6月の日記 vol.2



6月30日(水)

早いもんで6月も今日で終わりです。しっかしすごい梅雨になりましたね。
京都はご存知の通り清水寺の茶店が土砂崩れで潰され、兼住居にしていた老夫婦がしばらく生き埋めになりました。
無事救出されてよかったですが、ほんとコワイです。
ちょっとずれていたら、今ごろ清水の舞台って無くなっていたかもしれません。
あんな豪雨は一回きりかと思いきやそうはいかず、昨夜もすごかったらしいですね。
私は窓をしっかり閉めていたせいかどうか雨音も全く気にならず、
朝までぐっすり熟睡していたため夜中に起こったことは全く知りません。
けっこう自慢の寝つきの良さです。
神戸や福岡では洪水だし、広島では土砂崩れだし、台風が来た方がまだマシだったかもしれません。

さて、日曜日にパーマをあてたものの月曜日は雨。
雨の日ってただでさえ髪のまとまりが悪い上に、
美容院で「ぜひ」とすすめられたスタイリング剤をケチって家にあったのを使ったところ、
いくら軽くしかあてなかったとはいえ、全くパーマっ気のないストレートができあがりました。
あきらめてはいたものの、会社に着くと湿気を含んだ髪はすっかり膨張して、
ストレートでもなければパーマヘアでもなく、手の施しようが無くなっていました。
もちろんそんな私がパーマをあてたと気づく人は誰もなく、
唯一「なんか今日、いつもと違うね」と言ってくれた友達は二言目に
あっ、わかった!疲れてるんでしょう!」と言い出す始末。
ただでさえ疲れている今日この頃、見かけまで疲れてしまっては救いようがありません。
無反応だった周りの人たちもきっと「寝ぐせ」だと思って黙っていてくれたのでしょう。

いくらバッサリ切ったわけじゃなくても、何も言われないのはやっぱり寂しいもので、
その日の帰り道、意を決してすすめられたスタイリング剤を買いに行きました。
次の日から早速それを使っているのですが、さすが高いだけのことはあってウエーブもくっきりです。
隣の人にも1日後れで「パーマあてたん?」と気づいてもらえました。よかった、よかった。

話は変わって今日の帰り、京都駅の近くにあるお気に入りのラーメン屋「しるそばたか」へ初めて一人で行きました。
彼と行くと「毎度!」と言ってくれるお兄チャンも私一人だとわからないみたいでした。
女の子一人のお客さんもよく見かけるのですが、今日はカップルとおっちゃんが多くて、
入っていくと案の定ジロジロ見られました。
そしていつもの「パイタン」を頼んで待っていると、ひとつ置いた隣の席に見覚えのある人が座りました。
なんと、サークルの後輩でした。近くでバイトしているという彼も、このお店の常連なのだそうです。
会うのはそれこそ何年ぶりというかんじでしたが、
何やかやと話しているうちに私のパイタンがきて、おしゃべりはここまで。
いつもの通り一心不乱でラーメンはもちろんスープもほとんど飲み干して大満足。
後輩くんもその辺は心得ているようで、彼も食べている間は無言でした。
なんだか気が合いそうだったので、もうひとつのお気に入りラーメン屋「ますたに」を教えてあげました。

ラーメン好きのみなさん、京都にきたらぜひ「しるそばたか」へ寄ってみてください。



6月27日(日)

朝方の豪雨には驚きました。梅雨というよりもまるで台風が来た時の集中豪雨みたいでした。
今日は10時から美容院の予約をしていたので、雨の音で目が覚めて一瞬ひるみましたが
キャンセルすると次に行ける日はいつになるかわかりません。
雨に濡れてもいい服、万が一車に泥水をひっかけられてもガマンできる服、と悩んだ挙げ句、
GパンとTシャツが選ばれました。でもそれっていつもの休日と同じだったかも。

家を出る頃には幸い小降りになっていて、なんとか無事美容院にたどり着くことができました。
今日はパーマをあてるつもりで、イメージとして雑誌の切り抜きを持っていったのですが、
美容師さんたら「これは髪質が柔らかくて量が少ない人向けだからねえ」と
硬くて量の多い私の髪を触りながらいいました。さらに今流行っているからか練習したいからか、
藤原紀香とか松嶋菜々子みたいなのはイヤなの?」と誘惑されましたが、
そんなことしたら「髪型だけマネしてもねえ・・・」という声が背後から聞こえてきそうなので、
それはお断りしてとにかくゆるいパーマをあててもらうことにしました。
私はすっかり「パーマをあてる」という言い方に馴染んでいますが、
実家にいたときは「パーマをかける」と言っていました。「あてる」というのは関西だけなのかな。

こうして今にもとれそうなパーマスタイルができあがり、
それなりに満足して美容院を出るともう1時を過ぎていました。
そういえば今朝は急いでいて朝ご飯も食べていなかったのに、あんまりおなかが空いていませんでした。
私のくせにおかしい・・・と思いかけて思い出しました。
昨夜、木屋町の焼き肉食べ放題のお店「風々亭(ふうふうてい)」で死ぬほど食べたことを。
二人で牛肉盛り合わせを1キロ、野菜の盛り合わせも4回おかわりして、
その上ごはんと中華めんとシャーベットまでひたすら無言でむさぼり喰ったのでした。
あれほど食べた後は、さすがの私のおなかもおとなしくしていられるということがわかりました。
一人1980円で飲み放題だとプラス1000円。
もちろん元を取るべく生中3杯とウーロン茶を飲みました。けっこうお得な夕食だったと思います。

さて、今日は美容院のあと夕方から友達に会いました。
伊勢丹にある「伊太利亜市場 BAR」でごはんを食べたのですが、
店内はガラス張りのオープンビューになっていて席から外の景色がよく見えました。
お昼から雨が止んだせいもあって印象的な夕焼けでした。
どんよりとして今にも降り出しそうな雲の隙間から、目が眩むほどの金色の光が射していたのです。
この頃よく思いますが、夕焼けは晴れた日よりも雨が降って止んだ日の方が絶対きれいです。

お料理の方はここへ行くといつも注文するリゾットと、ピザを頼みました。
ここのリゾットはパフォーマンス付きでサーブされるんですが、
大きなチーズを台にして油に火をつけてしばらく燃やした後、チーズの上でリゾットを作るんです。
今日作ってくれたのはもみ上げがステキな「アントニオ」でした。
ここのお店の店員さんには全員イタリアンネームがついているんです。
お店の人同士の仕事の会話は全部イタリア語で、夕方に入店すると「ボナセーラ」だし、
帰るときはもちろん「グラッツェ」です。けっこう楽しいお店ですよ。

久しぶりに会った友達との会話も楽しくて、お料理もおいしくて、雨もやんで、パーマも気に入ったし、
週末の締めくくりにふさわしい夜でした。



6月20日(日)

今日こそまさしく「梅雨の晴れ間」!朝からとてもいいお天気でした。
カンカン照りの太陽と入道雲みたいな雲、この空はもう夏のものかもしれません。
昨日夜更かししたので9時頃まで寝ていたのですが、
実家の隣に住んでいる祖母から久しぶりに電話がかかってきて目が覚めました。
祖母と話すときは、どんなに疲れていても眠くても、いつもハイテンションです。
どこかで「心配かけないように」という深層心理が働いているらしく。
いったん起きてしまうとけっこうすっきりしていて、
こんな日にどこへも行かないのはもったいないので、
午前中に洗濯など済ませて午後から久しぶりに清水寺の方へ出掛けることにしました。

「久しぶり」って1年ぶりくらいだったのですが、
うっかりここが観光都市・京都の中でも観光のメッカだということを忘れていました。
五条坂のあたりから修学旅行生やら観光客やら一気に人が増え始め、
清水寺に近づくに連れ人の間を縫うように歩いてもまだ前に進めないくらいの混みようでした。
途中すれ違ったインド人ぽい家族連れの子供も「Too Many People!」と
ただでさえ大きい目をさらに見開いて叫んでいました。
清水坂を登り切るとどこからか涼しい風が吹いていて、
普段運動不足の私にとってはひと山登り切った後のような爽快感でした。

清水寺では今、何年かに1度のありがたい「ご本尊ご開帳」をやっていますが、
今日は参拝に来たわけでもないので、って参拝目的で行ったことはないけど、中には入りませんでした。

少し戻って三寧坂(三年坂)へ行く途中、変身舞妓さんに遭遇しました。
祇園や東山の一帯には「変身スタジオ」なるものがいくつかあるので、
休日になるとこういう舞妓さんをよく見かけます。
着物にしろ歩き方にしろ「変身」っていうのはやっぱり一目瞭然で、
別にそれはわかってやっているんだからいいんだけど、
ついつい近くを通ると「やっぱりね」なんていけずなことを思ってしまいます。
とか言いつつ、そのうち自ら変身してるかもしれませんけどね。

ついでに石段の多い三年坂にはここで転ぶと3年以内に死ぬという恐ろしい言い伝えがあるので、
平坦な道でもつまづいてしまう私みたいな奇特な人は要注意です。

三年坂の途中で霊山観音へ抜ける坂道があって、
ずんずん上っていくと突き当たりにかの有名な「山村美紗&西村京太郎邸」があります。
ご丁寧にも2軒ともフルネームの表札なのですぐにわかります。
山村さんちの入り口には娘の紅葉さんの直筆でTVドラマ「舞妓さんは名探偵」(先週終わりましたね)の宣伝がしてありました。
入り口はガラス張りになっていて、中にはよくテレビで見た山村氏の遺影と
若林豪(っていうか刈谷警部?)などから送られたコチョウランが飾られていました。
ひょっとしたら中に入ることもできるのかもしれません。
山村さんちと西村さんちは本当に「秘密(?)の通路」で結ばれていました。

ひとしきりミーハーしたあとは京都市街を一望できる場所でひとやすみ。
そして陽が沈む前に鴨川へ向かいました。
四条から三条のあたりでは、今年は例年より1ヶ月早い6月から納涼床が出ています。
床はもうちょっとオトナになってからということで、今日は近くの酒屋さんでビールを買い込み、
床の足場になっている細い川に素足をつけて涼みました。
初めは冷たすぎてとても無理だと思いましたが、足でパシャパシャやっているうちに慣れてきて、
そのうち川の真ん中まで歩いたりしていました。
暑くてビールも最高においしいし、川に足をつけるなんて何年ぶりかのことで嬉しくて、
私のハシャギ様といったら側を歩いていた小さい子にも羨ましがられるほどでした。
でも川のあちこちにガラスの破片や貝殻があって、本当の子供が裸足で歩くのは危ないです。
そういうのってつまらないですね。

家に帰ると父から電話がかかってきました。今日は父の日
母に託しておいたプレゼントが渡されたらしく、早速「甚兵衛」を着てくれているということでした。
新聞にも出ていましたが、今年の父の日は「甚兵衛」が人気だったらしいですね。
なんでもマイホームパパのイメージなんだそうです。
確かにうちの父も、定時退社で定時帰宅。立派なマイホームパパかな。



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