以久遠氏 Beauty,Business & Favorites   巻頭  VOL-05 [1999.2.15号 毎月1日15日頃発行]

本 質   

 本質が見透せる人間にならなければならない。本質が分かれば、現象の真贋や真否はたちどころに分かるようになる。しかし、本質の周辺までは辿り着くことが出来るが、どうしても本質へ到達できない人がいる。

 そうかと思えば、いとも簡単に本質を見透す人もいる。何が本質で、何が本質でないかを見分ける力は、その人の持っている知識の絶対量と判断分析力に依る。人が判断を誤るのは、損得や利害だけで物事の良否を判断するからである。

 損得や利害によって、行動や判断が変わっていることに気付いていないのである。本質とは根幹を形成するものであって、いわば真理のようなものである。従って、絶対的なものであり、一つしかない。一つしかないということは、考えようによっては却って解り易いと言えるかもしれない。 

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