパンか?)に紫のゴージャスベスト(形容の仕様のない柄だった。ワイドショウの映像を思い浮かべて欲しい)に揃いのロングスカーフ(というのだろうか)黒のサングラス。靴は不明。このいでたちで仮設ステージには、普通あろうはずがないセリでステージセンターから登場。
いきなり1曲目は、とてつもない編曲(原曲と大幅に違う)で、何の曲か分からないまま始まり、歌詞をよく聞いたら「STAR LIGHT」だった。
バンドは今までとは一新し、若返っていた。ドラムの人が好きだったんだけど・・・残念。ちょっとハスキーな女声コーラス付き。ダンスはなかったけど、お約束のコントはあった。

●お母さんが初めてステージにあがり(一瞬、つ○こさんかと思ったぜ)、花束を渡しながら「お誕生日だっちゅうの(ちょっとねじれながら、ポーズつき)」。思わず照れながら蹴りを入れる諸ちゃんの笑顔がかわいらしいです。

●懐かしい「ジャガイモロックンロール」の途中、バンドメンバーを紹介しながらドラムを紹介したところで、退場。着替えかと思ったら、「ドラムスコ」で登場。お母さんからのいつかの誕生日プレゼントだ(飛天で展示されてましたね)。ジャパニーズおやじスタイル(ステテコ、陽柳シャツ、腹巻き、はげかつら)のスタッフ(注:某内海光司ではない)がドラムセットごと、歌い演奏する諸ちゃんをステージ中引き回していく。諸ちゃんは(マイクの)音声を変えて(帰ってきたヨッパライ風)プレスリー(?)の歌を歌う。幼稚園の黄色い帽子をかぶっている。気が付けば、いつのまにかバンドメンバーも同じ帽子をかぶって回りに集まっている。まるで、「夜もヒッパレ」のライブコーナーの演出のようだ。

●ステージ左側のスピーカーのさらに左側に、スモークが激しく焚かれたかと思うと、なぜかグリーンのクレーンがゆっくりとその首を持ち上げ始める。実にゆっくりとその首を客席側へと向けて開店してくる。クレーンの高い首の先は小さい四角いステージになっていて、短パンにTシャツの諸ちゃんが満面の笑みを浮かべて立っている。サンバホイッスル鳴りまくりの編曲で「太陽がいっぱい」。
<きゃーーー!うれしいわあ。だって、この間、私カラオケでこの歌、歌ったんだもん。そのとき、「なつかしい」って喜んでくれた友達に感謝。いい曲でしょ、夏にぴったりで。って自慢しちゃいました。>
クレーンで客席の上をゆっくりと泳ぐように移動しながら歌う諸ちゃんを下から見上げているとまるで横浜アリーナでコンサートをやっているかのような気分になってくる。なんか今思い出してもしみじみと嬉しくなってくる。
そうそう、クレーン上のステージの下には銀色に光る薬玉(最初、ミラーボールかと思ったよ)が付いていた。歌が佳境になってくるとステージから諸ちゃんが薬玉のひもを落とす。すかさず下にいるファンが紐を引くと、垂れ幕が。これがいかすんだけど「流れ流れて28年」の文字。ここまでこのギャグを引っ張る諸ちゃんのしつこいほどのセンスには脱帽。うれしいなあ。私が思うところの諸ちゃんらしさを見たときに、私はほんと心の底から喜びが込み上げてくる。「ら〜らら」というところを一緒に歌えてうれしかったです。

●MCで飛び出た嬉しい名前
「(名前を呼ぶ時に)呼び捨てはやめてください。かずみ〜とか、かーとか、諸星とか。この間、globeのコンサートに行ったんですけど、マーク・パンサーに「マーク」って呼ぶのはいいけど、「パンサー」って呼んでる人がいて、あれはおかしいよ。昔、マイケル・ジャクソンのコンサートで内海が「ジャクソォン」と呼んでたようなものです。」メンバーのコンサートで、この人ほど名前の登場する回数の多い人もいない・・ような気がする。あとは淳くんがいい勝負。

●覚えている限りの曲名(順不同)

STAR LIGHT(オープニング)
カウントダウン(エンディング)
TRY AGAIN(アンコール1曲目)
LOVE AGAIN(アンコール2曲目。今日のために昨日作りました。といっていたけどパンフレットに歌詞が載ってたねえ、諸ちゃん。ありがとう、いつもの優しいその場限りのちょっとした嘘というか、ねえ)
PHOTOGRAFH
I’LL BE THERE FOR YOU
LET IT BE
SUMMER DAYS
終わりのない夢
エクスタシー(バラードバージョン)
太陽がいっぱい
(君は一人じゃない?)
ETERNAL OCEAN
ジャガイモロックンロール
    ※全16曲だと聞いたが、あと2曲はなんだったんだろう。

●その他もろもろ
・左右それぞれの客席をバックに会報用の写真を撮りました。
・銀テープが「太陽がいっぱい」で飛んだ。
・短パン・Tシャツを脱いでエアロビ披露。(だいぶ振りは忘れていたようだが)客席からもっと「はいポーズ!」と掛け声がかかるかと思っていたが、さすがに日が経って台詞を忘れたか?>ファン。それでも「ボーンバーー」は一斉に言えましたね。
・ウォッシュタイプのGパンに目も覚めるような黄色いジャケットでくわえたばこの諸ちゃんが登場した時には、「あ、敦啓カラーじゃん」と思ったのは私だけではないと思うが、そのまま渋く決めながらモニターに片足を乗せて客席に見えを切ってみせた諸ちゃんに隣の女の子達がいっせいに「かっこい〜いぃ!!」とため息交じりでつぶやいたのは、うれしいできごとだった。私はステージ上のタレントももちろん愛しているが、実は、それを見て喜んでいるファンを見るのも愛している。
・「明日は二人のバースデイ」と不思議な歌詞で歌っていた新曲を、諸ちゃんは「もうひとつのあの夏の日」と紹介していたが、うろ覚えでよくわからないけどパンフレットの最初に載っていた「エターナルオーシャン」のことなんだろうか。それともこの2曲は別の曲?

●アンコールで炎がステージ前から高く吹き上げ、更にステージ後ろからは滝のように花火が落ちてきて最後を盛り上げる。諸ちゃんは東京でのティーパーティでファンから「花火大会には行かないんですか?」と質問されて「行かない」と答えたが「コンサートで花火やってください」と頼まれ、いったんは「花火をやるには半径60メートル離さないといけないから」となんでそんなこと知っているの?というぐらい細かい説明をしながら答えを渋っていて「考えときましょう」と言っていたけど、結局はステージ上の花火を実現してくれた。小さなことなのかもしれないけどこういう心遣いがうれしいなあ。それにステージの後ろを一面覆いながら数分に渡って落ちてくる無数の花火は、なんかアリーナのステージ後方を飾る7色の電飾カーテン(あれを私は晃の「クリスタルユニバース」と共に思い出す)のように私の目には見えた。なんか夏のコンサートとして私の心のつぼを押しまくってくれた諸ちゃんに感謝したい。ほんとにありがとう。もし諸ちゃんがこの夏コンサートをやってくれなかったら、ほんとさびしい夏だっただろう。半年に1度なんてさびしすぎます。もっともっとライブをやろうよ>みんなたち。お金と休みのやりくりに苦労する夏よ、カンバーーック。

●最後に
MCで「50曲いっぺんにシングルを出してチャートを独占したい。」なんて冗談も飛び出していたが、最後には「歌手冥利に尽きます」と汗びっしょりになりながらすがすがしい表情で笑っていた。コンサート最後にこの笑顔を見ることが、私にとってコンサートそのものと同じくらいうれしい、満足できる瞬間だ。職業として考えたら100%満足できるコンサートを毎回できるほど、アーティストは甘い職業じゃないと思うし、そんなに目標が低すぎたり、自己評価が甘すぎるなんて、冷静に考えたらろくなもんじゃないと思うけど、でもやっぱりあの瞬間だけは、満足した表情をしてもらいたい。反省は後に回して、ファンの喜びと感謝の気持ちを受け取って欲しい。

1998.8.29

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