2月22日(火)

確定申告に行ってきました。会社勤めの人にはあんまり馴染みのない行事だと思いますが、私は去年の11月に派遣社員を辞めた都合で年末調整ができなかったので、自分で確定申告しなければならなかったんです。

私の街にも税務署はあるはずですが、区役所に電話して聞いてみると区役所の裏手にある建物に行けば、この期間だけ税理士さんが待機していて無料で相談に乗ってくれるということだったので、相談するほどの所得でもありませんが行ってみることにしました。

その建物は1階には赤ちゃんがいっぱい、2階にはお年寄りがいっぱいの不思議な空間でした。中に入ると暖房がガンガンに効いていて、この頃すっかり防寒の癖がついてたくさん着込んでいった私は、あまりの暑さにのぼせてしまいそうでした。

部屋の入り口で順番待ちの番号札をもらって待つこと20分。部屋には老若男女いろいろの税理士さんが6人いたのに、番号を呼ばれて行ってみると、目の前に座っていた税理士さんは、疲労のせいか暑さのせいか、御髪も乱れてボーッとしている50代くらいの男の人でした。誰か似ていると思ったらナインティナインの番組に出ている「大っきい社長」その人でした。

「よろしくお願いします」といって恐る恐る源泉徴収票を差し出すと、「はい…」といって黙々と白紙の用紙に数字を書き込んでいってくれました。医療費控除も生命保険料の控除もないせいか、たくさん記入欄がある中の5・6項目しか埋まらず、できあがっても頼りなげな申告書でした。「還付される税額」の欄を見てみると、そこに記入されている数字は「9696」でした。心の中で「クログロか・・・」と呟きながら、どうでもいいような感慨に耽ってしまいました。

最後に自分で住所と名前と電話番号、生年月日、銀行の口座番号を記入して、いわれた所に押印して、源泉徴収票を用紙に貼りつけて完了です。その部屋の貼紙には「税理士さんは相談には乗りますが、記入は自分でしてください」というようなことが書いてありましたが、そういうことでよかったみたいです。

一昨年に確定申告をしたときは、歯の矯正で10万円以上かかったせいか7万円くらい税金が返ってきたので、「確定申告」に対する期待は大でしたが、今回は冴えない結果に終わってしまいました。

終わってからスーパーへ行って、予告通りの「あったかスリッパ」を探しましたが、市場はもう「春」をテーマにしたいらしく、あったかグッズは隅の方に追いやられており、そんなスリッパはどこにもありませんでした。寒さに耐えるのもあと数日、と願いたいものです。

2月19日(土)


週間ぶりの更新です。2月に入ってから京都はよく雪が降り、冷え性で寒がりやの私はミニスカートをはく勇気がなく、ロングスカートかパンツの下にストッキングを重ね履きして、腰は「直貼りカイロ」で温め、もちろんラクダ色のババシャツを愛用し、タートルのニットを着てマフラーで唇の下までぐるぐる巻きにして出かける日々が続いています。あとは毛糸のパンツさえあれば・・・。

れだけ寒さ対策をしていても、なんと15年ぶりくらいでできてしまったのです。しもやけが!!

どきの子供たちは果たして「しもやけ」を知っているのだろうかと思うほど、近頃めったにお目にかからないシロモノだというのに、私の両方の足の指は真っ赤に腫れて、お風呂に入って温まると「これでもか!」といわんばかりにかゆくなるのです。小さい頃はよく手や足の指にしもやけができて、あんまりひどい時には父が糸と針を持ってきて、「ワルイ血を出す儀式」が行われたものでした。中学を卒業するまでそれは我が家の年中行事になっていましたが、高校に入った頃からしもやけにはならなくなり、あれは子供特有のものだと思うようになっていました。

れにしても、去年の冬と比べて今年がさほど寒いとは思えません。運動不足は毎年のことだし、栄養不足にしたって一人暮らしを始めてから変わっていないはずです。一体どうして今年に限って・・・と不思議に思いつつも、周囲でしもやけをこしらえているのは自分だけという妙な優越感が芽生え、人に会うたびにしもやけを自慢していました。

の前任の先輩は、一応1月末で退職されましたが、まだまだ未熟な私のために3月まで週1回くらい手伝いに来て下さることになっていて、遠慮を知らない私はその先輩にもやっぱりしもやけの自慢をしました。すると期待通りの「えーっ!うそーっ!」というその反応は、同じ「えーっ!うそーっ!」でもこれまでに返ってきた反応とはどこか違っていました。すると驚くべきことに先輩が言うのです。「私も毎年しもやけになるの!ここに勤め出してから・・・。おととし退職した子もここに来てからしもやけができたって言ってた。これってやっぱり・・・ってことよね・・・。」

のしもやけはほかでもない職場のせいだったのです。そういえば毎朝室温6℃という、屋外とさほど変わらない寒さの事務所に迎えられ、お昼頃ようやく上の方が温まってくるものの、机と壁に囲まれた足元は依然として冷たく、引き出しを開ければそこからは冷気が流れ出し、中の帳簿を触ればそれは冷蔵庫に保管されていたかのように冷たいのです。

日中じっと机に向っている女性の事務職でなくてはこの「冷え」はわからないようで、思い切ってエアコンの設定温度を上げてみると、ブルゾンを着て立ったり座ったりしている社長の口からは「なんやこの部屋暑うないか?」という発言すら飛び出します。といっていくら設定温度を上げても、ひざ掛けをしてみても、床の冷たさが革靴を素通りして直に伝わってくる足の先までは温まりません。もはや自衛するしかない私としては机の下に電気ストーブを置きたい勢いなのですが、それはあんまりな気もして、今度の休みにムートン素材で足首まであるあったかスリッパと、毛布みたいなひざ掛けを探しに行こうと思っています。

しこのしもやけがひどくなって病院へ行ったら、労災って下りるのでしょうか。

2月3日(木)


日は休みだったので、4ヵ月ぶりに美容院へ行ってきました。それというのも「パーマ・カラーリング10%オフ」の割引ハガキをもらったからです。しかも「無料トリートメント」付き。平日だからきっと空いているはずと思っていたらけっこう混んでいました。おばちゃんも多かったし、周りから聞こえてくる会話の内容からして学生さんが多かったみたいです。

日に予約の電話を入れて希望の時間を伝えると、いつもの人は空いていないということだったので「じゃあ別の人で構いません」というと、受付の人に代わっていつもの人が電話口に出て、「○時なら空いてるんですけど、それじゃダメですか?」と尋ねるので、本人を前にして「別の人でいい」とは言いきれない小心者の私は、あっさり譲って時間を変更することにしました。

つもの人は本当に空いていないらしく、私のカットが終わるとすぐ別の人の所へ行ってしまい、あとはパーマの巻き始めとカラーの加減を見に来たのと、最後の仕上げに来たほかは見習いみたいな若いお兄サンが入れ代わり立ち代りでした。私は美容院では特別自分から話し掛けたりはしないけど、話し掛けてくれればそれなりに会話は成り立つと思うのに、「この人は話し掛けてもいい人かな?」とかいう試みもなされず、席に座るなり赤ちゃんにおしゃぶりを与えるかのように雑誌を渡されました。どの客が話しかけにくいか、美容師さんたちの間でブラックリストでも回覧されているのでしょうか。私の時には無言だったお兄サンが、ひとつ向こうの女子学生チャンには気軽に話し掛けているのを見てちょっと気ィ悪くなりました。別にいいんだけどね。

も、ブローの時に来てくれたお兄サンはよくしゃべる人でした。でもしゃべりかけられてもドライヤーの音でよく聞こえない上に、こっちも大声で応戦しないと聞き返されてしまうし、もともと声の小さい私が美容院へ行ってなんでこんなに大声張り上げてるんだろうと思えてきて、途中で無理矢理会話を終わらせてしまいました。やっぱりブラックリストに載る客なのかもしれません。

うして3時間半座りっぱなしで、シャンプー、カット、パーマ、カラーリング、トリートメントというフルコースは終了しました。トリートメントはシャンプーのあとにシュシュッと霧吹きで吹き付けられただけで、「えっ、もう終わり?」と思いましたが、サービスなので文句は言えません。これでお金取られるんだったら言いたくなると思うけど。希望のイメージを伝えるために雑誌の切り抜きを持っていったのですが、ほぼ希望通りのできあがりになって大変満足でした。

こでおとなしく帰ればいいのに、初お給料をもらって最初の休日ということで、あっさり買い物に走ってしまいました。「冬物バーゲン売り尽くし」。これを見て心ひかれないオトメがいるでしょうか。行ってみると平日の5時前のせいか、こちらは随分空いていました。いろんなブランドが集まった会場でしたが、足が向いてしまうのはやっぱり馴染みのある「ワールド」。インディヴィ、オゾック、アンタイトルが揃っていましたが、「売り尽くし」前のバーゲン期間にも相当通っただけあって、やっぱりその時以上の掘り出し物は無さそうでした。それでも欲しかったパンツ1枚と、初めてのカシミヤ100%ニット1枚買ってしまいました。2点買っても1万円未満で済みました。

まりの嬉しさにお酒売り場へ行って、そのおつりで「梅里雪山」という新潟のお酒を買ってしまいました。新潟は米所だけあっておいしいお酒が多いと思うのですが、これもやっぱりおいしかったです。アタリでした。しかもがんばって「大吟醸」だったし。やればできるもんよね。

日は節分ですが、関西では節分に「巻寿司の丸かぶり」をする行事があるので、バレンタインデーのチョコレートと一緒で海苔業界の陰謀とはわかっていても、ついつい毎年躍らされていました。しかも学生時代にバイトしていたところがお寿司屋さんとくれば、しない方が無理というものです。卒業してからも、節分になるとお店に行っては、1本買って1本おまけをもらって帰ってきたものでした。でも今日は冷蔵庫事情により丸かぶりはできませんでした。お寿司屋さんのおじさんたち、ひょっとして待っててくれたかな。

うそう、買い物をしている最中に、偶然当時のお客さんに遭遇しました。毎晩お寿司売り場の前を通るお客さんで、私の顔を見ると「しゃあないなあ」といって必ずお寿司を買ってくれる上得意さまでした。卒業してから2年以上が経つので、さすがに向こうは忘れているだろうと思ったら、なんと覚えていて下さって、「元気かね?」と声を掛けて下さいました。接客の仕事って、こういうのが何より嬉しいんですよね。突然の出来事でしたが、嬉しくってしばらくニヤニヤが止まりませんでした。

んなこんなで気が付くと日はとっぷりと暮れており、家に帰って洗濯を始める私が居りました。家を出る前にやっておけばよかったような気もします。