ラムエアのエアー充填効率向上の為なら、
フレームをぶち抜く。

凄いです。

ヘッドライト下の開口部より取り入れられたエアーはダクトを通りエアークリーナーBOXへと導かれる。
ダクトはフレームを貫通し、ほぼ一直線にBOXと繋がっており、走行時の風圧でBOX内を加圧する。

補足

ガソリンタンクを細心の注意を払いながら上に持ち上げ安全な場所に置きましょう。
すると巨大なエアクリーナーBOXが現れます。

注意! タンクを外す際は出来るだけタンクが空の状態で外しましょう。思わぬトラブルの元となり、BIKEにキズを付けたりとろくな事はありません。

 のボルト他7箇所を外すとエアーフィルターが現れます。更にフィルターを外すとBOXとキャブレターを止めるボルトがあり、BOXを外す事でシリンダーヘッドにアクセスする事が出来ます。

極太の燃料ホースを外す。
この様なホースを外す際は、ホースはずし専用のプライヤーが有りますので、出来るだけそうゆう物を使用しましょう。
ホースを傷めるし、マイナスドライバーなどで作業すると、怪我をします。

ここで、コックを閉め忘れていると
当たり一辺火の海です。

まずは、タンクを外す。
タンク前後のボルトを外し

注意! (タンク前側のボルトを外す際はタンクをキズ付けない様に!)

ガソリンコックをOFFにして外したら

戻し側スロットルワイヤー

引き側スロットルワイヤー

現状は?

スロットル操作時における操作性の向上と、重さ低減によるロングツーリング時の疲労低減。
及び燃費向上による地球環境への配慮の推進

研究室その4

最近スロットルが異常に重くなってきた。ツーリングで300Km近く走る場合などにパーシャルの状態をキープするのが非常に辛くなってきた。疲労が腕からくる様な状態だ。

それ以上にスロットルの戻りが悪い。だから戻す動作が必要になってくる。グリップから手を離しても回転が落ちないと言うわけではないので危険ではないが、燃費等に影響があるのは必至だ。

10Rのスロットルをひねった時のあの感触が忘れられず、9Rにそれを求める事にした。

なんでこのテーマにした?

通常、スロットルワイヤーはキャブレターのバキュームバルブの開き側と閉じ側2本あります。(インジェクション車も2本でしょう)。


開き側にはスプリングによるテンションがかかっており、スロットルを放すと、バルブが閉じスロットルも戻ります。



では閉じ側のワイヤーは何をしとるのかというと、何もしてません。   (うそ)。
本当はバルブの張り付きなどでスロットルが戻らなくなった場合(キャブレターが閉じれなくなった場合と言った方がいいかな)、スロットルの戻し動作で強制的にバルブを戻す為に有るのです。



でも現在のキャブレターではそんなトラブルはまず有りません。
(あって欲しくないし想像したくもありません)。



あえて何か仕事をしているかというと 



フリクション



を発生してくれています。非常に嬉しいヤツです。



よってこの働き者に休んでもらうことにしました。
  (取り外して叩き捨てます)。


 

作業開始

やっと、キャブとご対面です。
プラグを交換する際もここまで同様の作業が必要です。

7本外すとフィルターが現れる。
さらに、BOXとキャブレター取り付けボルトを外し・・・(→以外にもファンネル根元に何本か隠れてます)


ちなみにフィルターを取り外してみると、ラムエアに吸い込まれた虫やら蜂やらハエが佃煮状態になってます。

ラムエアのダクトとBOXを繋いでいるこのねじを左右4本外す。

BOXを持ち上げながら後ろに引っ張りダクトから外すと・・・

今回の作業の前に予めスロットルケーブルの新品を買っておきました。
開き側、閉じ側セットです。

品番  540121577   ケーブル(スロットル)   \4200

この新品の戻し側ケーブルを外した状態で、交換します。

悪戦苦闘(ケーブル交換)

キャブレター側遊び
調整スクリュー

開き側の調整スクリュー
を一杯まで緩めておく

ケーブルを外します。
グリップ側、キャブレター側の遊び調整スクリューを一杯まで緩め、ラジペンなどでキャブレター側のケーブルのタイコの根元をつまみ、方向に外します。

・・・と簡単にここでは言ってますが、これが簡単にいきません。開き側には常にスプリングのテンションが掛かっており、タイコはキャブレター下側にある為、手が入りません。
強引に開いた状態にして外します。

おそらく、キャブレターをエンジンのインテークマニホールドから外した方が早いです。

このケーブルのタイコが外せるかどうかが、この作業のポイントです。
外せなかったら、元に戻しましょう。

ちなみに、ケーブル交換しないで戻し側ケーブルのみ撤去するのであれば
この作業は必要ありません。

さらに、この様に裸にしなくても、スロットルグリップ側で同じ様に戻し側のタイコを外せば、戻し側のフリクションはある程度軽減するはずです。(引っかからない様な対策が必要ですが)

外したワイヤーを比べましたが特に磨耗している様子は無し。
ただし、外した状態でワイヤーの動作にフリクションが感じられ、新品と比べると明らかに動きが渋い。
注油のみ、又は固めのグリスなどで注油した場合、動きが悪くなる可能性大です。

新品ワイヤー!

2,30000Kmではまだまだ使用化

ワイヤーは2本が一体となっている為、1本仕様とするには2本を分離しなければならない。の部分から閉じ側ワイヤーを外す為、ぶった切る。(勿体無い・・・。)

ワイヤーが1セットしか無い場合は、ここで切断するともう後戻りできない。
覚悟して作業しましょう。

ワイヤーインジェクター

取り付け前に、ワイヤーインジェクターにて給油。なかなかいい感じだ。
給油が済んだら、ワイヤーを取り付ける。

ついでに各部を給油。これでフリクションはかなり軽減するはずだ。
 グリップは外して給油したかったが、外れなかった・・・。

取り付けは、こんな感じ。ワイヤーカバーから出ているのは開き側のみ。

ケーブル無し

エアクリーナーBOX取り外し

新品ケーブル

新旧ワイヤー比較、ワイヤー取り付け

ワイヤー取り付け

スロットルワイヤー交換前と、新品(開き側1本仕様)とでどの位スロットルが軽くなったか確認する為に、スロットルグリップにバネばかりの先を動かない様に固定、それぞれ量ってみた。

スロットルを開く際の重さを量ってみたが、あまり値に差は無かった。(0.2Kg程度)

開き側のスロットルワイヤーの注油状態は良かったので、大きな変化は発生しなかった様だ。

交換前  2本ワイヤー仕様
       0.8Kg

交換後  新品1本ワイヤー使用
         1.2Kg

値はいずれも、スロットルを半開状態まで開き、そこからバネばかりで開いていたスロットルを開く力をゆっくり緩めていく。スロットルバルブが閉じ始めたその瞬間の値です。

パーシャル状態が仮に、1.5Kgだとして右の仕様だと、比較的早めにスロットルは閉じ始める。逆に左の仕様は、戻し側ワイヤーが踏ん張っててバルブが閉じ始めるのが遅いと言う事です。ただし実際はスロットルを戻す動作を行う為、動作速度にはほとんど差は無いかもしれません。

スロットルの戻りが悪い・・・・  といった場合は戻し側のワイヤーの状態を確認しましょう。

比較

まとめ

まとめとしては


@  スロットルの戻りが悪い、燃費が悪くなったなどの場合は、戻り側ワイヤーを点検、注油又は交換する。



A  ワイヤーを開き側1本仕様にすると、戻し側ワイヤーによるフリクションを無くす事が出来る。

B  サバイバル術として開き側、閉じ側のワイヤーの長さがほぼ同じ車種の場合、ツーリング先などで開き側ワイヤーが切れ、BIKE屋などが無い時、閉じ側のワイヤーを開き側に移植すれば、走行する事は可能です!。

※C1 9R以外の車種は未確認。ただし覚えておけばいつか役に立つかも・・・・。

例えば、パリダカに出場。砂漠でワイヤーが切れた際など(笑)。