湘南・味(アジ)カルト
まえがきにかえて
どこにチャンネルを合わせてみても、テレビは料理番組と食物紀行ものばかりである。一億総グルメとはよく言ったものだ。古くは吉田健一、内田百間が、男が料理にかかわる本を書いている。昭和44年、別冊文芸春秋に荻昌弘が「男のだいどころ」を連載した。そして邱永漢が「食は広州にあり」を出版し、昭和52年、開高健が食文化としてのエッセイ「最後の晩餐」を文芸春秋の「諸君!」に連載をはじめた。同社の「東京うまいもの100選」も、日本版「ミシュラン」の始まりだった。
こうしてグルメブームの下地は活字の世界で確実に成熟していった。何と言ってもこのブームに拍車をかけたのは、雁屋哲の劇画「美味しんぼ」である。劇画は出版の世界ではあるが、すでに映像の世界に入り込んでいる。それより先、昭和52年からフジテレビで「くいしん坊!万才」がスタートしている。こうして活字と映像のメデイア・ミックスが、一億総グルメ化の旗振り役を果たした。
常に活字の後追いをするのがテレビだ。しかしその中にあってTBSの「料理天国」は、料理ショ-として優れていた。まず司会の芳村マリと、レギュラー出演の竜虎が実に良かった。特に竜虎の食事マナーと美味しさの表現が素晴らしかった。竜虎の一連の所作を評して、芳村マリは「あれは食技だ」、と言っていた。
それに比べて最近の料理番組のレポーターのお粗末なこと。ある番組で京都に豆腐を食べに行く場面があった。女性レポーターが豆腐を口にして、「ああ、やわらかい」と絶叫した。馬鹿じゃなかろか。昔から豆腐は<やわらかいもの>と相場は決まっている。何でこんなに程度の低いタレントを、レポーターにしたのか。プロデューサーがよほど阿呆なのだろう。
日本語には昔から美しい<女性ことば>がある。これが最近特に乱れている。美味しいことを「うまい」と言い、大きいことを「でかい」と女性が言う。「これ食べますか」と平気で人に言う。昔の女性は「これ召し上がりますか」と言ったものだ。日本語の乱れと、アホ・バカ・タレントに怒り、テレビに向かって文句をいうことが多くなった。歳をとつた証拠かも知れない。
やたらと雑誌に載る店がある。店は取材スタッフからは金はとらない。ご馳走してしまう。ご馳走になった方としては「まずい」とは書けない。結果として提灯記事を書くことになる。だから、やたらとテレビや雑誌に出てくる店は、あまり信用しないことにしている。本当のグルメとは、自分のお金で飲み食いすることが大前提だ。
高くて旨いのは当たり前。自分の懐と相談し、リーズナブルな値段がいい。味、値段、サービス、店構え等々チエック項目はいくつかあるが、客の満足度ですべては決まる。私の独自取材と、60有余年の食体験を基に、独断で選んだ店を紹介するのが、「湘南・味カルト」である。
すし処 潮見鮨 衣笠店
ねたの良さは抜群
親しめる値段 楽しい会話
すし屋というのは、最初は誰かに連れて行ってもらうか、それとも紹介がないと私のような気の弱い人間は、どうしても尻込みしてしまう。この店もご多分に漏れず、JR衣笠駅前の青山クリニック・青山辰夫先生の紹介だった。
医師であると同時に自称・漁師である青山さんは魚にはうるさい。勿論自分でも料理する。毎月、青山クリニックに通う身としては、この辺りで美味いものが食いたい。よく行く佐島の海辺食堂まではちよっと距離がある。そこで先生が教えてくださったのがこの潮見である。
店に入って私の目は壁に貼ってある「お品書き」に釘つげになった。色紙に素晴らしい字でメニューが書かれている。さよりと言う字も、鰈という字も本当に魚が活きているように見える。もうこうなると字というより絵である。デザイン的にも優れている。
すっかりこのお品書きの字に魅入られて、作者を聞いてみた。開店当初からのお客さんで、大久保太門という方だという。すし屋に入ってネタや鮨を褒めずに、まずお品書きの字を褒めた客にご主人は驚いたらしい。お陰ですっかり打ち解けて話ができた。
仕入れがしっかりしているのだろう。十分に吟味されたネタが並んでいる。一度夜来て酒でも飲みながらゆっくりしてみたい店だ。ご主人も従業員の接客も嫌味がなくていい。これは大切なことだ。すし屋はお客との会話が大切だ。文句なしに合格点を差し上げられる店だ。
横須賀市衣笠栄町 3−4
(京急バス停 三浦高校前 JR衣笠駅より 徒歩5分)
電話 046−853−9176
地魚料理 「海辺」
横須賀佐島港 鮮魚卸商「丸吉」直営店
嬉しくなる味、ボリューム、値段
何度かこの欄に書こうと思った。しかしテレビで紹介されてからの「海辺」は込みすぎている。偏屈者の私としてはあまりテレビ・雑誌に紹介されるような店は避けたいと思っていた。しかし毎日昼飯をビジネス街で食べている娘と息子を連れて行きその考えが変わった。
二人とも東京のビジネスランチと比べ゛味、ボリューム、値段に感動し感涙に咽んでいる姿をみて心変わりした。やはりこの「湘南味カルト」でも紹介する義務があると・・・。
場所は佐島マリーナ・バス停そば。鮮魚店「丸吉」の斜め前。丸吉のご主人の妹さんがオーナーだと聞く。昼の各種定食は新鮮な魚貝類を使ったもので、すべて980円。当然うわさを聞いた観光客が多いが、どのお客さんの顔も満足気である。134号線を走って秋谷辺りで思い出したらぜひ貴方も立ち寄ってみてください。満足度の高い店です。
電話 046-857-4353
定休日 水曜日
昼 11:30〜14:30 夜 18:00〜21:00
駐車場あり
鎌倉らしくない鎌倉の店
満足度の高い きしめん そば 手打ちの「ほり内」
鎌倉市御成町10−15
電話 046−722−4624
鎌倉御成に私好みの店がオーブンした。手打ちきしめん・そばの店「ほり内」である。ご主人は55歳の脱サラ。サラリーマン時代に「こんな店があったらいいな」と思っていた店を実現させたのだという。値段、味、量、どれをとっても親しめる。
ご主人の堀内さんはサラリーマン時代、単身赴任が長かったのだそうだ。その時に料理を覚えたという。一日に練る麺の量は限られている。夜遅いと売り切れの場合もある。事前に電話をかけて確認することをお薦めする。
ご主人は鎌倉の人ではない。たまたま自分に合った物件が鎌倉にあっただけだと言う。だから鎌倉にはこだわっていない。お客さまが喜んでくれればそれで良いと言う。お品書きを見れば鎌倉値段ではないことがわかる。因みに・・・
ざるきし麺 400円 セイロそば 500円 季節のきし麺 550円 季節のそば 650円。これすべて手打ちなのだ。そしてセイロご飯が 800円。 おつまみは200円〜400円程度。生ビール(中ジョッキ)500円。地酒500円。焼酎ボトル(イイチコ)1本2500円。親しめる値段ではないか。
場所はJR鎌倉駅西口から紀伊国屋に突き当たり信号を左折。すぐ左の路地を左折して50メートルほど行った左側にある。裏駅から5分もかからない住宅地の中だ。ぜひ一度お出かけになることをお薦めします。きっとあなたも満足されるでしょう。
イタリア料理 アマルフィー
また行きたくなるリストランテ
開店当初から通っているいる店だが、134号線の七里ガ浜に面する瀟洒なたたずまいのレストランをご存知の方も多いだろう。私はこの店の誰とも知り合いではない。だから別に持ち上げる必要もなければ義理もない。
先日、月曜日の昼に行ってみた。驚いたことに満席である。まずは多くの方々に支持されている証だろう。この店の良さは何と言っても何を頼んでも当たり外れがないことだ。常に一定のレベル以上のものを保っている。従業員の応対も良い。値段もリーズナブルである。
陽が沈む頃テラスでワインを片手に、ゴルゴンゾーラのピッアを肴に過ごす時間は湘南の贅沢というもの。一切の雑事を忘れさせてくれる。次はだれと来ようか・・・。
鎌倉市七里ガ浜1-4-8
江の電 七里ガ浜下車 3分 駐車場あり
電話 046-739-1151(混んでいるので予約を入れた方が賢明かも)
営業時間: 11:00〜23:00(年中無休)
三浦半島のエルミタージュ(隠れ家)
Lemon Treeのこだわり
秋谷在住の女流陶芸家・高島敏子さんに紹介された店は、134号線の佐島マリーナ入り口を右折し、芦名川という看板を左折、車が一台しか通れない細い道を川沿いに約100メートル。右に大きな駐車場がある前だった。でも看板は架かっていない。普通の家なのである。目印は二階になぜか赤いビーチパラソルが開いていた。
一日に昼と夜と一組づつしか予約を取らないと言う「Lemon Tree」という店だった。いや店ではない家だった。主の名は川口秀子さん。鎌倉の料理学校「ホルトハウス房子」で8年間修行した。正確に言うならば今も通っている。彼女に言わせれば料理に卒業はないと言う。
何料理かと言えばヨーロッパの家庭料理と言うことになるだろう。メニューはお任せ。料金は昼も夜もお一人様1500円。因みにその日私が食したメニューは、まず果物の柿が入ったサラダ。柿はイタリア語でもフランス語でも「カキ」と言うんだ。なんて言うとちよっと気障だが、アホバカねえちゃんは感心する。
次にスープは枝豆を濾したスープだった。そしてこの日のメインディシュは鳥のクリーム煮。デザートはお手製のカスタードプリンとコーヒー。そのコーヒーも豆を挽いてから入れてくれる。何よりも特筆すべきは、お客様の来店時間に合わせてパンを焼き上げることだ。焼きたてのパンが二山(二斤)出てくる。余るとお土産にお持ち帰りとなる。このパンだけでも食べに行く価値はある。
お味は私の能書きよりも今すぐ「小谷章さんのホームページを見ました」といって予約の電話をすることだ。2〜3人から20人くらいまで入れるとのこと。ただし合い席はなし。とにかく一組だけなのである。どこかの家庭に呼ばれてご馳走を食べている雰囲気に浸れる。(2002/11/07記)
Lemon Tree 川口秀子
〒240-0104 横須賀市芦名1-13-9
予約電話 046-858-0406
寿司職人の資質を具えた「寿司眞」の若主人
鎌倉小町通り・小倉眞仁さん
すし屋というのは一見ではなかなか入りにくい。誰かに連れられて行き、気に入れば馴染み客となる。鎌倉でやっと気に入ったすし屋を見つけた。当然最初は友達に連れて行ってもらった。
私が長年贔屓にしている赤坂の「寿し処 石」の主人・石嶋敏雄さんは、良いすし屋の条件として、一に仕入れ、二にお客様との会話ができることだという。「寿司眞」の主人・小倉眞仁さんは誰からも及第点をもらえる人だ。仕入れも良いし、値段もリーズナブル。お客との会話も、とくにお客の話を良く聞き決して逸らさない。若いのに聞き上手な人だ。日本酒の種類も豊富だし、値段も明示してあるので安心して飲める。
すし屋というのは、いつも懐具合と相談しながらでは美味くない。その点鎌倉・小町通り「寿司眞」は安心して飲食できる店だ。場所は駅前から小町通りを八幡様方面に向かい、約100メートル。右側の路地を入った突き当たりにある。
鎌倉市小町2-9-3
п@0467-23-5563
しらす 山茂丸
〜これがしらすだ、釜揚げだ〜
横須賀市佐島1-16-5 п@046 856-0175
よく横須賀の佐島に、しらすを買いに行く。湘南に住む喜びのひとつに、暦にはない季節感がある。2月の中旬に、天然物のわかめが解禁になる。しらすは3月10日頃。旬のものを口にして、春の訪れを知る。幸せな一瞬だ。12月に正月用の田作りを買いに行くころ、しらすは来年の3月中旬まで禁漁となる。
プレジャー・ボートに占拠されてしまった佐島は、漁船が隅の方へ追いやられたように見える。山茂丸はその佐島の一番奥にある。船長の岩崎晃次さんは、しらす屋の店長でもあり、また、しらす干しや釜揚げをつくる工場長でもある。山茂丸は捕ったしらすを、一刻も早く持ち帰るために高速エンジンを装備している。あと何分で帰港するか携帯電話で連絡し、陸では釜に火が入る。間もなく大きなポリバケツ一杯のしらすが、いくつも陸揚げされる。その時ポリバケツから直接つまんで食べる生しらすの旨いこと。舌ざわり、喉を通過する感触、そん所そこらでは味わえない贅沢である。さらに茹でたてをつまむのも、干している最中のしらすを失敬するのも、また格別である。
時々東京に住む友達にも、この感動を分かち合いたくて、クール宅急便でしらすを送ることがある。しかし1000円のしらすに950円の運賃がかかってしまう。旨いものを食いたければ、「ここまでおいで」と言うしかない。
アンセルモ(イタリア料理)
〜こだわりの料理人 シェフ・木村浩巳さん〜
鎌倉市七里ガ浜東4-5-14 п@0467-32-2226
七里ガ浜の鎌倉ブリンスホテルの坂を上り詰めた住宅街の一角に、アンセルモはある。決して大きくはない瀟洒な店だ。聞けばシェフの木村さんはイタリアのトリノで8年間、剣道の指南をしながら、料理の修業をしたという。当然地の魚はメインの食材となるが、野菜にもこだわっている。腰越の自宅の菜園でイタリアから持ち帰った野菜を栽培している。この辺りの斜面は地中海的風土と似ているらしく、イタリア野菜には適しているのだろう。店で出たゴミは、すべて持ち帰り有機肥料とする。環境都市宣言の竹内謙・鎌倉市長から、模範的な循環型実践者として、表彰されてもよさそうだ。
昼は女性客が多い。最近は東京から江ノ電を乗り継いで来る客もいるようだ。手が空けばシェフがカンツォーネを歌うこともある。さて料理だが、もちろんパスタはお勧めだ。中でも「海の幸スバゲ゛ッティー」は、一度トライするだけの価値がある。イタリア・ワインは分からないので、サーブの奥様に相談するといい。思いがけなくシチリアあたりの、美味しいワインにめぐり会うことがある。食後酒のグラッパもいいものが置いてある。デザートもすべて自家製。食後も十分に楽しめる店だ。
田口ミートのビーフ・ジャーキー
〜日本人向きに作り上げたハム職人の技〜
本格的なビーフ・ジャーキーといえば、誰しも思い浮かべるのは、西部劇に出てくる携帯用保存食としての干し肉である。ところがそのイメージとは程遠いが、美味なるビーフ・ジャーキーに出会った。カントリー&ウエスタン音楽の収集家・大野真一さんのお宅である。大野さんのことは、このホームページの地域情報ファイルで、「石の劇場」資料写真展でも紹介したことがある。
大野さんはオースチンのテキサス大学留学中に、下宿のおばさんにでも習ったのか、自宅の庭でハムもスモーク・サーモンも作ってしまうという技術の持ち主である。もちろんビーフ・ジャーキーにも一家言もっている。出されたビーフ・ジャーキーは、いつもの干し肉とは違っていた。木綿の太い糸がつき、1ドル何セントという値段のタッグも付いていない。肉に照りがあり決して干からびてはいない。しかも軟らかい。香辛料も適度である。
奥様に伺うと「頂戴ものなのですが・・・、金沢八景辺りの自家製のハム、ソーセージを作っている肉屋さんで作っているんだそうです」と仰る。情報はただそれだけだった。それでも私のビーフ・ジャーキー探しの行脚は始まった。休みに時間があるとバイクで金沢八景あたりを、ビーフ・ジャーキーを求めて駆け回った。
半年ぐらいかかっただろうか。ついにその店を発見した。横々道路を並木で下り、真っ直ぐジヤスコを目指して大きな団地に入る。団地の中にはスーパーも何軒か出ているが、東急ストアの前のセンターシーサイド商店街のアーケードにその店・田口ミートはあった。
温厚そうなこの道何年というご主人・田口英祐さんによれば、ビーフ・ジャーキーは月に3回ほど作るという。しかし1回に作る量は2キロほど。予約をしておくか、よほど運が良くなければお目にかかれないことが分かった。値段は肉を仕入れた時の価格にリンクしているので、決まってはいないが、100グラム800円程度。最近は1000円分くらいを真空パックにしてあり、日持ちがする。そろそろ歯が弱くなってきた方にも、味わっていただけるお勧めの品だ。執念で探し当てた田口ミートのビーフ・ジャーキー、品薄なのであまり教えたくないのが本心だが・・・。
また最近、この店の焼豚(チャーシュー)が美味しいことを知った。パサパサしておらず、適当な湿り気がある。是非一度お試しあれ。
田口ミート 横浜市金沢区並木1-17-6 センターシーサイド商店街内
電話 045-774-0753
子安の里 軽部のおばちゃんの沢庵
子安の大根と福島沢庵伝来製法のフュージョン
横須賀市秋谷の隣と言った方がいいのか、それとも湘南国際村の隣の方が、分かりやすいのか。子安の里は、さと山である。平家の落人の隠れ里だったと言われる子安の里は、ほとんどの家が軽部姓である。夏は涼しく、冬は暖かく、そして山から見下ろす相模湾の絶景は三浦半島の宝である。
陶芸家・木村芳之助さんが、ここ子安の里の軽部キミエさんの土地に、登り窯を築窯してから10年が経つ。月に一度のペースで登り窯に火が入る。約一昼夜半の窯炊きだ。事前に薪割りもすれば、夜なべの食事係りも必要となる。木村芳之助さんの人徳か、不思議と三々五々人が集まってくる。そういう私もその中の一人だ。それぞれ酒か何か一品ぶらさげて来る。気が付くと20人ばかりがたむろして酒盛りをいることがある。焚き火を囲い、星空を見上げての談笑は尽きない。
みんな心得たもので、自然と役割分担が決まっている。薪を割る通称・マキワリスト、炊事当番の鍋奉行。長老の私だけが、ただ酒をのんでいる役立たずだ。 そこで出くわしたの軽部キミエさん作の沢庵である。自分で育てた子安の大根で沢庵を作っている。酒菜によし、飯によし、歯ざわり抜群、カリカリと音までいい。子安の里通いをするようになって、取れたての野菜らを口にし、野菜も新鮮なものの方が絶対に旨いということを認識した。
軽部のおばちゃんの沢庵は、時折、子安名物の無人スタンドで売っていることがある。御用邸に滞在されている皇太子殿下ご夫妻が子安の里に散策に来られ、その時、お付きの方が求められることもあるという。軽部のおばちゃんは福島から嫁にきた。福島で覚えた沢庵の製法と、子安の里の大根がマツチしたのが、子安の里の軽部キミエおばちゃんの沢庵である。
さてスタンドの場所だが、何せ山の中のことだ。番地は横須賀市子安10番地辺りというしかない。逗子方面から134号線の長者ケ崎を過ぎ、西海岸通りの湘南国際村入り口を左折。トンネルを抜け、二本目を右折。道なりに進み最初の道を右折。200メートルほど行くと炭焼き小屋がある。そこの無人スタンドが軽部キミエさんの売店である。里の人たちはみんな親切だから、分からなければ、おばちゃんの家を教えてくれるだろう。