11月の日記 vol.1



11月19日(金)

今日母親が帰っていきました。
初日は神戸、昨日は伊勢丹で買い物、今日は草津に住む叔母も合流して京都の南禅寺&無鄰庵
私は火曜日にお山巡りもしたので、歩きっぱなしの4日間でした。

今日はとっても温かくてお天気も良く、小春日和の一日でした。
でも南禅寺の紅葉は、残念ながら「汚い」という印象でした。
思いっきりトップシーズンだから仕方ないかもしれないけど、
なんと山門の中まで観光バスが乗り入れて来て、玉砂利を蹴散らしていくのは興ざめもいいとこ。
すぐ隣にロープで囲まれた紅葉があるというのに、あれじゃきれいに紅葉するわけがない。
笛を吹きながら「オラーイ、オラーイ♪」と一心に叫んでいるバスガイドのお姉さんさえ憎んでしまいたくなる気分でした。

でもでもでも!!!今日は南禅寺がメインではありません。
メインはランチ♪前々から雑誌なんかで見掛けて気になっていたお店が南禅寺の近くにあったのですが、
学生や派遣社員の身分じゃちょっと…、というお店だったので、なかなか実現しなかったんです。
でも今日は心強いスポンサーもいることだしということで、
お昼から2,500円のフルコースを思い切りました。っていうか、思い切ったのは母ですけど。
お店の名前…、うーん、「言うべきか、言わざるべきか」ハムレット並みに悩むけど、特別に教えちゃいましょう!
ただし、この日記は明日消去します(笑)。
もったいぶったそのお店とは「かしくコルドンブルー」です。
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、実際に行かれた方は少ないはず。

最近京都では「町家カフェ」といって、よくいう「うなぎの寝床」式の家屋を改造したカフェやレストランが大流行ですが、
その先駈けとなったのがこの「かしくコルドンブルー」らしいです。
お料理は和洋折衷懐石とでもいうのか、「お箸で食べられるフランス料理」というのがウリみたいです。
とまあ、ここまでは私もいろんな雑誌を読んで心得ておりました。いわゆるウケウリ。
ところが、実際にのれんをくぐって味わったお料理の素晴らしさといったら、これはもう期待以上のものでした。
やっぱりお店の紹介というのは、自分で使ってみないと、人づてではできませんね。感動が違いますもの。

お料理の内容の素晴らしさは、また別のコーナーでご報告しようと思います。
これはもったいぶったわけではなくて、単に日記が長くなるから(笑)。

一方、無鄰庵は初めて行ったのですが、誰にも教えたくないくらい、ってもう有名だけど、とってもとっても良いお庭でした。
「京都のこと」で紹介した「がんこ」の庭と作庭者が同じなので、
川に飛び石を置くとこなんか通ずるものがあって、
松の緑の中にところどころ赤く紅葉したところがあって、背景には東山連峰。
それを純和風の母屋の縁側に座って眺める心地よさといったら…。お金持ちっていいわあ。

お金持ちといえば、今日歩いた南禅寺周辺は豪邸の密集地らしく、
佐川急便の佐川さんち、野村財閥の野村さんの別荘、松下幸之助のコレのお屋敷などなど、
塀に囲まれた風情あるお屋敷を外からたくさん拝見してきました。
元はといえば「無鄰庵」も山県有朋の別荘だしね。

今日の締めくくりはお茶のお稽古。
先週予習していったお茶箱のお点前を誉められたので、
「今日も!」と調子にのってお茶箱の予習をしていったら、
今日は久しぶりにこの前お免状をもらった「四ヶ伝」のお稽古だったので散々でした。
でも、寒くなるにつれ、炭の近くでお茶を点てるというのはほっこりしていいものです。

今週末から火曜日の祝日まで、きっと京都はどこへ行っても人・人・人、黒山の人だかりなんだろうな。
やだやだ…とか言いながらも、お天気良さそうだし、どっか行くんだろうなあ。



11月16日(火)

失業してから12日が過ぎ、さぞかし更新作業もはかどっている予定だった今日この頃、
11月の日記はこれが2回目だったりします。

もちろん暇は暇なので、パソコンには毎日向かい合っていて、
掲示板とメールのチェックはそれはそれはコマメにするようになったのですが、
毎朝家を出ていた時間にのっそりと起き出し、ゴハンを食べて家事をして、気が向けばフラリと出かけたり、
そんなマイペースな毎日はとても楽しく、日記に書こうにも追いつかないほどいろいろあって、
そしてあっという間に過ぎていってしまうのです。

仕事が無くなってできるようになったことって、家のことが一番大きいかな。
ゴハンをちゃんと作るようになったし、洗い物とかためなくなったし、お天気がよければ布団も干せるし、
洗濯物だって外に干せる。冷蔵庫の中に賞味期限切れのものが入っていることもないし、
掃除機だって2日に1回はかけちゃいます。おかげで家の中のカビ・ダニ生息率はかなり減ったはず。
もともとこういうことに喜びを感じる性格なだけに、このまま行くと仕事探しもそっちのけになりそうでコワイ。

今日は紅葉の名所「東福寺」へ行き、そして思いつくまま「稲荷山ハイキング」してきてしまいました。
本当はきちんと「京都のこと」に書きたかったんだけど、
そうこうしているうちに忘れてしまいそうなので、メモ程度に書いておくことにします。

しかし、今日の寒かったこと!!東京では木枯らし1番が吹いたそうですが、京都もめちゃめちゃ寒かったです。
おまけに晴れたと思ったらすぐ時雨れるというお天気。
休みならいくらでもあるのに、なんでこんな日に出かけようと思ったのかは謎です。

とりあえず、東福寺の紅葉はまだ「五分」といったところでした。
今、京都で見頃なのは高雄や鞍馬とか貴船の北の方だそうです。
いくら急に寒くなったといっても、京都駅伊勢丹前の「紅葉だより」によると洛中もまだ「五分」「七分」といった感じだし、
嵐山は京都でも一番遅いくらいなので、今月いっぱいはまず大丈夫だと思います。

久しぶりにちゃんと「拝観料」を払って東福寺を堪能し、
境内のミステリースポット「魔王石」を探索に行く途中「浴室」の裏手で1人「Shall We dance?」なおじさんを採集し、
雨が小ぶりになるのを待って稲荷山へ向かいました。

稲荷山というのは全国にある稲荷の総本山「伏見稲荷(ふしみいなり)」の背後にそびえる
標高230mくらいのお山のことです。初めは東福寺を少し上がったところにある、
その名も「羅刹谷(らせつだに)」というミステリースポットへ行きたかっただけのことなのですが、
そこをクリアしてもうちょっと、もうちょっとと思いながら歩いているうちに稲荷山へと踏み込んでいたのでした。

稲荷山のあるお社では「火焚祭」に遭遇し、思いがけず「火焚き串」をたき火の中に投入したり、
玉串を奉納するという体験をさせていただきました。「かしこみ、かしこみ〜♪」の世界です。
そのあと何千という鳥居をくぐり抜け、何百ものお塚、祠をお参りし、
これまたもうちょっと、もうちょっとと言っているうちにとうとう山頂に到達してしまったのでした。
でも普通、タイトスカートとパンプスですることではありません。

でもそこからはかの将軍塚も真っ青なくらい京都駅付近の景色が一望でき、
雨上がりには虹も見えて、疲れも一気に吹き飛ぶ、っていうのはウソだけど、まあそれくらいの素晴らしさでした。
お山を降りて時間を見ると4時でした。往復4キロといわれるお山巡りですが、
紆余曲折(?)もありもっと歩いたに違いありません。ちなみに家を出たのは11時過ぎでした。
寒さにこごえながら入った今熊野のおうどん屋さん。
おだしは「ごんぶと」と変わらなかったけど、温かかったことに救われました。

しかし、これまで伏見稲荷には何度行っても、まさか稲荷山に登ることなんて、
しかも頂上まで行ってしまうことなんて一生無いと思っていたのに…。
これだから人生ってわからないものです。

上にも書きましたが、最近この「京都のミステリースポット探し」にハマっているのです。
それは前からのことで、だからこそ「鞍馬オフ」もあったわけなのですが、
「京都のこと」ではそういう怪しげなスポットをもっともっと紹介していきたいと思っています。
今注目しているのは、先週から京都新聞で連載が始まった、小松和彦氏の「魔界万華鏡」です。
今日はネットでほかにもゾクゾクするような京都の魔界ネタを発見しました。
いつかまとめてアップロードしようと思っていますので、お楽しみに!

それにしても、いい加減このトップページの写真は「寒い」ですよね。早く取り替えよう。



11月8日(月)

失業第1日目。
「生真面目な私のことだから、きっと今朝もいつもの習慣で6時頃には目が覚めるはず」と思っていたのに、
起きたらあっさり10時でした。私の場合、好き放題ぐーたらしていた学生時代が4年間、
働いたのは2年半。どうやらまだまだ「ぐーたら♪」の方が勝っているらしい。
なんにしても楽な方には適応力バツグン。こんな私、誰か雇ってくれないかな。

11月5日は派遣生活第1弾の最後の日でした。
前日は事務職だけで送別会を開いてもらって、
帰って来てから明け方の4時頃までお別れのメッセージカードを一人ずつに書いていたりして寝不足気味でした。
ああいうのって、思い出がたくさんある人に書くほどムズカシイ。深追いするとキリがないし、クドイし。

お別れの挨拶も、過去2回の契約更改の度に考えていたんだけど、
いろいろ話すうちに湿っぽくなってもいけないし、あんまり淡々としてても味気ないし、
なにを言おうか家を出てからずっと考えていました。でも当日は部を挙げての引っ越しの日。
午後になるとダンボールに身の回りのものを詰め込んで、
5時になったら業者の人たちが20人くらい一斉に乱入(?)してきて、上を下への大騒ぎ。
ようやく「お別れの挨拶」となったときにフロアに残っていたのは机だけ。
パソコンも観葉植物も全部除けられて殺風景の押し売り状態でした。
最後の記念に席に座って写真でも・・・という甘い期待は露と消え、
変わって写真の背景となったのは山と積まれたダンボールでした。

しかも花束を頂き、これからご挨拶というときに、向こうの方から
「すみませーん!廃棄するキャビネットのなかに書類が残ってるんですけど!!」
という叫び声が聞こえてきて一同騒然。キャビネットの周りに集まって
「それを廃棄するなんて聞いてません!」「言ったじゃないか!」と内輪もめが始まり、
業者の人たちも苦笑い。取り残された私も苦笑い。ま、こういう最後もいいかもね。

頂いた花束はピンクのバラ8本、つぼみが5個ついたゆりの花が1輪、
たくさんつぼみがついた秋桜が5本、そして名前の分からないカスミソウ的役割の花が5本、
豪華すぎて私が持ってもまだ大きく感じられるほどでした。
花束をもらったのは大学の卒業式以来2度目でした。やっぱりとっても嬉しかったです。

その後はお茶に誘ってもらって2時間くらい、今日一日の話に花を咲かせました。
お別れを言っているときはその気になってしんみりしてしまうけど、
こうして話していると今日で最後だなんて信じられないくらい、
場の雰囲気に馴染んでいる自分が嬉しいような、寂しいような気持ちでした。

だけど派遣社員とはいえ、初めての社会がこの会社で本当によかったです。

参考までに雇用保険の話。私は契約が切れたらすぐにもらえるものと思っていたんだけど、
派遣先の都合で契約が終了した場合でも、私は派遣会社で保険に入っているし、
派遣会社の責任ではないので、すぐにはもらえないそうなんです。
派遣会社には1ヶ月以内に次の仕事を紹介する義務があって、
紹介できない場合に初めて雇用保険をもらうことになるらしいです。
その間になにか仕事を見つけられるといいんだけどな。


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