発泡スチロールの
完全リサ イクルシステム
Complete Recycle System of
EPS(Expanded PolyStyrene)
ス チロール スモール(減容装置)
収縮物成
型用加圧器,型セット
特許 第3484532号
2008-9-21
2008 New 環境展 (9/18〜20
@インテックス大阪) に出展しました.
2005-9-16
「よ くある質問」および
「最近 の情報」コーナーを更新しました.
「展 示会出展実績」 および 「マ ス コミ報道関連記録」
を追加しました.
2004-5-26
「発
泡スチロール リサイクルビジネスモデルの提案 」を 追加しました.
価格を消費税込に変更しました.
2003-11-10
出 願中であった特許が正式に登録されました.
発泡スチロールは、梱包材料や緩衝材料として、発泡した状態で使用するので、省資源という面では最優秀資材といえる。必要な場所で、自由な形状に安価に加 工できる利点がある。しかし使い捨ての消耗品として利用されているので、不要となった時点では、毎日、極端に密度の低い逆に最悪の廃棄物として排出されて
いる。
この長所のみを生かすには、不要となった時点で簡単に脱泡できることが最も重要である。これが克服できない 為に、廃棄物として環境に及ぼす影響は比類ない結果となってしまうのである。そのために世界レベルで、方針として製造及び使用しない方向に進んでいるので
す。
ここで実際の使用状態について大きく分類すると下記のようになる。
●容器として使用する場合
魚のトロ箱やトレーとしては、耐水性と保冷性があり、軽くて必要な強度がある資材 として優れものである。これにかわるものは今のところ見当たらない。そして使用後のものは、汚れがひどいので製品リサイクルとして利用は不可能といえる。
●緩衝材として使用する場合
一流メーカから完成製品と共に出荷されるものは、企業イメージアップの為にダン ボールに変わりつつはあるが、実際はコスト面で苦慮している。しかしその部品の緩衝材として使用されているものについては、廃棄物として計算される場所は 工場内から外というように変わって(持ち込んだ業者が持ち出すので工場内には存在しない)いるが総量としては従来と変わらない。
目先、集計の方法を変えて部分的(工場内)に計算すると、あたかも減少しているようにみえるが、結局のとこ ろ、輸入品と共に入ってくるものも含め、国内に存在する総量は増加している。廃棄物としての問題を根本的に解決するには、不要となった時点で運搬を必要と
せず、その場で簡単に脱泡でき、比重が1で、灯油と同等のカロリーのポリスチレンに戻せるかどうかである。サーマルリサイクルとして再利用する限り、発泡 スチロールの品質(汚れ)を問う必要はないのである。つまり選別を必要としないのですべての廃棄物が対象とできるのである。
現在は建前として、選別をして、汚れていないものだけはリサイクルするということになっている。しか し全てのこの再生ポリスチレンをRDF燃料 (Refuse Derived Fuel) として使用すれば、発泡スチロールは本来の最高の省資源材料であり、使用後は生ごみからのRDFとは比較にならない品質の高い燃料となるのである。
ダンボールとの比較において
緩衝材として使用した場合、使用済み状態では、ダンボールは折りたためるが密度に おいて発泡スチロールからポリスチレンへ程の減容(比重1)はできないし、圧縮しても体積ベースにおいてカロリーもポリスチレンの1/20以下である。
効果について
発泡スチロールがポリスチレン(比重1)に変化するということは、体積ベースで平
均的に約1/100になるということで、現在の廃棄物としての運送総量が1/100になり、逆にエネルギー密度が100倍となり、廃棄物から燃料に変化す
るということなのです。
もっと具体的に説明すると、経済面では空気を運んでいると表現される廃棄物運搬にかかる車両と人件費と 使用されるガソリンが全く不要になるということなのです。環境面では、この運搬時に発生する有毒ガスやCO2が完全に削減できるのである。さらに廃棄物と
して焼却されている際に発生している有毒ガスやCO2も完全に削減できるのである。
脱泡の方法
この脱泡に、大きなエネルギーを使用したのでは、実質的な効果は無くなってしまい
ます。できる限り小さなエネルギーでこれを実現する必要があります。大局的にみて、回収できるポリスチレン製燃料としてのエネルギー量を越えるエネルギー を使って燃料化しても価値は見出せない。
幸いなことに、発泡スチロール樹脂は150度Cの熱をかければ簡単に軟化できるのです。この特徴を生か し、いかにうまく熱を効率良く伝えるかが課題なのです。その解決手段に、熱媒として油を利用すれば、確実に熱を伝えることができるのです。加熱油と接触さ
せると発泡スチロール材からブクブクと気泡が油中から大気中に出ていき、油の中に原料のポリスチレンとなって残ります。それを取り出して冷やせば固体の再 生ポリスチレンとして回収できるのです。
この原理を利用し、省エネルギー設計で実用化したのが、当社の「スチロールスモール」なのです。
リサイクルビジネスモデル
廃棄物処理をスローガンとしてリサイクルと叫ぶのはもうこれくらいにして、実質的 にシステムの構造改革にかかろうではありませんか。日本は元来資源のない小さな島国なのですから。世界の難題である発泡スチロール問題が簡単に解決できる ことが実証済みなのです。廃棄物が発生場所(運搬を経ず)で、原料に戻せる物質は逆にこの「スチロールスモール」を利用した発泡スチロール以外ないので す。
方法は、この減容装置である「スチロールスモール」を発泡スチロールの排出量に応じて配置すれ
ば、従来の保管場所も必要なく、その場で、再生ポリスチレンとして変換され、運搬が必要なのは燃料としての再生ポリスチレンなのです。
石油の価格は、約40 円/kg であるから、再生ポリスチレンから燃料に加工する費用が半分かかっても燃料用として20 円/kg 位の価値が見出せるのです。
もちろん現在生じている莫大な廃棄物処理費用(大半は運搬費)のすべては皆無となり、もしも今の
廃棄物処理費用がそのまま還元されるならば、そのすべてが利益となりうるのです。さらに、地球温暖化問題になっている二酸化炭素問題までも解決できるので す。
結局、無駄なエネルギーを使わないシステムが経済的にも環境問題解決にも効果があるということなので す。
廃棄物である廃食油を熱媒として、少ない電力(エネルギー)を使用して、空気のようなと表現され ている体積のみを究極のサイズ(比重1)に縮小させる単純なシステムであるから、小さなエリアで完結でき、どこから(小さな孤島)でも始められる画期的な リサイクルビジネスモデルなのです。
装置概要
この 『発泡スチロール 完全リサイクルシステム』 は,自然環境保護の視点より開発された,究極の省エネ型のシステムです.
発泡スチロールは省資源という観点では社会に大きく貢献しているのは事実です.しかし不要
になった時点では,他の廃棄物と比べて最も厄介な物質と なっています.発泡スチロールの排出量は,国内生産量として年間約40万トン,また海外からの流入量は統計がないので
0トン?として発表されています.
廃棄物としての運搬に関しては,4トン車で40kgしか積載できず,また大半は山中まで運搬さ れ,焼却処分されているのが現状です.運搬,焼却の過程で発 生する,CO2やNOx等の排気ガスも環境問題として見逃せません.
業界発表のこの40万トンという数値は廃プラスチック全体の約3%(重量ベース)と言う事です が,廃棄物は体積として存在するので実質的には大部分と言う 事になります.
こういう背景から,排出場所で 『使い捨て消耗品の発泡スチロール』 を,直接
『耐久品のポリスチレン製リサイクル品』 にできる事が理想です.
これを実現したのが
スチロールスモール及び収縮物成型セット
です.


実用例として,収縮物を造園用資材(れんが状ブロック,飛石状ブロック,くい、プランター等)と
して加工を行っています.
このリサイクリング作業は廃棄物の発生場所で行えます.


廃棄物処理展やテレビ(日本テレビ系),新聞(毎日,日刊工業他)等を通じて既にご存じの 方もおられると思いますが,以下に本システムの紹介をさせ て頂きます.

特徴
減容して回収,運送効率Up!
小型の為設置場所の確保が容易!
消耗品は廃油(天ぷら油)を利用して低コスト!
操作と原理
作業内容は,基本的にはてんぷらを油で揚げる要領と全く同じです.
廃油(てんぷら油)を加温し温度が上昇したら,前面上部の開口部より発泡スチロールを投入 します.
加温する事により発泡スチロールがやわらかくなって,中に含まれている泡(ガス)が大気中 に拡散し,発泡前の原料に近い形となります.
この加熱減容物をスチロ―ル スモールから加圧成型セットに取り出して,直接成型品とできます.
粉砕機等の回転部分は全くありません.従って発泡スチロール中に針金等の異物が混入してい ても,動作には何等影響を及ぼしません.
仕様
処理能力: 40 - 100 [kg] (約
8 時間)
人手による作業の為,作業要領や油の温度,油の量を調節する事によって変わりま
す.
使用温度: 90 - 200 [℃]の間で温度設定できます.
標準的な使い方の場合,油の温度は 140 - 180 [℃]の間に設定して下さい.
消費電力:最大 3 [kW] 電源:単相 200[V] 50/60[Hz]
基準寸法: 900W×450D×1500H 高さは取付方法により若干変わります.
重量 :約 100 [kg] (基準油量を含む)
設置条件:屋根のある屋外で使用して下さい.
価格
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スチロール スモール |
1,000,000円(税込) |
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収縮物成型用加圧器,型セット |
320,000円(税込) |
運送費:別途
標準納期:約1ヶ月
ランニングコストの試算
本システム1セットでの可能処理量は,一日約10[m3] です.この量を処理すると仮定した場合の ランニンブコストの試算を以下に示します.
年間のランニングコストは人件費,電気代,熱媒の廃油代,設備/建物の償却費等の合計とな ります.
本設備は小型の為新たな建物は不要であり,また廃油(てんぷら油)はほとんど無償で入手可能と考
えられる為,人件費以外の要因は無視できる程小さくなりま す.
人件費(時給 1000 円 として)
1000 [円/H]
* 8 [H/日] * 300[日] = 240万円
電気代(20 円/kWH として)
1.5 [kW] * 20 [円/kWH] * 8 [H/日] * 300[日] ≒ 7万円
上記以外の要因分を加えても¥300万円/年以下と試算されます.
さらに,収縮物成型品が有償で販売できれば年間経費はもっと安くなります.
質問 1 : どうして発泡スチロールの処理にかかわる様になったのですか?
質問 2 : どうして廃食油で発泡スチロールが処理できると思ったのですか?
質問 3 : この様な装置やシステムを開発し,また展示会にも出展するのは,相当な資金がかか
ると思うのですが,会社の規模は?
質問 4 : 溶剤による減容との違いは?
質問 5 : 世界の難題がこんな簡単に解決できるはずはない!
質問 6 : リサイクル品の強度はどれ位ありますか?
質問 7 : 減容物で作った成型品は廃棄物法の何に当たるのですか?
質問 8 : 油の処理はどうするのですか?
質問 9 : リサイクル品はどうするのですか?
質問 10 : 自動フライヤーのように,コンベアーを使って自動化した方が良いのでは?
質問 11 : リサイクル製品はどうしてガーデニング用品なのですか?
質問 12 : 現在,環境先進国ドイツにおいてでも,ラップして地下埋設処理をしているそうで
す.
質問 13 : 紙や魚のウロコ等の不純物が混入した場合や,色の付いた物の処理はできますか?
質問 14 : なぜ大理石調の模様となるのですか?
質問 15 : 成型品の大きさと形についてどこまで可能ですか?
質問 16 : 発泡スチロール以外は処理できないか?
質問 17 : 再生品中の残留油量はどれぐらいですか?
質問 18 : 以前,他社の装置を使ってリサイクル成型品を作ったことがあるのですが,劣化が
著しくて使用に耐えません.
質問 19 : 廃発泡スチロールを引き取って貰えますか?
質問 20 : 東京での環境展(5月27日〜30日)に出展しないのですか?
質問 21 : 現業を廃業して,リサイクル業に転業しようと考えています.具体的な方法
は?
質問 22 : 成型品表面の油の除去がうまくいかないのですが?
質問 23 : 廃棄物収集運搬業者から,受取拒否をされそうで困っています.
質問 24 : 夏場のトロ箱は悪臭で大変です.これもリサイクル可能ですか?
質問 25 : もっと大きな装置が作れますか?
質問 26 : 再生ポリスチレンはプランタ−にするより燃料化すべきでは?
質問 1 : どうして発泡スチロールの処理にかかわる様になったのですか?
お答え :
子供の頃より,アウトドア生 活が好きで楽しんできましたが,ずっと自然 水の汚れが気がかりでした.そしてこれを回復する手段を模 索してきて,「水中の酸素濃度を下げないことである」という結論に達し,水上に浮かべて酸素濃度を上げる曝気装置を開発していました.
その浮きになる発泡スチロールを中央市場に探しに行った時に,そこ
で見た光景にガク然としま した,それは,十数台のダンプカーが並んでいて,その先頭に 真っ黒な煙を吐きながら,ブルドーザーが発泡スチロールをダンプカーに積載している姿でした.さらにそのダンプカーは奈良まで行き,発泡スチロールはそこ
で焼却されるという事でした.
この時思ったのです.簡単に縮める事ができれば,全て解決できると!
質問 2 : どうして廃食油で発泡スチロールが処理できると思ったのですか?
お答え :
昔,発泡スチロールを燃やした事があります.その時縮んでから燃えた事
を思い出したのです.何度まで温度を上げれば有効に縮むの かを知る必要がありました.
熱媒として台所の油を使って実験を始めたのが最初でした.しかし「もっと良い油がないか?」
と2年間探しましたが,見つかりませんでした.’97の展示会 に出展する際,シャレで”廃食油で”というのが今もそのまま続いているという事です.
質問 3 : この様な装置やシステムを開発し,また展示会にも出展するのは,相当な資金がかか
ると思うのですが,会社の規模は?
お答え :
資本金
1千万円.専従者は私,間彦昇太郎 1人で,経営,開発,設計,特許その他の企画および運営をおこなっています.
しかし必要に応じて社外の人の協力を得ています.装置の製作については栄和電器製作所の協力
にて,また本ホームページは(有)酒井工学ソフト研究室の協力 にて作成しています.
質問 4 : 溶剤による減容との違いは?
お答え :
技術的には,溶剤による減容は化学的にゲル化(ドロドロの粘性のある液
体)する方法で,1kgの発泡スチロールに対して1リット ルの溶剤を必要とします.熱による減容方法の2倍の体積となります.さらにこのゲル状態から溶剤とプラスチック分に分離する設備がないと,結局プラスチッ
ク分は得られません.
コスト的には,単なる減容の部分しか比較できません.つまり,機械のイニシャルコスト,およ
び所要溶剤量の価格と加熱に必要な電気代ということになりま す.溶剤による方法は,後工程の分離作業にかかる費用と,射出成型にかかる費用が発生するのです.
質問 5 : 世界の難題がこんな簡単に解決できるはずはない!
お答え :
容易に証明できますので,下記のものを用意して試して下さい.
· 加熱用のカセットコンロ
· 上記の上に載せる空き缶,あるいは鍋
· 天ぷらの廃油(空き缶の深さ4cm位の量)
· 発泡スチロール
空き缶に天ぷらの廃油を入れて,カセットコンロ上に置き,約160℃位まで加熱して下さい. そして発泡スチロールを油の中に押し込んで下さい.それがすべ てです.
質問 6 : リサイクル品の強度はどれ位ありますか?
お答え :
比重約1.0のポリスチレン製の品となりますので,落としても割れない
程度で,成型の際の加圧力によって大きく異なります.
現在,プランターとして約5年間使用中ですが,別段異常はありません.
質問5の実験で発生する減容物を加熱状態で丼の上に取り出し,2個の丼の間で加圧成型 してみて下さい.それが成型品そのものです.
質問 7 : 減容物で作った成型品は廃棄物法の何に当たるのですか?
お答え :
中間処理による生成物ではなく,廃棄物から再生したリサイクル製品にな ります.
質問 8 : 油の処理はどうするのですか?
お答え :
油は熱媒として使用しているので理論的には減りませんが,実際には成型
品に付着して出てくるので消耗します.
この油は専用の洗剤で洗った後,油専用のバクテリアで分解して除去します.
質問 9 : リサイクル品はどうするのですか?
お答え :
発泡体のものが 1/100 の成型品になるので,1ヶ所ではたくさんの成型品ができません.将来的には回収して販売する形にするつもりですが,現在は近くの希望する学校等に寄贈して
います.
着色して磨けば美術工芸品の様になります.
質問 10 : 自動フライヤーのように,コンベアーを使って自動化した方が良いのでは?
お答え :
一般的には,発想が単純にその方向に行くのが普通なのですが,なかなか 実現されません.コンベア方式は,特許公報を参考にして頂 けばわかるように,たくさんのメーカーから出願されています.しかし,実用化された例はありません.
構造的には可能なのですが,性能が出ないのです.その理由の詳細はノウハウなのでコメ ントできません.やってみなければ分からない問題点はたく さんあるのです.そしてその中で一つでも解決できなければ,自動機として機能しないのです.
しかし,「スチロールスモール」は小型ながら自動に劣らない処理能力があり,取り出し 時に成型品とできる,他の装置には無い大きな特徴がありま す.つまり粉砕や搬送工程が省略された形の,「手動で重力を利用した究極の小型機械」なのです.
質問 11 : リサイクル製品はどうしてガーデニング用品なのですか?
お答え :
減容が達成された時,次の課題は減容物を何に利用できるかという事で
す.これが最も難しくて,すべての廃棄物処理装置がリサイク ルシステムとして完成しない難題なのです.
もともと品質の安定しない廃棄物を,減容という過程で更に品質を落とし,その上で新品のプラ
スチック原料と比較されるからです.(品質と価格)
減容が達成できた当時,世の中では廃棄物を燃料化するRDFの研究が盛んに行われてい る時期でした.我々の減容物はRDFとして非常に品質の高 いものでしたので,これでリサイクルは完了したと考えていました.しかし現実には,この減容物を引き受けてくれるところはなく,やはり廃棄物として処理費 を払って処理するしかありませんでした.
「スチロールスモール」の開発には,装置そのもの開発費に加えて,テスト用発泡スチ ロールの収集運搬費と減容物の処理費がかかってきていたので す.テストを継続する為には,この減容物を「消費される物」とする必要があり,検討の結果とりあえずレンガの代用品を作ってみることになりました.そして その型を開発するに至りました.
レンガ用型で現れ出たものは,表面に凹凸があるものの大理石調でした.今まで見たこと もない感動すべきものが目の前に現れた時の心の昂揚は今も
忘れられません.この時まで,成型品は工業製品という位置づけでしか見ていなかったので,「良品」と「不良品」の区別に苦慮していました.
しかし大阪八尾市池崎造園の池崎氏に見てもらったところ,「形が少し崩れ気味で,表面の凹凸
が大きい物の方が良い.」とのお答えでした.それ以降,表面の 縞模様と凹凸を生かした美術工芸品へと位置づけを変更したのです.当初は,表面に残留する油を除去する方法も確立できていなかったので,ガーデニング用品
が一番適当であったのです.
さらに前述の池崎氏の提案は,「レンガ状のものは小さくて作業製が悪いので,もっと大 きな杭状のものを作ったら良い.」との事でしたので,花壇
の土止め用「連結式杭」へと発展していったのです.そしてその年の環境展にて,この杭を使ったガーデニングを展示したのです.
そこでの意見に,「こんな杭を使ってガーデニングできる庭を持っている人は少ない.一個で機
能を満たせる物でないと結局消費されないよ!」というのがあっ て,この杭の型を応用して変形させた「角形プランター」へと進化していったのです.
「丸形プランター」は,造園用部材の一つとして「庭石」を考えていました.「スチロー ルスモール」を見学に来られた姫路の虹技(株)の石田氏に その話をしたところ,こぶし大の石の型を鋳鉄にて製作し,送ってくださいました.しかし,これはとても重く使用に適しませんでした.これを教訓に,製作コ ストと強度と重量を満たした型として陶器製が浮上してきたのです.そして関西陶芸クラブの北野氏にお願いして試作した次第です.その後,その型でできた成 型品をいろんな方に見せたところ,「逆にして中に土をいれてプランターとした方が良い.」との意見が出て,結果として水抜き穴を設けた「丸形プランター」 としてデビューする事になりました.今では,この成型品を熱いまま型から取り出して,さらに変形させた独自のプランターが出来るようになりました.
また現在では,表面の油を除去する方法も確立でき,更に表面の縞模様と凹凸を生かした 着色法も確立でき,美術工芸品の趣のある作品へと進化しつ
づけています.
次のステップとして,以下の様な新たなテーマも頂いております.
● 材料が少なくて済む様,もっと肉厚の薄いもの用の型の開発
● 「角形プランター」のコーナーの角の無いものの型の開発
● 「円筒型プランター」の型の開発
● 灯籠の製作
質問 12 : 現在,環境先進国ドイツにおいてでも,ラップして地下埋設処理をしているそうで
す.
この「スチロールスモール」は世界的に役に立つのでは?
お答え :
中国では,運搬効率が極端に悪いために不要となった場所で焼却処理され
ており,大変な大気汚染の原因となっています..
その対策として,発泡スチロール製造禁止の法案が提出されています.
また,オーストラリアでは 「発泡スチロールを使用した梱包品は輸入禁止である」 との話です.
国内のみならず,世界的な問題が解決できるシステムだと考えています.
質問 13 : 紙や魚のウロコ等の不純物が混入した場合や,色の付いた物の処理はできますか?
お答え :
本機には回転部分が存在しませんので,石などの異物が混入してもこわれ
ることはありません.
また発泡スチロールの原料であるポリスチレンと他の材質とは融着する事はありません.油の中
で全くの分離状態になっていますので,減容物を取り出す前につ まみ出して下さい.
魚のウロコ等は水分を蒸発させた「カラアゲ」状態になります.着色されたものは減容物の中に
着色部ができて模様となります.
質問 14 : なぜ大理石調の模様となるのですか?
お答え :
それぞれの発泡スチロール塊は,脱泡して約 1/100 の塊となり,前の塊と融着ダンゴ状態となっていきます.
これは地層の堆積と同様の現象であり,取り出すときは柔らかいのでよじれたり歪曲します.さ
らに加圧成型する際には,型に合せるように押し出し変形するこ とになり,地殻変動と全く同じ原理になるからです.
質問 15 : 成型品の大きさと形についてどこまで可能ですか?
お答え :
「スチロールスモール」
1台のみでの方法について説明します.
投入-取り出しの一工程が 5[kg] 位の場合に最も効率がよくなる設計となっており,一個あたりの成型品の最大は
6[kg] 位です.長さは取り出し方法の関係で 40[cm] 位です.
形については,加熱状態であれば粘土細工と同じ要領である程度変形可能です.
質問 16 : 発泡スチロール以外は処理できないか?
お答え :
熱容量と温度の関係から,発泡ポリエチレン(LDPE)は同様に処理可 能ですが,一見して相違がわからないので,発泡スチロール のみと限定しています.
質問 17 : 再生品中の残留油量はどれぐらいですか?
お答え :
これは加圧成型する時の圧力のかかり具合で極端に異なります.厚さが
30[mm]以下の成型品まで加圧するとほぼ 0[%] になります.
(かろうじて水に浮く位で,中には沈むものもあります.)
質問 18 : 以前,他社の装置を使ってリサイクル成型品を作ったことがあるのですが,劣化が
著しくて使用に耐えません.
本当に強度が保たれるのですか?
お答え :
本機では160℃位しか加熱しない方法を基準としています.つまり熱劣 化がほとんど無い白色の成型品となります.他社の成型品は 減容の過程で200℃以上に加熱され,更に射出成型の過程でも200℃以上に加熱される為熱劣化を引き起こすのです.
また射出成型で数ミリメートルの薄い成型品になる事も,劣化に対して弱くなる原因と思いま
す.
質問 19 : 廃発泡スチロールを引き取って貰えますか?
お答え :
当社はリサイクルシステムのコンサルタントと販売を行っており,日常的 に処理はしておりません.地域の町内会等で当システムを採 用頂き,リサイクル活動で処理して頂ける事を提案いたします.
質問 20 : 東京での環境展(5月27日〜30日)に出展しないのですか?
お答え :
出費節減の為,今までも大阪会場しか出展していません.
2003年は9月3日〜6日に出展します.
質問 21 : 現業を廃業して,リサイクル業に転業しようと考えています.具体的な方法は?
お答え :
廃棄物処理法では,事業として次の3つに区別されており,それぞれ許可
が必要です.
1.収集運搬業
2.中間処理業
3.最終処分業
すなわち,リサイクル業という分類は実際にはありません.
家電リサイクル法におけるリサイクル工場やペットボトルの粉砕加工は,本来は中間処理業に当
たるのですが「リサイクル推進」という大義に向けて,特別に許 可されているだけなのです.
当社の方式は,ゴミの発生源で完全にリサイクルできるシステムなのですが,その様な前 例は皆無なので認めようが無いという事のようです.(その 一方で,省庁の部署や関連企業からは,「国の方式の完全リサイクルなので,運搬を含めて全く問題はありません.一任して欲しい.」と打診があるのも事実で すが...)
ゴミの処理方法は,市町村に移管されています.リサイクルに対する補助金制度を調査さ れ,行政と歩調を合せて地域活動やNPO活動として始める
のが,スムーズに業として転換できる方法かと思います.
質問 22 : 成型品表面の油の除去がうまくいかないのですが?
お答え :
表面には小さな凹凸がたくさんあり,洗剤のみの洗浄では落ちません.
酸 化油用のバクテリアによる分解が必要です.
水温は20℃以上,且つ金魚の住める水中酸素濃度が保てる対策を取って下さい.
質問 23 : 廃棄物収集運搬業者から,受取拒否をされそうで困っています.
お答え :
平成14年12月から旧型焼却炉の使用ができなくなりました.更に,そ の解体に莫大な費用がかかる事がわかり,メドが立たなく なっています.新型焼却炉での処理には,その分の費用を加算しなくてはならない事態になってきており,もう焼却処分は名実共に不可能になってきています.
当社のリサイクルシステム以外では,コスト面においても将来的に不可能だということ で,溶剤式メーカーからも技術提携を希望する話が最近多く なってきています.
質問 24 : 夏場のトロ箱は悪臭で大変です.これもリサイクル可能ですか?
お答え :
約
160℃で殺菌処理するのと同じですから,衛生面でも完全で,腐敗臭は完全になくなります.
色付のものや少々汚れのあるものの方が,成型品では縞模様となりますので,より味のあるプラ
ンターになります.
質問 25 : もっと大きな装置が作れますか?
お答え :
処理能力が約 10[kg/時間]ありますので,ほとんどのところで能力的に間に合います.
更に能力が必要な場合は複数台使用して下さい.
本機は省エネを追求して出来 たコンパクト型なのです.
質問 26 : 再生ポリスチレンはプランタ−にするより燃料化すべきでは?
お答え :
当初この減容装置を販売したところ,旧厚生省より
「勝手にゴミを加工してはこまる.加工する場合は中間処理の資格を取りなさい.」
との指導があり,その時点でリサイクルできる方法として「ガ−デニング用品として成型する」道を選んだ経緯があり,現在はその延長線上にあります.
当然燃料化の方が容易ですが,その場合は石油税の関連も考慮した総合的な判断が必要になると思います.
●2008New環境展
原油価格のさらなる高騰の折,本再生ポリスチレンを油化し,漁船用燃料として使用する計画がさらに 進展.
温暖化防止に向けて,日本のCO2削減目標達成の為に完全リサイクルシステムを構築し,CO2排出量取引の対象とできる.
------------------------------ 以前の情報
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●2007New環境展
原油価格高騰により再生ポリスチレンを油化し,漁船用燃料として使用する計画が 進展.
●2006New環境展
再生ポリスチレンの価値が増してきたようだ.
石油関係の人が再生油用として本システムに興味を示して来ている.
また,美術関係の人のリサイクル製品への関心と,5歳位の少年の脱泡現象への
凝視する目が印象的であった.
●2005New環境展 大阪会場の入場者数 約69,000人
前年までと異なるところは,再生ポリスチレンに価格が付いて回収業者がいるという点であ
る.
品質によるが,中国向けで 10〜30[円/kg]だそうである.
水島工業高校作成のプランタ−を見て 30[円/kg]と査定.
石油価格高騰の影響が更に出て,新しい時代の到来を予感する.
●2004New環境展 大阪会場の入場者数 約75,000人
今年は韓国からのお客様が非常に多かった.
●スチロ−ルスモ −ルからの再生ポリスチレン製プランタ−は,2005年岡山国体に向けて,水島工高と興陽高校が協力し,備前焼風にて本格的に製造開始.
●再生ポリスチレンの燃料用途に向けて専用加熱炉の実験開始.
●出願中であった本システムがようやく特許として認可.
●2003New環境展 大阪会場の入場者数 約72,000人.
今年は自然保護NPO,町内のリサイクル運動グループや障害者施設の人からの訪問が目立った.
リサイクルには本システムが有効であることが認識されて来たように思える.
●APEC環境技術交流促進事業運営協議会の環境ホームページ
http://www.apec-vc.or.jp/apec_j/Apc001/Apc10/Apc10A01.asp
の「廃棄物」のコーナーにも紹介されています.
本ホームページとは異なる視点にて作成していますので,一度ご覧ください.
●2002年12月1日より 「焼却炉からのダイオキシン排出基準新法」
が施行されます.
この為発泡スチロールの処理費用が,7000円/m3 に高騰している模様..
●岡山県高梁市リサイクルプラザは,2005年の国体に向け,会場に飾り付けるプランター
を創作開始.
●平成14年9月4日〜7日の環境展(インテックス大阪)
入場者数
: 約67,000人
出展者数 : 214社
本システムに対する評価 :
出展のほとんどが粉砕,圧縮,焼却に関する設備の中,「本当のリサ
イクルは弊社のみである」との評価を,毎年10名程度の方 から頂いております.
特に今年は,「リサイクル品の品評会を催せ」との要望や,NPOや大学の地域活動への紹
介等,入場者の方からの具体的な案が出てまいりました.
●従来より英文カタログの要求がありましたが,今回英文併記のカタログを作成.
●沖縄県では埋立地不足の為,発泡スチロールは減容しないと受け入れない方針を打ち出し
た.
当県内企業からの問合せが急増.
●本システムが下記の刊行物に掲載/紹介される.
『近畿地区における環境ビジネス企業実態調査 報告書』 平成14年3月 近畿経済企業局発行
●岡山県立水島工業高等学校で,セメントで作った独自の型を用いてリサイクル品を創作中.
●大阪の中央卸市場に見学.
大阪市福島区に,敷地約800m×300mの中央卸市場があります.そ の中央付近に面積約100坪で地下1階,地上5階の建屋が あり,東洋一の発泡スチロール処理施設だという事です.屋上に3台の固定ヒータ式減容装置が設置されており,電気設備容量約150kWで,処理能力
800kg/日という事です.
システムは,敷地内の各商店が運搬してきた洗浄済トロ箱を1階の投入口から投入後,粉砕し
て,地下1階から5階迄の間に貯蔵し,搬送設備で屋上の減容装置 まで移動させ,約260℃で減容し,黒褐色のタール状の固まりにするという事です.これを業者が回収し,リサイクルするという話でした.
設備は農水省と再資源化協会の補助金によるもので,数億円かかったとの事です.また機械の保
守費は3千万円/3月かかるそうです.
最近の学会では,200℃以上の温度に上げると,すべてのプラスチックからダイオキシン類が
でるというのが通説になっています.屋上ではかなりの臭気が発 生していました.
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平成09年09月 |
‘97 中小企業テクノフェア |
神戸 |
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平成10年09月 |
‘98 廃棄物処理展 |
インテックス大阪 |
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10月 |
テクノメッセ東大阪 |
マイドーム大阪 |
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平成11年06月 |
ゼロエミッションフェア ‘99 |
名古屋 |
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09月 |
‘99 廃棄物処理展 |
インテックス大阪 |
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平成12年09月 |
2000 New環境展 |
インテックス大阪 |
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平成13年09月 |
2001 New環境展 |
インテックス大阪 |
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平成14年09月 |
2002 New環境展 |
インテックス大阪 |
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平成15年09月 |
2003 New環境展 |
インテックス大阪 |
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平成16年09月 |
2004 New環境展 |
インテックス大阪 |
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平成17年09月 |
2005 New環境展 |
インテックス大阪 |
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平成18年09月 |
2006 New環境展 |
インテックス大阪 |
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平成19年09月 |
2007 New環境展 |
インテックス大阪 |
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平成20年09月 |
2008
New環境展 |
インテックス大阪 |
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平成09年09月12日 |
日刊工業新聞 |
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平成10年09月25日 |
日刊工業新聞 |
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10月17日 |
日経流通新聞 |
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10月26日 |
廃棄物新聞 |
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11月20日 |
日本工業新聞 |
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平成11年01月11日 |
廃棄物新聞 |
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02月25日 |
毎日新聞 |
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03月05日 |
読売テレビ |
ズームイン朝 |
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平成12年08月23日 |
建通新聞 |
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11月05日 |
読売テレビ |
大阪ほんわかテレビ |
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平成13年01月23日 |
テレビ朝日 |
ガラスの地球を救え |
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12月19日 |
環境新聞 |
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平成16年12月 |
日刊環境ビジネス |
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