研究室その2




  Fフェンダーのクラック修理と再発防止及びFフォークフリクション低減

以前、Fフェンダーにクラックを発見。この修理を今回のテーマに取り上げることにしよう。(本当は寒いので家の中で出来るこれを選んだだけです)。
 


 

  Fフェンダー取り外し

Fフェンダーを取り外す。ブレーキホースのクランプを外し、左右の黒いカバーの下側のねじを外す。Fフォーク裏側のボルト2本ずつを外せばFフェンダーは黒いカバーごと車体より外せます。ボルトを外していると、ぽろぽろっとフェンダーの破片が落下。バキバキじゃねーかよ。しかも左右とも。ココは今まで外したことは無いので新車の状態から悪かったのか。走行時の震動か。フォークのピッチとフェンダーとのクリアランスが悪いのか。とにかくコイツを直さなくては。
 

その前にFフェンダーがいったいいくらするのか調べてみよう。
インターナショナルトレーディングムラシマへ電話。
     「\13260です」。思ったより安い。2万円はすると思っていたのに。
でも買わない。そんな金はこの貧乏研究所にはない。
 


 

  バキバキのFフェンダー

ここからはおうちの中での作業になります。
 


 

  プラリペアにて修理

欠けた部分を直します。DAYTONAのプラリペアを使用。こいつは以前GPZに乗ってる時にも使った事があるが凄いです。カチコチに固まります。アロンアルファなんかでくっつけようと思ってる人がいたらやめた方がいいです。科学結合しプラスチックそのものになるので力の加わる部分にも使えます。一般的なカウルのABS樹脂には最適で、FRPにも使えます。しかも作業が面白くて病みつきになります。
セットの内容は、液と白い粉と注射針(危ないものではありません)etcです。
 
 


   

粉は白いですがクリア用です。
末端価格¥1600円。
 

 
 

  作業手順

まず、割れ目や欠けた部分を削り溝を作ります。こうすることによってより強力に補修する事が出来ます。カッターでもカット出来ますが危ないので、彫刻刀がいいかも。
欠けただけでなく亀裂も四方に走っています。
 
 


  割れ目に流し込む

容器に液を入れ、注射針をセット。粉の上に液をたらして

   

液と粉が玉状になった物を、針で刺して持ち上げて割れ目まで持っていきます。
 
 

  ピンポイント攻撃

容器を押して玉になったプラリペアを液ごと割れ目に流し込みます。液の量を調整しながら、溝に盛り付けます。何回でも盛り付けられますが、盛り付けすぎないように。あとで泣きます。
欠けた部分はアロンアルファでフェンダー本体にかりどめさせ形を出してから、盛り付けます。
 


 

   

つい調子にのって盛りすぎてしまいました。スクレーパーで削ってます。
片側削るのに30分・・・・・。はあ・・・。
 
 


  補修終了

割れ、ひび割れ部分の補修終了。黒い部分はプラリペアで全て埋まっており、カチコチに固まっています。強く曲げてみてもパキッと割れそうな気配なし。もうチョッときれいに削りたいが、嫌になりました。ワッシャーの当たる部分が平なら平気じゃろ(笑)。左右同じ様に仕上げます。
 


 

   

ウーン。痛々しい。あとでタッチアップペイントで塗ります。
表側を盛って色を塗っても出来ますが、自信がないので今回は裏から。
ほとんど目立たない所なので、これでいいかな。
 


 

  フェンダー取り付け部のピッチを測る

Fフォーク間を測ってみると150mm。フェンダー側も同じ。いろいろ見たが問題なし。やはりオーバートルクかな?。これで付けて様子を見よう。




  フェンダー取付け

各部分の寸法を見ながらFフォークに取り付けます。ボルトを締める事によってフェンダーにムリな力が加わっている様な感じは無し。これならフォークの動作に影響を及ぼす様な事も無いだろう。ただ又割れるのも嫌なので、フェンダー取付けボルトに付くゴム製のワッシャーを新品に交換しました。取り付け穴がプラリペアでいびつになりボルトが入らず、ヤスリにて修正。各部を点検し作業を終了。お疲れ様でした。(やっと終わった)
 


 

  まとめ

走行してのインプレはまだやってません。多分大丈夫だ。いやきっとそうに違いない。これでまた割れる様なら新品買おう。今回使ったプラリペアはホントにおすすめの商品です。(デイトナの回し者ではありません)説明書にはプラスチックのねじ山の再生も出来ると書いてあります。バイクはもちろん、車、子供のオモチャにも使えます。色はクリアの他に白、黒があります。
あと、これと全く同じ内容のセットで4000円位で売ってるモノが有ります。こちらが安くておすすめです。姉妹品で「型取り君」というのも有って、欠けた部分をまるまる作ることが出来る物もあります。
 
 


  確認してみて下さい

この様にすじが入ってる場合、割れの可能性があります。