青山の草月ホールに秋吉敏子さんのピアノ・ソロを聴きに行く。ピアノの音が まるで、聴いている私の身体の一つ一つの細胞にまで届いた気がした。秋吉 さんのピアノは、かっこいいの一言。演奏の前に一時間ほど対談(ジャズ評論 家の人と)が有った。とてもチャーミング。それにしても演奏が素敵だ。なんだ かもう、ぶっ飛んだ。そんな感じ。10月にビッグ・バンドで演奏するらしい。とに かく都合をつけて聴きに行かなくちゃ。音楽の力って本当に大きい。お客さん は圧倒的に中高年。これっていいですよね。
7月19日--メタメタ
昨日の発表会は無残なほど指がすべった。大幅に音を狂わせて、この悪循 環をどこで立て直すか、もう必死だった。曲の終わりのほうでは、自分で自分 が可笑しくなってしまった。見に来た人によると、私は笑っていたらしい。一緒 にでた子供達さえ、しっかり弾いているというのに。でもあちらはともすれば10 年選手。比べるのはおこがましいと言うものだ。仕事で人前に立つ事もあって、 上がるということは、今まであまり無いのだけど、まさかこんなに緊張してしま うとは思わなかった。まぁ、初めてのいい経験だったのかもしれない。しかし、 案の定出番を待っている時、付き添いの親に間違われた。大人はどこでやっ ているのかしら?私の習いに行っている所にも大人のグループ・レッスンって 有るのだけどな(私は始めから個人レッスンにしてもらってるけど)。
7月22日--めげるな!
発表会で弾いた曲は、こらから毎日一回は丁寧に弾く事にした。きちんと 弾けるように。それにもっと大事な、音楽として弾けるようになるためにも。 そうでなければ、この曲に対して失礼というもの、じゃないかな。恥ずかしい 思いをしたことは、それはそれで良かったのだと思う。気を取り直して、さて 練習、練習。
7月26日--牧歌(パストラル)
レッスン11回目。今日からは、ブルグミュラーの25の練習曲を練習する。ま ずは、3番目の牧歌=パストラル。静かな静かな曲である。ここ一週間、自分 なりに練習してみた。それを、今日は細かいところを注意してもらった。左手 の和音が続くところは一回一回指を上げないで、指の先に糊がついたよう に鍵盤から離さずに弾く。右手の方は、スラーとスラーの間は、指を鍵盤か ら上げてしっかりと音を切る。音の強弱をつかむ。この点はCDもあって、表 情を知るのに参考になる。曲の練習の前に、打鍵法の練習をした。ドを基準 に右手は高いドまで1オクターブ、左手は低いドまで1オクターブ同時に弾く。 手は左右に開いていくことになる。これを1オクターブ繰り返す。つまり8回手が 左右に開く。これ、耳がおもしろい。
7月30日--「メロディーってなに?」
題名に引かれて図書館で、レナード・バーンスタイン/ニューヨーク・フィル
ハーモニックのヤング・ピープルズ・コンサートのビデオを借りてきた。か
れこれ40年程前に放映されたCBSのテレビ番組である。全部で25,6巻は
ある。「協奏曲ってなに?」とか「ソナタ形式ってなに?」などという題名が
付いている。なに?なに?シリーズという訳でもなく、子供達に向けて音楽
について興味深く解説しているもの。今日見た「メロディーってなに?」は、
ちょっと難しい。“節回し”や“主題”、“モティーフ”といったところからメロデ
ィーについて考察している。メロディーは、その、あの、つまりメロディーで
しょと思っていた私は、こういう捉え方をするんだとおもしろく見た。モノクロ
ビデオのせいか“時代”を感じる。それに楽団員が見事に男性ばかり。この
間見たものはかろうじてハープ奏者が女性だったけど。モティーフの繋がり
の例として演奏されたワーグナーの“トリスタンとイゾルデ”前奏曲は、聴い
ているとちょっと怖い。
昨日は7ヶ月ぶりにピアノを調律してもらった。新品同様の中古を買ったから
音の狂いが早かったようだ。今後は1年に一度くらいでいいみたい。ピアノの
構造をよく知っている事は、出したい音を出せることに繋がりますよと調律師
の人は言っていた。それは本当にそうだと思う。のちのち勉強していきたい。
8月2日--どちらも大切
レッスン12回目。発表会前は準備期間が短いこともあって一週間毎にクリ アしていかなければならない課題があり、到達できないまでも近づくように、 そこは、やはりそれなりに努力をした。しかし、一つのハードルを越えても、 また少し高いハードルが立ちはだかるといった感じだった。だから一日一日、 緊張して練習していた。今もほぼ同じ時間をピアノの練習には割いているが、 断然気持ちのゆとりが違う。じっくり耳を傾けながら曲を練習できる。弾いて いる事が本当に楽しい。今日も打鍵の練習から。“パストラル”は、今日で一 応終わり。来週は“すなおな心”と“アラベスク”をみてもらう。音が大きくなっ てきましたと言われた。嬉しい。けれど、緊張して練習するのも私は好きだし、 必要な事だと思う。
8月4日--プログラム
この間、調律師の人と話しをしていて思い出した。3月に台湾の台北市で、 2回、ピアノの演奏会に行った時のこと。プログラムには2回とも調律師の 名前がちゃんと印刷されていた。そのことを話したら、日本の場合、国家 資格じゃありませんから、と言っていた。台湾ではどういう資格を持ってい るのか、そこまでは確認してはいないけれど、しかし、私が行った数少ない 日本の演奏会では調律師の名前は見た事が無い。これは、ある意味で文 化の違いというか職業に対する考え方の違いではないかしら。ピアニスト という職業をめぐっても。どちらがどうと言えないことかもしれないが、調律 師の名前が載っているのも悪くないと思えるのだけど。
8月7日--ピアノソナタ
この頃は、一晩中蝉やカラスが鳴いている。日が昇るとようやく小さな鳥の 可愛い鳴き声も聞えてくるけれど。寝苦しい夜ももう少しの辛抱かな、暑い 夏がはやく過ぎてくれればいいのに。このところ聴いている深夜音楽は、グ ールドのべートーヴェン、ピアノソナタ集Tの中の3枚目のCD。作品13「悲 愴」、作品14-1、作品14-2、作品27-1、作品27-2「月光」。他のものを聴きた いのにどうもこれに惹かれて止められない。このCDに入っている曲を聴い ていると、「悲愴」や「月光」は耳に親しんでいるから、またちょっと違うけれ ど。今まで感じることのなかった、民族的というのかな、そんな事を考えてし まう。なんだかとてもローカルな香りがする。
8月9日--凸凹の音
レッスン13回目。ブルグミュラーの25の練習曲の一番始めの“すなおな心”、 この出だしは、ソミレド、ソミレドだけど、私が弾くとソミレドスン、ソミレドスン となる、指で言えば5321と弾いてくるのだが、1の親指は他の指に比べて 本来の力が強い。そのため自分で抑制しないで何の気なしに弾いていると ドスン、ドスンとなるのである。他の指も動きによっては、変に強くなってしま う。そう、粒が揃っていないということ。でも、これは先生に指摘され、自分で も注意して聞いてやっと分かったこと。それほど、私の耳は自分に甘くいい 加減。うーん、しかし30分のレッスンで教わることは本当に多いな。次回のレ ッスンは再来週。もう少し心に残ったことを、次からまとめてみることにする。
8月12日--飾りじゃないのよ
ピアノって、つくづく眺めていると本当に大きい。大きな楽器。もし弾かなけ れば、邪魔だからどかそうという訳にもいかず、全く憂鬱な場所塞ぎでしか ないはず。けれどピアノは、この大きさを必要とする楽器。この黒い箱の中 で、ハンマーが弦を叩いてちゃんと一つ一つの音を出す。そのことをこれか らは、もう少し意識してピアノに向かおうと思う。この間も注意を受けたこと なのだけど、私は鍵盤の叩き方が弱く、極端にいうと、ちょっとかすっている 程度なのだそうだ。これでは、ピアノの音にならない。これはピアノを弾き始 めた頃にも注意されたことがあったっけ。 この黒い箱は飾りじゃない。この大きさが必要な楽器ということを認識しなく ちゃいけない。鍵盤が底につくまで叩くということ。隣近所を気にして萎縮し ていたかもしれない。窓を閉めてガンガン弾くことにしよう。でも暑くてね。
8月15日--腰をひねって
4オクターブを高い音から低い方へ駆け下りる?練習をしている時、わずか ずつお尻の位置をずらしていたら、“お尻は動かさないの、腰をひねればい いのです”と言われた。エッ、新発見。私ったらお尻の位置をジリジリ動かす のが煩わしくて立って練習したりもしたんだから。しかし、ただでさえ、まだ音 が右手と左手がずれる上に身体を動かしていたら、なおさら安定しない。自 分でハノンを練習している時もお尻の位置を左右にずっていたけど、この一 言で止めることができた。これでやっと腰が落ち着いた、という訳。お蔭様で 両手の音も安定してきました。こんなこと、長年ピアノを弾いてきた人から見 れば笑止千万のことかもね。
8月19日--この胸のモヤモヤは
近所のジャズ・バーに行ってみた。店の表には、演奏者の名前や予定表な どが掲示してあって、たまにその店の前を通る時は、いつか来てみようと思 っていた。夏の夜のひとときを、生演奏が楽しませてくれるはず、と期待した のが甘かった。“ジャズは勉強中でーす”と言うピアニストが弾いた曲は、い わゆるポピュラー系。これが悪いとは言わないけれど、“何かブルースを弾 いてよ”とお客さんがリクエストしても、曲は出てこなかった。それにどの曲も 同じ調子に聞えて、味わいなんて、きれいサッパリ感じない。なんだかひと晩 ピアノの練習に付合わされたようで、今日になっても胸がモヤモヤ。うーん、 これはお酒を飲みすぎたせいだけではないと思うんだけど。でも、それだけ、 人に聴かせるのは難しいってことかな。
8月23日--手首を柔らかく
レッスン14回目。左右の2と4の指でレとファを音を出さずに押さえて、1の 指でド、ミ、ソ、ミと四分音符で7小節弾き、8小節目はドの全音符でおしま い。肘や脇を軽くひらいて、柔らかい動きで確実に音を叩いていく。肩に力 が入って脇をしめてしまうと、とても窮屈。これは、手首を柔らかくする訓練 らしい。手首も指の動きも、まだまだ硬くて、ブルグミュラー25の練習曲の4 番目“小さな集い”を練習していると、指先が突っ張ったようになってしまう。 本当は力を抜くってどうやったらいいのか、全く分かっていないのだけれど。 まぁ、時間をかけてゆっくりとやっていくつもり。“小さな集い”は、2週間かけ て、やっと楽譜に指定されている指使いが出来るようになったところ。来週、 この曲、仕上げまでいけるかどうか。おそらく、まだ無理でしょうね。
8月27日--ペダルって?
ペダルを上手く使って下さい。--でも、これはなかなか難しい。踏むタイミ ングに気をとられると、手が疎かになるし、時々、望んでいないところで、 とんでもなく大きな音が響きわたってしまう。今まで、ペダルって音を効果 的に美しくするというより、うるさいなぁーと感じてしまうことが多かった。6 畳そこそこの部屋で練習しているから、余計にそう思うのかもしれないけ れど。しかし、今練習している“小さな集い”では、ペダルはやはり効果的。 この曲は3度と6度の連続進行があり、スラーがかかっている。3と5、2 と4、1と3の指を滑らかに動かそうにも、なかなか上手くいかず、綺麗な 音にならない。ペダルを使えばどうやらレガートに聞える。でも、これって、 技術的に未熟な部分をカバーするってことですよね。こういう発想でいい のかしら。どうも不純な気がするのだけど。
8月30日--お見通し
レッスン15回目。発想がどうも、なんて言いながら、やっぱり人は楽をした いもの。指の練習からペダルを踏む練習に切り替えて臨んだ今日のレッ スンでは、どうも先生はすべてお見通しのようでペダルを使わずに、指で 連続3度のレガートの練習に終始。でも、上手くいかない。(当然です。手 を抜いたのだから)情けないほど超の付くスローテンポでやっと弾き終え たところで、“さてと、ペダルを使ってみましょうか”だってさ。この曲、無罪 放免とはいかず、今後の課題曲ということになっちゃった。トホホです。打 鍵の練習では、ドレミファソファミレ(繰り返し)、ドレミファラファミレ(繰り返 し)、ドレミファシファミレ(繰り返し)、ドーレミファソラシドと弾いて手首と肘 をすくうように回転させる練習。来週は“無邪気”と“進歩”。はてさて題名 通りにいくでしょうか。“不純”なんて曲は有りませんからね。
9月1日--またまたペダルについて
『ピアノ演奏・Q&A』という本を読んでいます(ムジカノーヴァ叢書15、ヨー ゼフ・ホフマン著、大場哉子訳)。この本、「〜〜しなければなりません。」 という表現が気になって最初は、取っ付き難くかったのだけれど。しかし、 ゆっくり考えながら読んでいくと、ああ、そうなのかと思うことが多く、おも しろい。ペダルの用い方については、計10ページほどにわたって初心者 にも分かりやすく、耳の訓練が重要だということが書いてある。それで感 じるのだけど、意識してペダルを使うようになってから、以前に比べてしっ かりと自分の弾く音を聞くように変わってきていることに気付く。もちろん、 まだまだ始まったばかり。指は思うように動いてくれないし、楽譜を読むの にも相当時間がかかっていて生意気は言えませんが。文章の最後に「何 かをかくすためにペダルを用いる人たちは、何かかくしたいことがあるに 違いありません!」とあって、思わずご名答!なんて唸ってしまいました。 毎日がいろんなことの発見でピアノって本当におもしろい。
9月4日--不思議なハーモニー
食事をしたいけど食堂に入っている時間がなくて駅のミルクスタンドに入 った。ホームに上がる階段下を利用した小さな空間は、天井が斜めにな っていて、コの字型のカウンターだけの狭い所。引き戸をあけると、客は いなくて、おばちゃんが一人だけ。カウンターには、籠にゆで卵が盛って ある。“コーヒー牛乳と卵を下さい”。勤め帰りらしい中年の女性が“ああ 疲れたよ”と入ってくる。次に、馴染み客らしい初老の男性が入ってきた。 おばちゃんは、“お父さん、お帰り”、と声をかけている。最後に女子大生 風の人が。メニューには、他の飲み物や食べ物もいろいろあるのに、気 が付くと、みんな同じものを当たり前のように食べて飲んでいる。なんだ か可笑しかった。こんな時、何か音楽がかかっているといいな。“コーヒ ー牛乳とゆで卵”なんてフーガがあればおもしろいのにね。
9月6日--うまくいかない
レッスン16回目。スラーが、どういうふうにかかっているか、よく楽譜を 注意深く見て下さい。今日は2曲ともスラーの部分について注意をうけ る。見ているようで見ていない。音符どおりに、指を動かすことに気を取 られて、指が動けば安心してしまう。そうこうしているうちに、すっかり譜 面を見なくなっている。譜面からは、結局何も読み取れていない。私は 音楽をすることの意味が分かっていないのかもしれない。ああ、難しい。 個人レッスンに通ってくる他の人たちと会うと、(すれ違いざま会釈する 程度だけど)頑張っているんだなと思って励まされる気がする。私の前 に習っている男性は、ジャズの曲を一週間に一曲、というペースで仕上 げてくるらしい。本当によく練習される方なんですと先生が言ってた。そ のスピードは別として、私もくよくよしてる場合じゃないですね。
9月10日--練習時間
一日24時間のうち、ピアノに使うことが出来る時間は、それこそ人に よって千差万別でしょうね。私のように、楽しみで弾いているにしても、 最低でも2時間はほしい。続けて2時間というのは無理にしても。でも、 毎日のことだから、これはなかなか思うようにいかない。ピアノを始め るようになって、日常的にテレビは見なくなった。ニュースは新聞を読 めばいいし、ラジオで十分。あと、人付き合いが悪くなりましたね。中 国の言葉で<時間は海綿の中の水、絞れば必ず出てくる>というの があると聞いた。なるほどね。さて、良いニュース。グレン・グールドの オン・ザ・レコード/オフ・ザ・レコードが11月、銀座テアトル西友で公開 されるらしい。ただし、レイトショウとのこと。
9月13日--気持ちを添わせて
レッスン17回目。いつも通り指の練習から。今日は左手の半音階。うん、 これは簡単。練習曲は先週仕上げまでいかなかった“無邪気”と“進歩”。 “無邪気”は、フレーズの最初は丁寧に弾くように言われていたので、音 に気持ちを添わせるようにして何度も練習を繰り返した。一応無事通過。 次は“進歩”。この曲は左右の手で10度の並進行をバランスよく弾くのが 本当に難しい。左手の音と右手の音がずれるだけでなく、音色が左右で 違ってしまう。どうしてこうなるのか分からなかった。これは、右手はふん わりと丸い形で弾いているのだけど、左手の方は丸みがつぶれてべちゃ っとした形で弾いていたから。鍵盤に触れる指の面積が左右で違ってい た訳。それが結局、音色の違いになっていたということ。指の形を意識し て弾くとやっぱり変わってくる。やっとこさ、通過。先生の前で弾くと、いつ も緊張する。でも、隣で先生は時々私のピアノに合わせてハミングする。 今日は私も小さく歌ってみた。
9月16日--演奏会には要注意
きのう有楽町の東京国際フォーラムにスーパーワールドオーケストラを聞 きに行ってきた。只でオーケストラ演奏をと考えたそのさもしさがいけませ んでした。よくある新聞のプレゼントコーナー、音楽会は、入場料が高くて 手の出ないのもあるので、ついついハガキを送ってみたら、当選しちゃっ たのだけど。会場に行ってみると、まぁびっくり。当選ハガキを手にした人 が座席券と引き換えの為に300人は並んでいたのだから(その後もっと増 えたもよう)。座席の位置は全体から見れば、かなり前の方で悪くはなかっ たと思う。だけどなにしろ5000人も入るというホール。音は聞えるけれど伝 わって来ない、音楽に感動できないのです。全く大きければ、いいってもん じゃないと思うんだけど。けれども、不思議にお客さんは入っていましたね。 しかし音楽を聞きに行った聴衆というよりは、動員された群集という気がし て。<世の中に只ほど、、、、>と言いますが、それは確かにそう。再びは 繰り返さないつもり。でも、お金を払ってもあんなに大きい所は遠慮します。
9月20日--演奏する速さ
レッスン18回目。練習曲は2曲。“清らかな小川”と“優しく美しく”。“清らかな 小川”は、3連符の弾き方でせせらぎの音を表現していく。1の指に重心を置 いて、あとの二つの音は手首のローリングを使い、ほんとに柔らかく弾いてい く。この曲、とてもきれいな曲ですね。自分で弾いていてもウットリとしてしまう、 ここまではネ。しかし9小節目からが問題。あれれ、いまわかった。休符も入 れて、これも3連符なんだ。しかし、休符の次の音が旋律となって聞えないな。 3番目のラの音は抜くだけ、それが難しい。CDを聞くと、この曲、とても速い。 私が弾くのとは大違い。全く別の曲に聞える。速く弾かなくちゃいけないんだ と思っていたけど、これは、しっかり注意された。「ゆっくりでいいから、まずは 丁寧に自分のスピードで弾いて下さい。」うーん、ごもっともです。“優しく美しく” は32分音符が出てくるけれど、1ト2ト3トと数えていけば、割とリズムはとれる。 でも、本当はこの1ト2トっていうの苦手です。何が1だか何がトだか。この2曲、 来週は仕上げをすることに。練習しなきゃ。それにしても、自然の小川のせせ らぎは、この頃では、聞くこともありません。パトカーのサイレンと着メロばかり じゃ、大人だってグレてしまう。
9月22日--ロシアンティーをご一緒に
【ピアノの周辺】と題してホームページを立ち上げてから、2ヶ月が過ぎました。 この間、幾人かの方々がお立ち寄りくださったようで、ありがとうございます。 もしお会いしていたら、お茶でも飲んで休んでいって下さい。と申し上げたい ところですが、そうもいきませんね。ロシアンティーというのは、熱い紅茶に砂 糖のかわりにジャムを入れるものですが、意外にさっぱりしていて、美味しい ものです。よろしかったらどうぞお試し下さい。こちらは、ピアノ初心者が、嬉 しさのあまり作っているページです。ですので、たぶん何の役にも立ちません。 けれども、どうぞ、また、お立ち寄りください。今日はお礼を申し上げたくて。
9月27日--タッチの差
レッスン19回目。まず、アルペジオの練習。右手は1,2,3と5、左手は5,4,
2と1でド,ミ,ソ,ドを2オクターブ。拍子は四分の三。ゆっくりやれば、出来る
けど速くするとガタガタになってしまうから次週に持ち越し。宿題は3度のレガ
ート。うわぁ、大変。また出てきた。練習曲の2曲も、うまく出来なかったので、
同じく来週もう一度見てもらうことになる。2曲とも、練習すればするほど、おか
しなことになってきた。リズムも変。弾いていても気持ち良くない。先週練習は
していたけど、ちょっと心が、ざわざわして集中しなかったのもいけなかったよ
うだ。でも、これはしかたない、いろんな時があるから。体調もあるし。しかし、
曲作り(少し大げさかな)という点では、おもしろく感じるようになってきた。これ
でも、ああでもない、こうでもないと悩みながら、弾いているのです(ホントかな)。
ところで、教室のピアノと自宅のピアノを比べると、タッチがずいぶんと違う。前
者は軽くて、後者は重い、と感じる。弾き始めはカクンとなってしまうほど。こん
なに違っていいの?って言うくらい違う。ピアノって,一台一台これほど違うもの
なのかしら?
10月3日--困ったもんだ
こうじゃない。それでもない。えー、どうして?まだ出てこない。毎日練習して いて覚えているはずのメロディーにたどりつくまで、15分もかかった。自宅か ら駅まで徒歩で15分。駅の階段を上り始めた時にやっと浮かんできた。その 間、出てくるのは練習なんかしたことのない曲ばかり。こんなことが2、3日続 いてかなりショック。朝起きたら忘れてるなんて。前日の練習は何だったの。 惚けるにはまだ早い。何か対策を考えなきゃ。今のピアノ教室に通う前に一、 二度のぞいてみた教室がある。そこのレッスン方法で一つだけ覚えているこ とは、ピアノに向かう前に練習曲をドレミで歌ってみることだった。これは「歌 える曲は必ず弾けます。」という主旨だったけど、身体で覚えるいい方法かも しれない。声に出してみることの効用は、語学を勉強していく時と同じだし。あ と楽譜を書き写してみるのはどうかしら、分かっていない記号も多いことだし。 そういえば五線譜にオタマジャクシを書いたのは一体いつのこと。
10月4日--夕空晴れて
レッスン20回目。アルペジオは、やっぱり速くはできないけれど先週より良 くなった、ということで、おめこぼしでOK。3度のレガートも通過。これは考え てみたら、2ヶ月近く練習していて大分ましになったみたい。少しずつだけど 指って動くようになるもの。それにちょっとだけ、コツらしきものも分かってき た。練習曲の“清らかな小川”と“優しく美しく”は、両方とも通過。バンザイ! 前と比べると、だんぜん弾きやすくなっているし、弾いていても楽しい。それ に「音がきれいになってきました。」と言ってもらった。これは本当に嬉しいこ と。前回はどれひとつ、上手くいかなかったので、今回はすこぶる良い気持 ち。次の練習曲は9番目の“狩”。次回までは休みが重なって3週間もあり、 たっぷり練習できる。レッスンを終えて表にでたら、茜の空が広がっていて とてもきれい。♪夕空晴れてっていう歌がありましたね。