年始のテレビを見て驚いたのは、晴明神社の映像です。去年までは「知る人ぞ知る」スポットだったのに、今年の境内は何百、何千という数のおみくじが、境内の其処彼処に結び付けてありました。陰陽師のおみくじってどんなのでしょう。たしかにちょっと気になりますよね。
この神社、ブームにのって大流行。隣の土地を買い上げたんだか、現在境内を拡張中です。今までいなかった巫女さんまで雇ってるし、運命相談とかの待合室も1部屋増えたし、お守りも種類が増えてたしね。今年あたりが晴明さまの1000年祭かなんかだから、きっとお告げでもあったのでしょう。
今年はうちの両親が結婚30周年なので、お正月に弟と2人で初めてお年玉をあげました。両親はそれを元手に今度旅行するようです。私も弟も働いているとはいえ、一人がやっと暮らしているような状況なので大したことはできませんが、父も母もとても喜んでくれ、母はその場で泣き出すし、父に至っては1週間に1度は旅行の計画について報告の電話を掛けてきます。子供がそれぞれ経済的にも自立して、いよいよ親から離れることになれば、2人はまた「両親」よりも「夫婦」として生活していくわけだから、仲良くやっていってほしいものです。
私の今年の目標は転職。まだまだやりかけの仕事がたくさんあるので、ケリをつけなくちゃなりませんが、なんとか今年中に資格を取って、次へステップアップしたいと思います。一般事務で一生食べてはいけないから。三十路まであと2年、オンナだって30からよね。
11月9日(金)
そのパン屋さんは、女坂にある超有名イタリア料理店のパンを焼いていた人が独立して開いたお店ということで、行けば必ずパンを買って帰っていた私としては、ぜひぜひ行ってみたいお店でした。そのお店のことはラジオで知ったのですが、オープン以来すごい人気らしく、目当てのパンがある場合は予約しておかないとまず残っていないということでした。
でもそこまでする気はなかったので、あったら買おうくらいの気持ちで行ってみると、通り過ごしてしまいそうなくらいさりげない店構えの店内は、2名の先客の後から入ると、もう身動きできないくらいでした。ドアを開けて2歩進むと突き当たりがレジで、右手にベンチが置いてあり、レジの横の3段のショーケースにパンを並べて売っているだけの、小さな小さなパン屋さんでした。
ショーケースに並んでいたのは2種類のクロワッサンと栗のケーキ、それから焼きあがったばかりのバゲットでした。後ろの棚には食パンが何本か並んでいましたが、多分予約済みだろうなと思いながら「食パンはまだありますか?」と聞いて見ると、案の定「ごめんなさい、もう売り切れなんです」とのことでした。
すぐ奥の、手作りだという窯ではひっきりなしにパンが焼かれている様子で、もう少し待てば何か出てきそうな気配でしたが、そうしている間にも年配の女性2人と、若い女の子が2人、続々と入って来て店内が窮屈になってきたので、焼き立てのバゲットとクロワッサンを買って出てきました。
鴨川のベンチに座って、早速クロワッサンを食べてみると、「!!」としか書き様がありません。もっちりしていて香ばしく、しつこくなく、サクッとしている・・・。パン屋を選ぶ基準はクロワッサンだと言いますが、もう充分のおいしさでした。あまりのおいしさに、もう一度お店に戻って何か買い足そうと思ったのですが、のぞいてみると店内は相変らず混み合っていて、ショーケースの中も空の状態だったので、ほかのパンはまたの楽しみにして帰ってきました。
長い前置きになりましたが、今日の本題はここからです。その帰り道、下鴨神社の近くを通り掛かると、何やら「キャーキャー」と黄色い声が聞こえ、神社へ駆け込んでいく人たちが何人もいます。「下鴨神社→キャーキャー→走る」といえば流鏑馬(やぶさめ)だ!!と思った私は、にわかにワクワクして境内へ駆け込んでいったのですが、そこには果たして二重三重の人垣ができていました。そして「キャー!!」という悲鳴のような歓声も聞こえています。しかし馬の蹄の音はどこからも聞こえてきません。
もう終わったんだろうかと首を伸ばしてみると、それは時代劇のロケのようでした。茶店風のセットのところに町娘の格好をした人が何人か腰掛けています。流鏑馬でないとわかった時点で興味は半減しましたが、金さんのロケでもやっているのかな?と周囲の会話に耳をそば立てていると、修学旅行生らしい標準語の男子たちが「キムタク見ちゃったよー」と言っています。
キムタク?!場所を移動して聞いて見ると、「あ!見えた!あれキムタクや!だってオーラが出てるもん!」と顔も見えないのにオーラで自分を納得させようとしている女子高生たちがいました。そして手に手に携帯電話を持って「キムタク見れんで!!」と緊急連絡網を回しているようでした。結局、最近視力が極端に落ちた私にはオーラさえも見えませんでしたが、生キムタクを見たところで、「見た」だけでは興奮できないタチなので、歓声を後目に引き上げることにしました。
下鴨神社から出町柳まで来る間、老いも若きも何人の女子が興奮気味に走っていったことでしょう。みんな口々に「キムタクキムタク」と言いながら、あるいは携帯電話で連絡を取りながら、下鴨神社へ向かっていました。
結局ドラマなのか映画なのか、タイトルは何なのかもわかりませんでしたが、知っている場所が写っているのはおもしろいので、放映されたら一度見てみたいなとは思いました。ちなみに流鏑馬は5月の葵祭の前に行われる神事。今頃やってるハズがないのでした。
12月30日(日)
今日は朝から年賀状を書いて、帰省用の京都のおみやげを買って、近所のスーパーへ二往復して、部屋の大掃除にかかりました。ほんとに普段ろくに掃除をしないので、こういうときになると気合いが入るものです。エアコンからカーテンから玄関から、無心に掃除をしていたら、あっという間に夜でした。それでもまだ片付かない本棚と押入れ。・・・来年の年末か?!
さて、明日から帰省します。お正月は初めての豪華(?)家族温泉旅行です。楽しみだな。
来年もあっという間だろうけど、来年はもう少し日記たくさん書くようにします。見に来てくださるみなさん、今年もありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。