3月27日(月)


切な人の健康を祈願しに、今日は朝から西陣にある「釘抜き地蔵」へお参りに行ってきました。着くまでにどれくらい時間がかかるかわからなかったので、いつもより1時間早く家を出ました。やればできるもんです。

つもと違う時間に乗る電車はやっぱりどこか雰囲気が違って、もちろん言葉を交わしたことも、視線を合わせたこともない人たちだけど、毎朝同じ通勤電車を共有しているというだけでなにか通じるものがあるのかななんて思いました。

調にバスを乗り継いで釘抜き地蔵さんに着くと、8時を少し過ぎたところでした。「釘抜きさん」といえば、去年初めて訪れたとき、お堂の周りを何周もしながら熱心にお参りしている人や、腰掛けておしゃべりをしている地元のお年寄りで境内がいっぱいだったイメージがあったので、この時間ならもう人が集まっているかなと思って行ったら、境内にいたのはゴミを取り合う二人のオバチャンと、太鼓のようなものをポンポン叩きながらお勤めをしているご住職だけでした。

初、1人のオバチャンがゴミ袋を持って門の外へ出ようとすると、もう1人のオバチャンが「やややや・・・・!!」と言いながら走り寄っていって、「うちが持っていくから置いといて!」と言って袋を引っつかみ、すると袋を持っていたオバチャンが「いやいや!いいって、いいって!うちが持っていくから!」と言って引き戻し、ひとつのゴミ袋をめぐって白熱した攻防戦が繰り広げられていました。

このご住職がそれらしくお勤めをしているのを見るのは初めてでした。先週お参りに来たときはちょうど縁日だったらしく、ご住職によって「おしるこシスターズ」と命名されたらしい、白い三角巾に割烹着姿のオバチャンたちがおしるこを振る舞っていました。私は仕事に戻らなくてはいけなかったので行列には加われませんでしたが、その前にみんなで「おしるこの歌」を合唱しました。私もとりあえず一緒に手拍子を打ちましたが、見た限りご住職がいちばん嬉しそうでした。そのイメージしかなかったものだから。

としきりお参りして通りへ出ると、8時半を過ぎたところでした。今日は週に1回の掃除の日なので、いつもより30分早く出勤することになっていましたが、それでもまだ時間があります。会社の近くまでバスに乗ろうと思っていましたが、少し手前で下りて歩くことにしました。会社まで約20分。今朝は最近にはめずらしく爽やかで健康的な朝でした。

3月13日(月)


日はお天気がよかったので、お昼は久々にホカ弁を買いに行きました。お弁当を買いに行くときは一声掛けるようにと社長に言われていたので声を掛けると、「あ、すんまへんな。」と謝られ、なにかと思ったら「ワシ、幕の内」というわけでした。私はお店でもらっておいたチラシを吟味した結果、「ミックスフライ弁当」にしました。幕の内より10円リッチ。悪気はありません。

つも会社から自分の携帯で注文して歩いてお店まで行くと、ちょうど出来上がっているという合理的なシステムなのですが、今日は社長の分と2つ注文したせいか少し待たされました。お天気がいいので油断していたら外は結構寒く、待っている間中手をこすり合わせ、足踏みしながら気を紛らわせていると、いつものおばちゃんが「はいっ、お待たせっ!」と袋を渡してくれ、その時注文していないはずの缶コーヒーを一緒に入れるのです。

てて「あっ、コーヒーは頼んでません!」と言うと、「いいのいいの、これサービス。いっつもありがとう!」と言ってくれました。実は今日でもう10回は通っているかというホカ弁なのに、毎回同じような時間に電話で注文しているのに、しかも毎回同じおばちゃんなのに、いつ行っても対応が新鮮だし、なかなか覚えてもらえないもんだなと思っていたけど、やっぱりおばちゃんは覚えててくれたようです。人から缶コーヒーをもらってこんなに嬉しく思ったのは初めてだったかもしれません。帰り道、かじかんだ手を温めようと缶コーヒーを手にしたところ、それは紛れもなくキンキンに冷えたアイスコーヒーでした。おばちゃん・・・。

かもお弁当を買いに行くとき、途中の道でちゃんと端の方を歩いていたにも関わらず、後ろから来た自転車に追突されるという前代未聞の事故に遭いました。ハンドルが手に当たって痛かったけど、とりあえず持っていたお財布が落ちたので拾おうと思ってしゃがみこむと、自転車に乗っていたおっちゃんが「目ン玉ひんむいて」といったかんじで「だ、だいじょうぶですかっ!!」と自分の自転車をガシャンと倒して走り寄ってきました。何気なく顔を上げると、その音で周りにいた通行人の目は一斉に私に注がれており、普段から目立たぬように目立たぬようにと生きている私はとにかく恥ずかしくて、「だだ、だいじょうぶです!!」と答えると、おっちゃんは急に真顔に戻ってすーっと行ってしまいました。もっと痛がってやればよかった。

はんを食べ終わると急に眠くなり、しかも事務所に1人きりだったので、窓を開けたり歩き回ったりと眠気をこらえるのに必死でした。前の職場ならまだしも、今の職場で睡魔に襲われるなんて致命的です。そんな暇はない!と自分に言い聞かせるのですが、どうしようもなくまぶたが重くなってきて、無意識のうちに「そうだ、あれってどうなったっけ・・・」と存在しない考え事を作り出し、「私は今考え事をしているんだ」と目をつむる口実を与えながら目をつむると、恐ろしいほど自然に居眠りをしていました。

ッ、と我に返ると、目の前の台帳には見覚えのない筆跡で覚えの無い記帳が何件かされていました。まさかと思って伝票と照らし合わせてみると、なんとピッタリ合っていました。執念ってこういうものなんでしょうか。クセになったらどうしよう。


3月10日(金)


事にも気合いと掛け声が必要な今日この頃、気がつけば半月ぶりの更新です。こんなにサボってちゃ、そりゃ常連さんも掲示板から入りますよね。

日はお茶のお稽古でした。前の仕事のときは、1週間の終わりにお稽古があって、お稽古が終わったら「あとは野となれ山となれ」じゃないけど、明日から連休だ!ってなもんで帰るのが10時になろうが11時になろうが気楽なもんでした。それが今となっちゃ「連休」って懐かしい響きです。昨日休んだばっかりなのに、この疲れ様は一体なに?はりきって休みすぎたのでしょうか。

て、今日は虎屋さんのお菓子をいただきました。虎屋さんっていえば天皇さんについて江戸へいってしまった裏切モノ、なんて滅多なことは言えません。とにかくお雛さまの月ってことで「(はまぐり)」を象ったお菓子でした。一目見たときは三角形の野球ボールに見えないこともなく、蛤といわれてすぐお雛さまを連想するような私ではないだけに、なんで蛤なんだろうと思っている間に胃の中へ収めてしまっていました。中身は白あんで、しつこくなくっておいしかったです。

分のお稽古の番はとっくに終わったのに図々しく居座って、いつも2回のところを3回も頂いて帰ってきました。これで晩ゴハンはいりません。

ころで、うちの近所には、いくらおなかが空いていなくても、いくらそこで食べたラーメンにあたったことがあっても、ただ通り道にあるがゆえについつい寄ってしまうラーメン屋さんがありました。そこがここ1週間ほどシャッターを下ろしたままになっていたのですが、定休日でもないのに休みだったり、シャッターが下りているのにのれんが出たままだったりと、なにかとやる気のない店だったので、さほど気にも留めずにいたら、おととい突然「テナント募集」の看板が出ていました。

んな事情だか大体察しはつきますが、うちの近所にはお店が少ないだけに、味の割には流行っていたお店でした。「閉店」の貼紙くらいしてからだって、遅くはなかったと思うんですけどね。

に帰ると昨日作ったほうれん草カリーのニオイが疲れた体を刺激的に包み込んでくれました。これで今夜もぐっすり眠れそうです。