「グレートデシーバー(偉大なる詐欺師)」
えせ健康食品の山に替え玉の花嫁添える
中空の柄杓星で髪を梳かすのも好き
蹄のある悪魔が友人だったこともある
チェックのスーツで思いのまま人を使ったことも
偉大なる詐欺師
ドアの中の床の上の紙袋の中
靴磨きの少年とジン酒場の淫売がいた
彼女は少年を育てあげ息子と呼んだ
彼女は少年の歩いた地面を聖典とあがめた
偉大なる詐欺師
紙巻きタバコ アイスクリーム 処女マリアの小像
紙巻きタバコ アイスクリーム 処女マリアの小像
紙巻きタバコ アイスクリーム キャディラック ブルージーンズ
夜には彼は銀河の星
昼の日中は浮世の男
金の微笑みで誘いかける
神の息づかいは甘美な騒乱の香り
偉大なる詐欺師
賛美歌を歌いメイクラブ 高く舞いどっと落ち込む
男の香りを貴方のベッドへと運び
冷たい風が吹きすさぶまで貴方を惑わす
そして貴方の夢を映画に売り飛ばしてしまうだろう
紙巻きタバコ アイスクリーム 処女マリアの小像
紙巻きタバコ アイスクリーム 処女マリアの小像
キャディラック ブルージーンズ
フェリーの上でデキシーが奏でられ
キャディラック ブルージーンズ
古いシェリーがなみなみつがれたグラスが落ちるTo Top
「ラメント(嘆き)」
君には見せてきたとおもってる
私のギターで大衆をどうあしらってきたか
ビジネスマン達は拍手して
もう一本太い葉巻を噛み切ったさ
マスコミはニュースを煽り
曲を流行らせ
ブルース小僧達はボトルネックをスライドさせて
私の曲調をまねようとした
しかし今にしてみればバブルははじけ
君も知ってるだろうがそれは過去のこと
詩心満載のラブソングが頭に湧いて出た頃のこと
大男達が懸命にドアをおさえている間に
友人らと一緒に時代を駆け抜けていった頃のこと
私がロックステージを踏む前から
聴衆が汚れた床を踏み鳴らしていた頃
電話の男には感謝しよう
私がこれからまた説明しようという問題に
いくら身を粉にして与えてきたかという問題に
つきあう気があるというならね
10パーセントとはもはや冗談
たぶん30 いやいや35パーセントも与え続け
親爺はそれを聞いて倒れたんだって言ってやろう
生きてるっていうなら今また倒れたってことにしよう
君が私を見るその感じが好きだね
そこの入った所で君も笑って居るんだろう
私は私の、君は君のチャンスを掴み
ともに私の船に乗り込み
二人は潮の流れを見失った
私はこのままのこの音楽の感じが好きなんだ
選ばれた奴らだけが上手く演奏できる
爪先までしびれる感じが好きさ
行きたい時は何時でも言ってくれ
そして一晩中踊るのさ・・・
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「ウィルレッチュウノウ」
「ナイトウォッチ(夜警)」
光輝 光輝 佳き絵画の栄光よ
最上の瞬間のうちに描かれた城門の前の夜警達
金の輝きも今やくすみ
300年の時を経て
堂々たる隊長とその兵達はじっと立ちつくす
画家は彼らとは顔なじみだった
女友達の主人達
投資家達 参事官達
輝く甲冑に身を包んだ商人達
いにしえの日々から真剣にポーズしつづけている
ギルドの公務のその時
年とともに黒ずんだキャンバスの上には
街の長老達が凍り付いている
油絵具の匂い 瓶のワイン
全員の顔が私を見る
ラッパ銃 矛槍の柄
オランダのお歴々
一人一人が城門を築いた
日々の暮らしを護る人達
赤煉瓦の家 有産階級者達
妻のためのギターレッスン
祖国はスペイン戦争に苦しめられ
永い年月この地で耐え忍んで来たが
とうとう自分達を取り戻す時が来た
扉の後ろの穏やかな治世
子孫の事をまた考えられる
市民なりの誇りあってこそ
善良で誠実な市民達は
画家の手によって今もここに息づいている
全ての人よ ご理解頂きたい
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「トリオ」
「ミンサー(忍び来るもの)」
指が伸びる
不気味な指が
悲鳴を求めて飛びかかる
お休みハニー
誰もが孤独
息づくベイビー
みんなだんだんきれいになっていく
だが結婚はしない・・・
「スターレスアンドバイブルブラック(聖書の暗黒)」
「フラクチャー(突破)」
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