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いよいよ9月11日は衆議院議員選挙の投票日である。大体、国会議員や権力者というのは、概して本論を真正面から議論することを嫌がるものである。大抵、本論での議論を避けようとする。何故、議論から逃げようとするのだろうか?その大きな理由は、相手に言質を与えれば、将来、自分が窮地に追い込まれる恐れがあるという用心(自己保身)からだろうと思う。言質を取られた場合、必ず詭弁を弄(ろう)して逃げようとするか、問題点をはぐらかそうとする。あるいは問題点をそのまま相手に投げ返して逆に攻撃しようとする。
最近はディベートという賛成派と反対派に分かれて討論することが流行っているようで、テレビでも時々見掛けるが、聞いていると、旗色が悪くなった方は無理なこじ付け理屈に走ったり、詭弁やすり替えに走ろうとする。しかし、ディベートには勝敗を判定する審判がいて解説をして呉れるので、詭弁やすり替えの論理が理解出来る。しかし、党首討論会などには審判もいないし、政治家の詭弁やすり替え技術は意図的かつ実に巧妙である。いつのまにか討論テーマが変わってしまっている。
「詭弁」を広辞苑で調べてみると、「詭弁とは、道理にあわぬ弁論。理を非に言いまげる弁論。こじつけの議論。判断や推理に関する論理的反省に基づいて生ずる外見上はもっともらしい推論で、形式上や内容上の虚偽を含み、多くの場合相手を欺いたり、困らせることになる」と出ている。概して、詭弁を弄する者や問題点をはぐらかしたり強弁する者は嘘つきが多いものである。「口は災いの元」という諺もあるが、反対に「口は重宝」という諺もあることを忘れないで頂きたい。9月11日は、口先に騙されないよう、候補者の真贋、政党の真贋を見極めて投票したいものである。
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