「レット・ゼア・ビ・ライト」 by.P.シンフィールド
見えざる物を照らす光あれ
静かに燃え上がる炎よ
驚かされた事に
陥る恋がまた訪れようとは 見えざる所へ隠したドラム
しかし老軍曹は
熱狂的に語る
その奪い取った世界の話を
月が陽を迎えるのが確かなように
それは確かにある
未だ歌われぬ歌
我らの哀しみを託すべき佳曲
光あれ
アルバム「ドライヴァーズ・アイズ」収録曲。シンフィールド&マクドナルド久々のコンビだ。ヴォーカルは「青い影」のG.ブルッカー。TCOL収録中の現クリムゾンの面々もダイアリーによると、スタジオで繰り返し聞いていたという。21st
centyry schizoid bandのレパートリーにもなった曲。
さて、Love to fall in returnsの句をどう取るか。ライナー対訳の様にin returns
と取ると、見返りに恋におちるとか、金目当てで恋するとかの意味になる。しかし、
この詞の主題を考えると、returnsは動詞、love to fall inまで(陥る恋)が主語に思える。
主題をわかり易くするために、敢えて1行目は意訳ぎみ。
歌詞はこちらで。
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「イフ・アイ・ワズ」 by I.マクドナルド
もし僕が詩人だったなら
何を言うべきかわかっていただろう
もし僕が俳優だったなら
上手く立ち回れただろう
だけど君が近づくと
僕は台詞を忘れてしまう
もし世界を塗り替えるような
画家だったなら
君は絵を手に入れられるだろうし
僕は恋人を手に入れられる
だけどどうあがいたって
君の事となると画布は白いまま
君の事を忘れようと
昼も夜も壁をよじ登るのだけれど
どこまで行けるというのか
君のいるそばからのがれられない
もし僕が歌手だったなら
君は耳を傾けてくれるだろう
もし僕が芸達者だったなら
何でも自由だっただろう
だけど僕はとうに声を失ってしまい
気持ちを表すのは難しいと思っている
深く深く判っているさ
今僕は路上に立ち尽くしている
足を踏み出したいと死ぬほど願っている
僕がどんなに君を求めているのか
君はわかってはくれないのかい
同じく「ドライヴァーズ・アイズ」からの曲。このアルバムじっくり聴くとそれなりの佳作揃い。尚、この曲も21SCSBで取り上げられた曲。
go up in [on] one's lines は台詞を忘れるという事。俳優が台詞を忘れ、画家が何も描けないという、アーチストなのに表現できないという歌詞の趣向が肝心な所なのだから、そこをしっかり日本語に置き換えるのが大切。しかし、ライナーの対訳はそれを怠っている。
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「プログレス」 by M.ジャイルズ
慌てたり急いだり
どうして早く行く必要があるんだい
どこでもかしこでも駆け足だ
二等車のチケットを手に入れようと
目的地
西の駅へと移動しつづけ
上の空で伝えたがって
どこにエネルギーを集中するんだい
ぼんやりと幻を追いかけている
天上の不思議なリズムを求めては
目的地
西の駅へと移動しつづけ
進歩しようと時間を稼ごうと
一日に34時間
どんな兆候も先取りしようする
全てに於いて便利になるため
目的地
西の駅へと移動しつづけ
マイケル・ジャイルズのソロアルバム「プログレス」、78年当時録り溜めしておいたテイクを集め、02年に発売した物。熟成された味わいと言うか(鮮度は落ちるとも言えるが)、彼の持ち味がよく出ていて好感のもてるアルバム。
輸入盤で入手したため、国内版ライナーにコメントできないのが残念。
表題曲「プログレス」は21st Century Schizoid Bandのレパートリーに取り上げられ、来日の際に演奏された。
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「トゥモローズ・ピープル」
この曲は「マクドナルド&ジャイルズ」のページを参照のこと。
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