ピアノの周辺―2001      

ピアノの周辺

【その後のレッスン】
2001年

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その後のレッスン―はじめに

2.9.2002...MIDIでの音は、ホントのピアノの音とは大分違っています。けれども、弾いた結果は、やはり如実に でてしまいます。あそこが駄目で、ここもイマイチ、客観的に聴いてみると、本当に現実は厳しい! ものです。私の場合、音楽以前かもしれません。実際の音とは違うので、MIDIでの音楽は、限界や問題点 も多いのかもしれませんが、今の段階では、これも一つの形と受け入れることにして、兎に角、 距離感を持って、冷静に判断していこうというのが、今回の狙いです。(2007年からは、mp3に移行しています。)

通りを歩いていると、ふと、ただいま練習中というようなピアノの音色が聞こえてくる時がありますね。 私も同じです。同じ箇所を何度もつっかえて、ああでもない、こうでもないと練習を繰り返しています。 ポツン、ポツンとまだまだ本当に初歩のピアノです。立ち寄られた方が、ああ、またやっているねと 思ってくださったら、それで十分に嬉しいのです。私にとっては、ピアノを弾くことは、ついこの間まで、 夢のまた夢にすぎなかった訳ですので、今後も状況が許されて、なるべく長くピアノを 練習していくことができれば、どんなに良いだろうと思っています。



11.1.2001...

ここでは、練習曲を中心に、また少しずつ記録していこうと思っています。 現在、使用している教本は、『 ブルグミュラーの18の練習曲 』と『 ピアノ スプラッシュ2 』です。 どちらも、全音楽譜出版社の発行です。

練習した曲は、なるべくアップしていこうと考えています。しかし、そんなに次から次と弾けるように なるとは考えられませんので、偶のアップになるはずです。それよりも聞くに堪えられない出来上がりだとは思いますが、 もし、お時間が許されて、聞いてみてもいいかなと思って下さったら、どうぞ曲名の部分をクリックして下さい。

1.センチメンタル 作曲=デイヴィッド・カープ(スプラッシュ)<1分45秒> (L103-104)

10月に2週間ほど練習していた曲です。それでは、《 ピアノの周辺 》、また 新たに出発いたします。どうぞ、また時々お立ち寄りください。

11.12.2001...

冷たい雨もあがって、午後からは薄日もさしてきた。駅に続く坂道の銀杏の葉っぱが、淡い陽射しをうけて、 黄金色に光っている。雨に濡れたせいで、しっとりと輝いている。

このところ現代曲の方ばかり練習していて、「 ブルグミュラーの18の練習曲」の方は、ちょっと お休みしている。一曲ずつが、私にはだんだんと難しくなってきて、かなり時間がかかってしまうせい。 今回の曲は、リズムに慣れるのに、途惑ってしまった。楽譜の読み方も、ブルグミュラーとは違うので、 始めは違和感があった。同じ音符の並びなのに、ジャズっぽい曲は、アクセントが付くし、まるで言語が 違うようで面白いものだなと感じた。

2.スプリングタイム ラグ
作曲=デイヴィッド・カープ(スプラッシュ) <2分36秒>(L104-107)

いわゆる、″ノリ″が、いまひとつ足りません。一つどころではなく、二つも三つもかもしれないけれど。 ですのでリズムから外れているところがあります。そこは、どこだ? なんてね。ああ、トホホです。 更に、おしまいの方では、ヨイショッという感じになったりして。しかし、まぁまぁ楽しかったのです。

11.19.2001...

今年の流れ星は、本当に沢山見えましたね。ストーブを焚くと、窓ガラスがくもってしまうので、足元だけ アンカで暖めて、オーバーを着て、手袋をして、部屋の灯りを消して、家の中から夜空に流れる星々を 眺めていました。北東の空に、北斗七星がデーンと輝いていました。あそこに一つ、ここにも一つとゆっくりと数えられるくらい の速さで、流れ星を見ることができました(さすがに、この辺りでは、降るようにとはいきませんでしたが)。 流れていく光跡が、はっきりとしている星が多かったですね。星が流れていくとき、宇宙では  どんな音色がしているのでしょう。途中から、 グレン・グールドのピアノをBGMにして(もちろん、ヘッドホーンで)、結局、鳥の鳴き声がするまで起きていました。

さて、今回も現代曲から。エイトビートの曲で、弾いていくと、その先その先の音が、自然と分かって いくような曲。まず、リズムを楽しんで。それがこの曲の課題でした。

3.ビンビンビート
作曲=デイヴィッド・カープ(スプラッシュ)<1分11秒>(L107)

11.26.2001...

ポカポカと暖かい長閑な日曜の昼下がり、近くの雑木林(なんと、「市民の森」なんていう看板が 立っているのだけど、うーん、これを森というのかな)から、柔らかい風にのって、フルートの音色が 聞こえてきた。お天気の好い休日には、こうやって時々聞こえてくる。中学生か高校生が、練習している 様子だけど、案外、もうちょっと年配の方だったりして。木洩れ日の中で、きっと気持ちいいだろうな。

この林、今の今は、様々な濃淡で、秋そのものの色合いを見せて、私たちを楽しませてくれているけれど、 葉っぱが全て落ちて、枯れ木ばかりになると、見通し抜群で、スカスカ状態。実に狭い場所なのです。フルートの 人、冬は何処で練習するのだろう。周りを気にせずに練習できる、所々に屋根の付いたそれなりの大きさの 公園が、あちこちに有ればいいのに。

4.さわやかな秋風
作曲=デイヴィッド・カープ(スプラッシュ)<2分01秒>(L108)

ゆっくりした曲って難しい。この曲、”やさしくふんわりと”っていう指示があるのだけど、やさしくも ふんわりも、なかなか表現できない。性格ががさつだから、できないのかと思う。

12.3.2001...

「ね、四人のうち誰が好き? 」隣の席の男子生徒が訊いてきた。私はその頃、まだ本当は、一人一人を 認識していなかったのだけど、とっさに「ジョージ・ハリソン」と返事したら、その彼は、ちょっと目を丸く して、「へェー、意外だね」と言っていたっけ。(10代も始め頃の話)

初めて貰ったボーナスで買ったのが、1962−1970年の代表的な曲を集めた4枚組みのアルバムだった。 だから、ビートルズは、CDで聴くよりは、レコードで聴きたくなる。レコードの針を落として、曲が 始まるまでの、あの間が好きです。その後もレコードは、少しずつ集めて何枚かあるけれど、プレーヤーを 失くしてから全然聴いていない。久しぶりにレコードで、While My Guitar Gently Weeps なんか聴きたいな。これも いい曲ですよね。プレーヤー、探しに行こうかしら。

さて、レッスン。この間から、『バッハ ピアノ小品集』全音楽譜出版社を教本にして、バッハの 曲を練習している。なんだか、今、どうしてもバッハを始めたくなってしまったから。先生に、その旨、 お伺いを立てたら、即,OKがでた。嬉しかった。『ブルグミュラーの18』は、これで当分の間お休み。 『スプラッシュ2』は、一年かかって、やっと今日終了した。今度は連弾の練習が始まる。

5.ト長調とト短調のメヌエット
作曲=バッハ(バッハ ピアノ小品集)<2分20秒>(L108-9)

12.10.2001...

先週の土曜日、友人が出演している聖路加チャペルコンサートに行ってきた。着いたのは開演間近 だったので、今年は2階席から。冬の日の穏やかな陽光が当たって、チャペルのステンドグラスが 美しい。程なくして、静かにコンサートが始まった。“風の歌”と題された、このグレゴリオ聖歌の コンサート、まさしくこの題名のとおり、歌声は、遠い遠い遥か彼方、時間をずっと遡ったその向こう から聞こえてくるようであり、いつの間にか、まるで国や年代の境の無い大地に、その静かな“風” を頬に受けながら、私も佇んでいるかのような気持ちがしてきた。

さて、レッスン。このところ、もう何週間も薬指が思うように動かないことに悩まされている。弱いと 自覚しているせいで、打鍵の後に、更に余計な力を入れてしまい、指先がぐにゃっと曲がってしまう。 素直に打鍵すればよくて、始めのうち弱い音しか出せないことは、気にしなくていいと言われているの だけど……素直になるのは難しい。

6.マーチ 作曲=バッハ(バッハ ピアノ小品集)<1分09秒>(L110)

12.17.2001...

さぁ、練習を始めようか。パソコンに一声かけて、私は下のパートを練習する。連弾の練習用に 楽譜を打ち込んで、この間からパソコンを相手に日本の民謡、五木の子守歌の練習をしている。しかし、ちょっと 待って、とブツブツ言っているのは私で、今はまだあちらの独り舞台。悔しいけれど、ま、その内 歩調もあってくるでしょう。

家でそんな状態なので、教室では、もうそれは、ハチャメチャ。自分が何処を 弾いているのか分からなくて、最後のジャーンというところだけ、辻褄合わせのように、やっとこさ鍵盤に しがみつく有様。あまりの状態に泣き笑いでした。でも、笑っている場合じゃないのです。冬休み中に きっちりと練習しなければ。

7.メヌエット 作曲=バッハ(バッハ ピアノ小品集)<1分21秒>(L111)
今回の曲もバッハから。当分バッハの練習曲が続きます。

今年のレッスンは、今日でおしまいです。お立ち寄りくださいました方、また耳を傾けて下さいました方、 ありがとうございました。
来る年は、平和な年でありますように。