コラム 〜サイト管理者Y.Y.のヒトリゴト〜

  | トップページ | インディカー・シリーズって? | 用語辞典 | もてぎに行こう! | 関連書籍紹介 | リンク | コラム |

 

158.バディ・ライスが欠場、代役にケニー・ブラック ―― 2005.5.19.Thu

 昨年のインディ500の覇者、バディ・ライスが今年のインディ500の練習走行中にクラッシュ。大事をとって決勝の欠場を決めたとのこと。ライスの代役として抜擢されたのが、ケニー・ブラック。ブラックは2003年の最終戦でのクラッシュが原因で翌年のドライバーズシートをライスに譲っていた。今度はそのシートをブラックが再び獲得、という結果だ。
 ライスのインディ二連覇がなくなったのは残念だが、帰ってきたケニー・ブラックの活躍に期待!

 

157.Honda、グッドウッド・フェスティバルのホストメーカーに ―― 2005.5.18.Wed

 イギリスのチャールズ・マーチ卿によって毎年開かれているクラシックカーのイベント、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード。今年はそのホストをHondaが務めることになったそうだ。ホストとなったメーカーはメインステージに巨大なモニュメントを作成することができる。
 グッドウッド・フェスティバルの様子を私は過去にテレビで見たことがある。たしかあの時はメルセデスが実物の車を大胆に配置して、迫力のあるモニュメントを作っていたと思う。今年はHondaがどのようなものを作って見せてくれるのか、とても楽しみである。そしてまた、Hondaがそのような栄誉を受けることをうれしくも思うのである。

 

156.TVで再観戦 ―― 2005.5.7.Sat

 ビデオに録っておいたインディジャパンのTV中継。
 改めて観てみると、ほんとにおもしろいレース。終盤のガス欠を気にしながらの周回は、結果を知っていても、いや知っているからこそ、ドキドキ、ハラハラ。そして迫力あるサイド・バイ・サイドの映像はTV中継ならでは。
 数々のオーバーテイクシーンが見られた今年のもてぎ。会場に行かなければ見られないシーン、TVでなければ見られないシーン。観戦の楽しさは奥が深い。

 

155.今年はおもしろかったー! ―― 2005.4.30.Sat

 今年のインディジャパン、最後の最後で波乱。あ〜、トーマス・シェクターかぁ、シボレーエンジンかぁ、って思っていたら……。
 序盤はダニカ・パトリックが後続をブロックしながらリードラップを記録し続けるし、ダリオとトニーが速いって思ってたら気付けばAGRの4台みんなが速くて、AGRの1,2,3,4フィニッシュもありか?と思っていたらチームメイト同士のバトルでダリオがクラッシュ!孝亮も前半遅れをとったものの終盤はどんどん攻めてハータまでオーバーテイクしてるし、見所いっぱいのすごいレースだった。
 初のD席での観戦もGood!満足、満足の今年のインディジャパンだった。ホントはダンよりもトニーのドーナツターンを見たかったんだけどねっ。

 

154.ポール・ポジションはホーニッシュJr. ―― 2005.4.29.Fri

 インディジャパン300のクオリファイ(予選)が今日行われた。
 ダン・ウェルドンが出した最速タイムをまずはエリオ・カストロネベスが破り、そしてなんと(失礼!)ルーキーの女性ドライバー、ダニカ・パトリックがエリオのタイムを上回った。そのダニカのタイムをさらに上回ったのはエリオのチームメイト、サム・ホーニッシュJr.であった。
 リザルトを改めて見てみよう。
  1位 サム・ホーニッシュJr.(ペンスキー/ダラーラ/トヨタ)
  2位 ダニカ・パトリック(レイホール/パノス/Honda)
  3位 スコット・シャープ(フェルナンデス/パノス/Honda)
  4位 エリオ・カストロネベス(ペンスキー/パノス/トヨタ)
  5位 ダン・ウェルドン(アンドレッティ・グリーン/ダラーラ/Honda)
 ペンスキーが好調な一方、アンドレッティ・グリーンは今一歩といったところか。シャシーはダラーラとパノスが入り混じり、エンジンもトヨタとHondaが拮抗している形だ。
 やはり決勝での勝利が一番近そうなのはホーニッシュJr.だろうか。Hondaのもてぎ二連勝は容易ではなさそう。
 レース展開で注目したいのはダニカ・パトリックのスタート。うまいスタートができればおもしろいことになるかも。でもペンスキーの二台がそう簡単には行かせてくれないはずだ。そこへもてぎでの優勝経験のあるスコット・シャープがどのように食い込んでくるかも見所。
 日本人選手はどうだろう。松浦孝亮が9番手。予選でシフトミスをしたというロジャー安川は21番手と後方からのスタートとなる。決勝のセッティングがキマって、グイグイとジャンプ・アップ、というのを期待したいところなのだが。
 今年のもてぎではどんな展開が待っているのだろう。年に一度のスペシャル・イベント、インディジャパン決勝はいよいよ明日!

 

153.今年はD席で ―― 2005.4.22.Fri

 ご無沙汰しております。
 さて、今年もインディジャパン、観に行きます!

 どの席で観るか迷ったのだが、D席に決定。CART時代から含めて4回もてぎで観戦しているが、いつもターン1付近にあるC席かE席だったので、今年は違う所で観てみようと思ったわけだ。ターン3からターン4をまわって再び加速していくインディカーがどのように見えるのか、実に楽しみだ。グリーンフラッグが振られる直前の興奮度も高そうだし、ピットに入っていくマシンもよく見えそうだ。そしてターン3、4でのクラッシュ。そしてお値段はリーズナブル。実は意外とおいしい席なのかもしれない。なんて思っちゃったりしている今日この頃である。

 

152.残すは最終戦 ―― 2004.10.11.Mon

 10月3日に行われた第15戦フォンタナは残り10週がすごかった。フェルナンデスが後方からどんどん上がり、トップを走るカナーンに迫る。イエローコーションの後、グリーン・フラッグとホワイト・フラッグが同時に振らた。つまり残り1周でのリスタート。この1周でフェルナンデスが僅かにカナーンの前に出てフィニッシュ・ラインを通過!0.0183秒という1位と2位との差は距離にしてマシンのノーズの差程度だった。
 そしてこのレースで2位に入ったカナーンはシリーズ・チャンピオンを決定。レース直後にはカナーン、フランキッティ、ウェルドン、ハータの4人のアンドレッティ・グリーン・レーシングのドライバーが、コース上でドーナツ・ターンを見せるパフォーマンスもあった。
 今年のインディカー・シリーズも残すところはテキサスのフォート・ワースでの最終戦のみである。見所はシリーズ・ランキングの2位争い。現在2位のダン・ウェルドンと3位のバディ・ライスとの差は25ポイント。逆転の可能性は充分にある。そしてもう一つ、ルーキー・オブ・ザ・イヤーの行方であるが、こちらは松浦孝亮でどうやら決まりか。2位のエド・カーペンターとの差は35ポイントである。いつもどおり走りきれば実力差から考えて獲得できそうである。
 最終戦は17日に行われる。

 

151.新型レジェンド発表 ―― 2004.10.7.Thu

 Hondaの新型レジェンドが満を持して今日発表された。これが想像以上の新奇性をもったモデルとなっていたので、ここであえて取り上げておこう。
 まず目に付くのが、エンジン出力だ。300馬力である。280馬力を上限とする自主規制が廃止され、昨今は280馬力を超えるエンジンを持った国産車の第一号がどのモデルになるかが注目されていた。結果、Hondaのレジェンドとなったわけだ。さらにこのエンジンは“当然のことながら”「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」、つまり4つ星の認定を受けているクリーンなエンジンでもある。
 エンジン、ボディ、サスペンション、駆動系にはアルミやマグネシウム合金、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)が用いられ大幅に軽量化。ボディパネルの一部には「アルミ高速ブロー成型」なる技術が採用されている。プレスで行う従来のボディ成型の常識を破る、新しい技術だ。ボディパネルの成型技術が高いHondaらしい技術といえよう。
 駆動系に目を移すと、新しい四輪駆動システム「SH-AWD」が採用されている。こちらの技術は既に発表され、レジェンドに搭載されることも知られていた。いよいよ実力が試されるところだ。
 エクステリアデザインでは、サイドウィンドウの完全フラッシュサーフェス化が目を引く。ピラーガーニッシュとガラスとの間に段差がないという。写真ではわかりずらいので、是非とも実物を確かめてみたい。
 他にもいろんな技術があっておもしろいので、HondaのホームページにあるFACT BOOKを見てほしい。
 ここまで力の入れられたクルマというのはなかなかないのではないだろうか。先進的、前衛的な技術を盛りだくさんで搭載しているあたりが、久々にHondaらしいワクワク感を誘う。
 コンペティターはクラウンや日産のフーガあたりになるようだ。それらを相手にしてこの新型レジェンド、果たして売れるだろうか。そこが難しい所なんだよな〜。私だったら迷わずレジェンドを選ぶのだが。個人的にはワカル人だけ乗ってもらえればいいや、と思っている。メーカーとしては売れないと困るんだろうけど。
 これから街でこのレジェンドを見たら、「おおっ」って思っちゃうだろうね。思わず運転してる人を確認してしまったりして。

FACT BOOK -LEGEND <http://www.honda.co.jp/factbook/auto/LEGEND/200410/>

 

150.HPD副社長R.クラークへのインタビュー ―― 2004.6.25.Fri

 INDY JAPAN.comにHPD副社長兼ジェネラルマネージャーのロバート・クラーク氏へのインタビューが掲載されている。<http://www.indyjapan.com/indyracing/interview/inte04.html>
 ここでは、HondaがIRLインディカー・シリーズへの参戦を決めてから、今年のインディ500で勝利を獲得するまでの経緯を知ることができる。特に私は、イルモア・エンジニアリングとのパートナーシップに関する言及を興味を持って読んだ。なにしろHondaとイルモアとの関係については、これまで詳しく述べられたことがほとんどなかったからね。
 他にもチームとの関係や、インディカー用エンジンならではの(IRLのレギュレーションによる)開発の難しさといった話がおもしろので、是非とも全文を読んでみてほしい。
 本筋からはそれるが、クラークはこんなことも言っている。「インディではエンジンでの10馬力の差が、1周の平均速度で1マイルの差として現れるものと考えています。」だそうだ。そこで、今年のインディ500の予選スピードを見てみると、ポール・ポジションを獲得したHondaエンジンのバディ・ライスが222.024mph。トヨタ勢のトップだったエリオ・カストロネベスが220.882mph、シボレー勢のトップだったトーマス・シェクターが220.417mph。ふ〜む、なるほどぉ。クラークの言葉が仮に正しいとすると、インディ500でのHondaエンジンのアドバンテージが馬力にしてどの程度だったのか。これで想像することができるね。

 

149.ウェルドンが戦闘機と競争、で… ―― 2004.6.25.Fri

 ダン・ウェルドンがインディの2シーターマシンに乗り、アメリカの空軍基地でF-15戦闘機と競争したという。なにやってんだかな〜、と思ってしまう。私の記憶では、何ヶ月か前にミハエル・シューマッハもフェラーリのF1マシンに乗り、ヨーロッパのたしかミラージュ戦闘機と同様の競争をしていたと思う。
 レーシングカーと戦闘機などという、次元の全く違うようなものを競争させるなんて全く意味はない、私はそう思う。ただし、お金や政治的なことを絡めてくるとそうも言えないということなのだろう。ウェルドンが今回ドライブしたのはジム・ビームのキャンペーンロゴが入ったマシンだし、ウェルドンの競争相手となったF-15のパイロットはイラクでの戦闘任務にも就いたことのある少将である。ちなみに、ウェルドンはイギリス人だ。
 こういうこともドライバーの仕事のうちの一つということだ。

 

148.佐藤琢磨の3位 ―― 2004.6.25.Fri

 F1アメリカGPのことを話題に挙げたら、やっぱこのことに触れないわけにはいかないだろう。佐藤琢磨が3位表彰台を獲得したことを。
 14年前に鈴木亜久里が日本人初としてF1の表彰台に上った時のことを思えば、琢磨の走りは正に実力で勝ち取った3位。ピットタイミングのミスで順位を落とすも、そこから他車をオーバーテイクしていった琢磨の走りは見ていて楽しかった。ただそれだけに、ピットタイミングのミスは残念でもある。チームはラルフのクラッシュでペースカーが入った時に、琢磨やバトンをピットに入れなかった。アメリカン・オープンホイール・レースを見ている僕らにしてみれば、なぜここで入れないんだ?と思ったものだ。
 それはさておき、3位でフィニッシュしてガッツポーズを見せた琢磨。表彰台の上でも大喜びだったね。自身最高位、そして誰もが待ち望んだ表彰台。喜んで当然だけど、あと二つ上がある。表彰台の一番上のその場所に立つ彼の姿を、私は期待している。

 

147.F1アメリカGPにおけるラルフのクラッシュで思ったこと ―― 2004.6.21.Mon

 昨日インディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われたF1。テレビ中継を観ていて思ったこと。
 ウィリアムズBMWのラルフ・シューマッハが最終コーナー出口でクラッシュ。マシンはコーナーの途中でスピンし、後ろ向きでウォールに激突したのだった。マシンから降りられないラルフ。深刻な事態を想像させた。
 テレビカメラは止まったマシンとその中に残されたラルフを映し続けていたが、その間なかなか救助人員が来ない。誰も。これがもしインディカー・レースであれば、セーフティ・クルーがすぐさま現場に駆けつけるのだが。インディカー・レースのセーフティ・クルーは、事故発生15後秒以内にドクターを含めた最初のクルーが到着するという。実際にテレビやレース会場で見ると、到着が非常に早い。それを知っているだけに、今回のF1での対処の遅さにはじれったさを感じずにはいられなかった。F1の方がコースは距離が長く、形状も複雑なので到着に遅れが生じるのはやむをえないのかもしれない。がしかし、それを言い訳にするのは許されないことだと思う。現代のレースにおいては、なにより安全を第一に考えるべきである。F1の主催者にはインディカー・レースの安全面での運営を見習ってほしいものだ。
 さて次に、クラッシュが起こった場所について。このクラッシュが起こったコーナーは、インディ500が行われるオーバル・トラックのターン1にあたる。ただしF1の場合、逆周りとなる点が大きな違いである。ここでラルフはウォールに激突したわけだが、私はその後の一連の映像を見ていて「あれっ?」と思っていた。セーファー・バリアがあるはずなのに、そんなに衝撃が大きかったのかな、と。セーファー・バリアとは、正式名称をSAFER(Steel and Foam Energy Reduction)といい、マシンがぶつかった時の衝撃を自らが潰れることによって吸収し、ドライバーへの負担を軽減するデバイスのこと。コンクリート・ウォールに取り付けられる、いわばガードレールのようなものだ。昨年、導入された。今回は映像をよくよく見てみると、ラルフが当たったのはこのセーファー・バリアがない場所だったようだ。調べてみれば、セーファー・バリアが設置されているのはターンの部分だけで、ストレート部分のウォールには設置されていないらしい。つまりラルフはコンクリート剥き出しの硬いウォールに激突したわけで、マシンから出られないほどになってしまったことにも納得がいく。
 さらに付け加えれば、インディカーにはアッテネーターと呼ばれる緩衝装置が後部に取り付けられているのだが、F1マシンにはそれがない。従って、今回のラルフの場合はその点でも衝撃が大きかったと推測できる。ただし、インディカーとF1マシンでは重量も大きく違うし、構造も多少違うのでどちらが安全かということは簡単には比較できないことをここで付け加えておこう。
 今回のクラッシュで思ったこと、もう一つ加えると、事故現場の後処理について。ラルフのクラッシュによりマシンの破片がコース上に散らばって、クルーがその処理を行っていたわけだが、あのシーンを見てこう思った人は私だけではないはずだ。「ジェット・ドライヤー・カーを使えばいいのに」って。コース上に散らばったデブリ(ゴミ)はジェット・ドライヤーでコース脇へと吹き飛ばしちゃうのがアメリカンな方法。手っ取り早く確実でもある。でも今回のF1では清掃車みたいのが出てきてブラシを回してただけ。ちょっと残念。ま、インディカー・レースだったとしてもジェット・ドライヤーを使ったかどうかはわかんないけどね。
 というわけで、あのクラッシュでいろいろなことを思ったF1アメリカGPであった。それにしてもラルフの容体が比較的軽いものであってよかった。

 

146.今年のインディ500を制したのは…? ―― 2004.5.31.Mon

 私事であるが、今年はスカパー!に加入しインディ500の生中継をビデオに録って観る予定だったのだが、手続き上のちょっとしたミスにより受信することができなかった。再放送は日曜日にあるそうなので、そちらは逃さないようにしたいと思う。
 というわけで、レース結果は中継映像を観て知りたかったのだが、そうもいかなくなり、ウェブ上でチェック。
 今年のインディ500を制したのはバディ・ライス!そしてHondaの圧勝!レースは雨による中断という、非常に珍しい展開となったようだが、レース・リザルトだけを見る限りはおもしろみに欠けるものとなった。とはいえ、実際の映像を観るのが楽しみだ。

 

145.カーブ・デイを明日に控えて ―― 2004.5.26.Wed

 インディ500は明日がプラクティス最終日、すなわちカーブ・デイ(キャブレーション・デイ)だ。既に15日(土)のポール・デイで主なスターティング・グリッドが決まり、23日(日)のバンプ・デイで全てのグリッドが決定。去年同様、バンプ・デイではバンプ・アウトが行われないちょっと淋しい予選ではあったが、最終的には33の全てのグリッドが埋まり、決勝では華やかなスタートが見られそうだ。
 さて、今年ポール・ポジションを獲得したのはバディ・ライス!このドライバーが来るとは全く予想だにしていなかった。しかもバディ・ライス以下7位のヴィトール・メイラまでHonda勢が上位グリッドを独占。これも予想外の結果である。私はトヨタ・ユーザーが上位を固め、そこにHondaとシボレーが食い込んでくるという情勢を予想していた。というのは、このインディ500からエンジン排気量がもてぎまでの3.5リッターから3リッターに変更されることに注目していたからだ。Hondaにとってもてぎでの勝利は悲願であり、そのためにぎりぎりまで3.5リッターエンジンの開発にかなりの力を投入していただろうと予測できる。裏をかえせば、3リッターエンジンの開発は二の次だったというわけだ。それに比べてトヨタは、もてぎでの勝利は重要ではあるものの、Hondaほどではない。既に去年勝利しているのだから。シボレーにしてみればもてぎはシリーズ中の単なる一戦に過ぎず、それよりもインディ500で勝つこと、そしてその後のシリーズで勝利していくことこそが最優先事項と考えているに違いない。そして実際、インディ500が開幕してみると、序盤のプラクティスで速いタイムを出してきたのはトヨタのスコット・ディクソンやエリオ・カストロネベスであった。Hondaの出遅れは否めないものと思われた。が、しかし。プラクティス3日目、4日目は松浦孝亮、トニー・カナーンがそれぞれトップ・タイムを出し、他のHondaユーザーも好調な走りを見せ始める。そして遂に、ポール・デイでバディ・ライスがトップ・タイムを出したのである。アンドレッティ・グリーン・レーシングのドライバーではなく、チーム・レイホールのドライバーであるライスが獲ったというのも意外といえば意外であった。ちなみにHondaはこの予選の結果を評価され、ボルグワーナー・ ルイス・シュウィッツァー賞を獲得している。
 その後のプラクティスの結果はどうだったか。松浦孝亮、エイドリアン・フェルナンデスがトップ・タイムを記録し、ロジャー安川もいいタイムを出してきている。もてぎでは速さが見られなかったフェルナンデスが好調というのが楽しみだ。孝亮のチーム・メイトという点でも頼もしい。トヨタユーザーのディクソン、カストロネベスも好調なようで、決勝ではどうなることか。その一方で虎之介が不調なのが心配だ。決勝ではいい走りを見せてほしいけど、難しいかなあ。
 インディ500は明日のプラクティスを終えると、マシンの走行は2日間の小休止となる。そして「フェスティバル」は最終章へと入っていく。

 

144.Indy 500 Fan Guide ―― 2004.5.5.Wed

 インディ500開幕まであと4日。決勝開催まではあと20日。インディアナポリス・モーター・スピードウェイ周辺では今、インディ500ファンガイドなるものが無料で手に入るらしい。
 表紙にはトーマス・シェクター、スコット・ディクソン、エリオ・カストロネベスの3名と、スコット・シャープのインディカーの写真。そして上の方には「LIGHTS...CAMERA...TRACTION!」の文字。これは「Lights,Camera,Action!」の掛け声を元にしたダジャレだな。なるほど、表紙は映画のポスターみたいだ。ちなみにこの「Lights,Camera,Traction!」が今年のレースのテーマらしい。
 この冊子、日本では手に入らないかというと、実はインディ500の公式ホームページ<http://www.indy500.com/>からPDFファイルとしてダウンロードできる。もちろん無料。内容はレースやセレモニー、イベントのスケジュール、会場のマップといったものだ。
 インディ500の気分を味わうために、ダウンロードしてみては?

 

143.オートスポーツ「裏インディ・ジャパン」 ―― 2004.5.3.Mon

 現在発売中のオートスポーツ5/6&13合併号。モノクロームのアイルトン・セナが表紙だ。
 F1の話題も見逃せないところだが、やはりインディジャパンの特集である「裏インディ・ジャパン」もおもしろい。Hondaの福井社長、鈴木亜久里、高木虎之介へのインタビュー記事と、Hondaの圧勝に終わったレースを考察する記事がある。
 トラへのインタビュー記事を読むと、プラクティスで大きなクラッシュをしながらも決勝で10位に入ったことが、いかに大変なことだったのかを知ることができる。
 決勝のラップチャートでは、エリオ・カストロネベスがピット作業で順位を上げていった様子をはっきりと見てとることができる。あの日、最後のイエロー・コーションのピット・ストップでエリオが2位に上がってきていたのを見た時はびっくりしたよね。
 今年のインディジャパンを分析するには必読のオートスポーツだ。

 

142.The Power of Dreams ―― 2004.4.24.Sat

この勝利は、チームの力。声援の力。そして、夢を信じる力。 インディジャパンから一週間。アメリカン・モータースポーツの余韻もまだ残る今日、朝刊にHondaの一面広告を見つけた。
 内容はもちろん、インディジャパンでの勝利を記したもの。今回の勝利はドライバー、チーム、声援を送った観客の夢を信じる力が生んだものだと。もてぎでスタンドにいたうちの一人として、こういうメッセージを受け取れるのはうれしいものだ。そして、私も自分自身の夢に向かって歩んで行こうという意欲がわいてくる。
 さあ、次戦はインディ500だ。

 

141.やっと勝てました ―― 2004.4.17.Sat

'04 IndyJapan300mile インディジャパン決勝が晴天の中、開催。暑いくらいの陽射しと、ターン4からターン1方向へとふく風の中、22台のインディカーが今年ももてぎのスーパースピードウェイを爆走した。
 フルコース・コーションの少ないクリーンなレース展開は少々おもしろみに欠ける部分もあったが、一年ぶりに見、聞くインディカーの迫力はやっぱり生ならでは。
 そして結果はファン待望のHondaのもてぎ初勝利。旧CART時代から数えて7年目の初勝利をもたらしたのはスタートから終始トップを快走したダン・ウェルドンだった。C席、E席に陣取ったHondaファンはフラッグを振ってダンの勝利をともに喜んだ。
 ほんとに、やっと勝てました。

 

140.明日決勝! ―― 2004.4.16.Fri

 明日は暑くなりそうだ。脱ぎ着のしやすい服装がよさそう。
 さて、今日の予選結果にはちょっとびっくり。ポール・ポジションはダン・ウェルドン。2位にグレッグ・レイ!3位にトニー・カナーン、4位に松浦孝亮!5位にバディ・ライス。
 練習走行が好調だったカナーンが3位とは。そしてポールにはウェルドンが来るとは個人的にはちょっと予想してなかった。そしてそしてグレッグ・レイの2位!元シリーズ・チャンピオンとはいえ、チーム体制は良いとは言えずこれまでパッとしなかった彼だけに、今日の結果にはびっくり。去年のシリーズ参戦当初から密かに注目をしてはいたのだが、もてぎでこのような結果を出してくるとは。松浦の4位にもびっくり。そこまでマシンをセッティングしてくるとは。チームメイトとなったフェルナンデスの力も大きかった?問題は決勝のセッティングが決まって、集団走行の中でスピードを保てるかだ。
 こうして1位から5位までをHondaエンジンユーザーが独占することに。久々にパワー炸裂(!)なHondaを見たよ。調子が良すぎて怖いくらいだ。
 シャシーはトップ・ファイブ中、ダラーラとGフォースが入れ替わりで入り、どちらが有利ということはいえなそうだ。決勝のセッティングになるとまた変わってくるのかもしれないが。
 気になるロジャー安川はふるわなかったようだ。今シーズンの初レースじゃ無理もないかなあ。それから残念なのと心配なのは高木虎之介。昨日のクラッシュで背中を痛め、マシンもバックアップカー(スペアカー)ということでまともに走れなかったみたい。明日は優勝を期待するのは難しいか。
 さて、いよいよ。Hondaファンとして明日が楽しみな予選結果となった。誰が優勝するのかまったくわからない。カナーンが最有力だけど、怖い存在はスコット・シャープ、サム・ホーニッシュJr.といったところのような気がする。果たしてその結果は。この目でしかと見届けよう。

 

139.土曜日のお天気 ―― 2004.4.15.Thu

 気になる週末のお天気はどうやらだいじょぶそうだ。日中は暑いくらいになるかも。でもレース終盤になると寒くなってくるかもしれないので薄手の上着くらいは用意しておいたほうがいい。特に陽がかげって、風が吹いてくると寒いぞ。
 さて、今日は予定通りもてぎで2回のプラクティスが行われたようだ。トップ、そして2番手のタイムをたたき出したのはそれぞれカナーンとフランキッティというアンドレッティ・グリーン・レーシングの2台。Hondaファンとしては期待のできる展開。でも決勝では何が起きるかわからない。今日は風の影響が大きかったようだが、決勝の天候はどうなるか。風向き、風力、気温、湿度。さまざまなファクターがドライビングに影響してくるインディカー。その同じ空気を肌で感じることができるのも、もてぎで観戦することの楽しみだ。

 

138.イベント情報をチェックしよう ―― 2004.4.14.Wed

 土曜日の決勝開催に向けて、いよいよ明日からインディジャパンが開幕だ。明日から観に行く人も、土曜日観に行く人も、インディジャパンを目一杯楽しむために、イベントスケジュールをチェックしておこう。
 アメリカン・モータースポーツというものを存分に味わうならば、土曜日は決勝レース前のオープニング・セレモニーから観たい。オープニング・セレモニーのスタート時間は11:45だ。いくつかのアトラクションの後、ドライバー紹介へと進み、ドライバーがひとりひとりオープンカーに乗ってコースを一周する。これからのエキサイティングなレースを見せてくれるドライバーたちに拍手と声援を送ろう。
 そして、「Gentlemen,start your engines!」のコールが場内に響き渡れば、いよいよ決勝レースの始まりだ。スケジュールではレース開始の時間は12:45となっている。なにがあってもこの時間までには自分の席についていたい。
 その他の詳しいスケジュールはツインリンクもてぎのオフィシャルサイト内<
http://www.twinring.jp/enter/32/ij08.html>に掲載されているので、メモをとるなり、頭にいれておくなりしたい。なお、ケータイからはツインリンクもてぎモバイルホームページ<http://www.twinring.jp/m>にアクセスすれば見ることができる。こちらの方が場合によってはサクサクと情報を入手できるかもしれない。
 レース以外の楽しいイベントもいろいろあるので、是非是非チェックして見逃さないよう、体験しそこなわないようにしよう。

ご注意:スケジュールやイベント情報は公式な情報源から得るようにしてください。当サイトに掲載された情報は、正しくない場合、または変更されている場合もありえます。

 

137.第2戦の放送を観て ―― 2004.4.12.Mon

 インディカー・シリーズ第2戦フェニックスが昨晩、テレビ(日本テレビ)で放送された。録画しておいたビデオを先ほど見た。開幕戦を見逃してしまった私にとっては今シーズン最初のインディカー・レース観戦だ。久しぶりだったので“楽しむ”感覚が戻るまでちょっと時間がかかったが、やはり観続けていると実におもしろい。惜しむらくはやはり放送時間が1時間ということでかなり短縮された印象があることだ。でも別の考え方をすれば、ダイジェスト版のような感じでおいしい場面をピックアップして観れるので効率はいい。
 もてぎに向けて、各チーム、各ドライバーの状況が把握できたのも今回の放送を見たことの大きな収穫。松浦、高木の両日本人はマシンセットアップに苦戦しているようでちょっと心配。ただしもてぎはフェニックスとは違う、スーパースピードウェイ(距離が長いオーバル)なので、状況は変わってくるかもしれない。特に虎之介はもてぎの経験者だし、楽しみだ。また、今回はカナーンがぶっちぎりで優勝したので、彼のもてぎでの活躍も期待できる。なんとしてでも、Hondaにもてぎでの初勝利をもたらしてほしい。不安材料としては解説の石見さんが言っていたことだが、Hondaエンジンの燃費がもしかしたらトヨタエンジンよりも悪いのではないだろうか、ということだ。この辺はピット作戦がレース状況を大きく左右することに繋がってくるかもしれない。
 もてぎでのレースが待ちどおしい。いろいろ考えると夜も眠れなくなってしまうのである。子供みたいなんだけど。

 

136.インディジャパンのチケットが届く ―― 2004.4.11.Sun

 先日オンラインショップで注文したインディジャパンのチケットが届いた。駐車場の前売り券もいっしょ。
 同封の冊子(F1グランプリ特集4月号付録)にはHondaファンシート購入者にプレゼントされるグッズの写真が載っていた。キャップは想像していたよりかっこよかったのでひと安心。
 これであとは現地に赴くのみ!私は金曜の夜に友人と出発するつもりだ。

 

135.佐藤琢磨が「TR」に出演 ―― 2004.4.11.Sun

 NHK教育で今日放送された「トップランナー」にF1ドライバーの佐藤琢磨が出演。改めて彼の聡明さを感じるとともに、トップランナーが持つ情熱というものを垣間見た。同い年の私が言うのもなんだが、実に好青年な彼。F1とかインディとかは関係なく、今後の彼の活躍に期待したい。

 

134.観戦エリア、悩むなぁ〜 ―― 2004.4.6.Tue

 実はインディジャパンの観戦チケットをまだとってなかったのである。今年はいっしょに観に行く人が見つからず、どうしたものかと考えていて遅くなってしまった。そこへ先日、観に行ってみたいという人が現れたので、今回は早速チケット購入となったのである。
 いざチケットをとろうと、もてぎの観戦エリア図を見ていたらこれがなかなか決められない。これまで旧CART時代から数えて3回、もてぎのスーパースピードウェイ(オーバルコース)でのレースを観ているのだが、その時はいずれもCエリアの団体席である。しかし今回は一般席をとるので、Cエリアにこだわらない。そして、初めてレースを観に行く連れの人のことも考慮する。
 これからチケットをとろうとしている人の参考になるかもしれないから、それぞれのエリア(席)について私なりの見解(予測を含む)を書いておこう。値段は大人前売り券のもの
 A席(グランドスタンド上段:19,000円)…レース前だったら選手紹介、レース後だったら表彰式、というような各セレモニーがよく見える。ピットやその奥のガレージ内の様子も良く見える。レース中はコース全体がまんべんなく見渡せる。そのため、スタート、ゴールの瞬間を見ることができる意外は平凡な景色かもしれない。また、インディカーが目の前を通過するので迫力はあるが、ストレート区間でマシンは壁ギリギリを走るので、もしかしたら壁がじゃまで見えないかも。
 B席(グランドスタンド下段:14,000円)…A席と同様。速すぎ&近すぎてマシンを追うのが大変?
 C席(ホームストレート終了部分:14,000円)…少し遠くなるがピットの様子と、ターンを駆けるインディカーを後ろから見ることができる。ただし、ここもマシンは壁ぎりぎりのラインをとるのでホームストレートを走るマシンは見えにくい。壁からマシンがとび出てターンに向かっていく感じ。
 D席(ホームストレート開始部分:9,000円)…ここでのマシンの立ち上がりがストレートひいてはコース一周の速度を左右するという重要な部分であるが、それを見極めて楽しめるのはかなりのマニアなんじゃないだろうか。それよりも、ターン3進入でのオーバーテイクが多く見られるもてぎでのレースでは、そのシーンがこの席から一番良く見えると思われる。また、他に特徴を挙げるとすれば、ターン3およびターン4でのクラッシュ(この場所では大きなクラッシュがたびたび起こる)が良く見えることだろう。お値段が他より安いのは魅力。
 E席(ターン1部分:14,000円)…ホームストレートを走ってくるマシンをほぼ正面に見られ、そのままコーナーを走っていくマシンの一連の動きを追うことができる。つまりポジションを争いながらターンに進入していくドライバーのかけ引きが見られる。サイド・バイ・サイド、3ワイド、あるいは4ワイドといったインディカーならではの迫力あるシーンが目の前で見れるかもしれない。ピットは見えるがかなり遠い。
 Hondaファンシート(E席の一部:14,000円)…この値段で帽子(たぶんデザインは期待しない方が賢明)、パスケース、フラッグのHonda応援グッズ3点が付いてくる。他のHondaファンといっしょにHondaを応援するならココ。
 バックストレート席(ターン2からバックストレート部分:6,000円)…A〜Eが今年は指定席であるのに対し、ここは自由席。お値段が一番安い。もてぎではバックストレートでマシンは最高速に達する。インディカーならではの迫力を味わうならばここか。欠点は、お店が遠いのでショッピングがしにくい点。
 車椅子席(A席の一部:14,000円とバックストレート席の一部:6,000円)…車椅子の方でもそのまま観戦できる。残念ながら、今日の時点で既に完売していた(念のためご確認ください)。
 というわけで、どのエリアも一長一短。私はCかEかで悩みに悩んで、E席のHondaファンシートに決めた。Hondaファンだから、という理由もあるが、ここが一番見たいものが見れる席だと思ったからだ。ストレートからターン1へマシンが重なり合って入っていく迫力のシーンを期待している。
 さて、みなさんはどこで観るかな?ちなみにツインリンクもてぎのオンラインショップを利用すれば、エリア内のブロックまで指定して買うことができるのでかなりお勧めだ。一部完売しているブロックもあるようだが、まだまだ空席はあるようなので観に行こうか迷っている人は思いきってチケットを購入してしちゃおう。
 さ、みんなでもてぎに行こう!観客が多ければ多いほど、レースはいっそう盛り上がって楽しくなるからね!

 

133.ロジャー&松浦壮行会…には行かず…… ―― 2004.4.6.Tue

 一昨日、Hondaウェルカムプラザ青山でロジャー安川と、松浦孝亮の壮行会が行われた。私はというと、行けないことはなかったのだが行く元気がなく(軟弱な理由だなあ)、この模様はINDY JAPAN.comで確認することにした。Honda主催のこういう壮行会は旧CART時代から毎年もてぎ直前の時期に行われているが、これまで平日に開催されていることが多かった。でも今回は日曜日ということで観に行かれた方も多かったのではないだろうか。例年であればHondaエンジン使用の外国人ドライバーも含めた全員が出席するところであるが、今年は日本人の二人だけということで少し淋しい。そのぶん、インタビューは濃い内容になったのかもしれないけれど。カナーンやフランキッティ、フェルナンデスたちが来てくれれば、私も観に行く気になったのになあ、なんてのは行かなかったことへの言い訳である。

INDY JAPAN.com Headline News
HondaウエルカムプラザでくるまフォーラムINDY JAPAN 300mile壮行会開催」
<http://www.indyjapan.com/news/hl/0404/040404_01.html>

 

132. INDY Racing 2004発売中 ―― 2004.3.28.Sun

INDY Racing 2004 今年ももてぎが近づいてきた。この次期になると(チャンプカー・シリーズ(旧CART)開催時代から)発売されるのが、ガイドブック。今年もレーシング・オンの5月号臨時増刊として「インディ・レーシング BRIDGESTONE INDY JAPAN 300 MILE パーフェクトガイドブック」が発売中だ。
 松浦孝亮ら日本人ドライバー3人へのインタビュー、2004年のレギュレーションは必読。他にはスポッターの仕事の紹介や、インディカー・レースの安全対策など、興味深い内容もあるぞ。定価880円也。買うべし、読むべし、そしてレースを楽しむべし!

 

131.パトリック・レーシングもインディに参戦 ―― 2004.3.22.Mon

 フェルナンデス・レーシングがチャンプカー・シリーズから移り、チーム・レイホールもチャンプカー・シリーズに参戦させていたチームをインディカー・シリーズに参戦中のチームに合流させ、ますます名門チームが充実してきたインディカー・シリーズ。そして今回はパトリック・レーシングがチャンプカー・シリーズから移籍してくるという。第4戦Indy500からの参戦となるが、ドライバーはアル・アンサーJr.を起用。ベテランドライバーの走りに注目したい。
 パトリック・レーシングといえば、個人的にはロベルト・モレノが真っ先に浮かぶ。“モレノおじさん”は私の好きなドライバーの一人でもあった。今回、彼の名前が見られないのはちょっと残念である。

 

130.帰ってきた“ムチャッチョ”! ―― 2004.3.22.Mon

 ムチャッチョの愛称でお馴染みのエイドリアン・フェルナンデスがインディカー・シリーズに第2戦から参戦。去年までチャンプカー・シリーズに参戦していた彼は、そのドライバーとしての活動の場を今年はインディカー・シリーズに求めた。今までずっとチャンプカー・シリーズで戦ってきた彼を「帰ってきた」と表現するのは正しくはないかもしれないが、日本にいる僕らにとってはそういう感覚を覚えないわけにはいかない。なにしろ、フェルナンデスはもてぎで2勝しているのだから。
 そしていよいよインディカー・シリーズの次戦はもてぎである。今年は再びもてぎでフェルナンデスのあの赤と緑に塗られたマシンを見ることができる。…と思ったら、デザインはチャンプカー時代のものと変わってるみたいだ。赤と緑は変わらないんだけどね。フェルナンデスのオフィシャル・ホームページ<http://www.fernandezracing.net/>で写真を見ることができるぞ。

 

129.ケリー・レーシングでどう戦うか、サラ・フィッシャー ―― 2004.2.15.Sun

 1月下旬の時点で今年のシートが確定していなかったサラ・フィッシャー。どうなるものかと気になっていたが、今期はケリー・レーシングでの参戦が決定したようだ。
 INDY JAPAN.comの記事を読むと、今のところどのレースに参戦するのかまでは決まってないようだ。もてぎにも来れるかどうかわからないとのこと。でも人気はあるし、IRLにおいてシンボル的存在ともいえる彼女であるから、たぶんその走りをもてぎで見ることができるようになるのではないだろうか。
 ケリー・レーシングといえば、スコット・シャープが所属。彼は去年、もてぎで優勝している。そしてエンジンはトヨタ。去年のサラ・フィッシャーはシボレーエンジンでいいところがなかっただけに、今年はどんな走りを見せてくれるのかとても楽しみだ。

 

128.中野信治、今年はGTに ―― 2004.2.5.Thu

 中野信治が2004年はGT選手権に参戦することを決定、発表したようだ。彼のオフィシャル・ホームページ内のBBSには、そのことについて本人の書き込みもある。
 中野がGTマシンのテストをしているということは知っていたので、やはりそうなってしまったのか、という感じだ。私としては非常に残念だ。中野信治にはフォーミュラカーが似合う。今年も4月17日のもてぎで中野の走りが見られることを心の片隅で期待していたのだが、それはおそらく叶わないだろう。
 GT選手権に興味がないわけではない。中野信治が走らせるNSXを見れると思うと、それはそれで楽しみだ。でも…。複雑な心境になってしまうのである。

 

127.ETCを放棄? ―― 2004.1.24.Sat

 日本道路公団が新たな高速道路の料金収受システムを導入する考えを明らかにしたそうだ。ICカードを利用したノンストップシステムで、カード自体が通信するのでユーザーは低価格で利用することができるという。詳細はまだ発表されていないようだが、注目すべきニュースだ。
 ところで私は日本のほとんどの人達と同様にETCを利用していない。前払いによる割引制度などにより価格面での負担が小さくなってきたとはいえ、車載機の値段はおよそ2万円と、まだまだ決して安くはない。高速道路を使う頻度が少ない私としては、導入するまでにはちょっと踏み切れない。だいたい道路公団だか国土交通省だか知らんが、普及させようという意思があるのなら、もっと工夫をするべきなのだ。そんな行政の無能ぶりのためにこっちは余計な金を払いたくないっちゅーの。
 そんなわけで今度のICカードシステムには期待したい。でもICチップによる通信ってできるのか?車と料金所との間で。それでホントに実現できるんだろうか。実現できるとして、また新たに設備投資が必要になるわけで。なんか遠回りしてるよな。期待したいけど期待なんかしない方がいいかも。ま、様子を見ましょうかね。

 

126.シビック タイプR、マイナーチェンジ ―― 2004.1.23.Fri

 Hondaのシビック タイプRがマイナーチェンジを施され、今日から発売となったようだ。ここであえてこのことを取り上げるのは、私がこの車を購入しようと一時期、検討していたことがあるからだ。
 実際、去年の末にはホンダプリモへ商談をしに行った。その時は来年(2004年)2月頃にマイナーチェンジが予定されているので、現行モデルは今からではもう手に入らないから新型が出るまで待っててくれとのことであった。私としては当時のモデルのフロントのデザインがイマイチだと思っていたので、マイナーでどう変わるか少し楽しみにしていたのである。で、そのマイナーチェンジされたタイプRが発表された。期待を少し抱きながらネットで写真を拝見。ライトが6灯式になったというが、どれどれ…?・ ・ ・。なんじゃ〜こりゃあ。ストリームみたいじゃんか。う〜、やだ〜。シビック(5ドア)がマイナーチェンジでああなっちゃったから悪い予感はしてたんだけど。
 というわけで淡い恋心も完全に冷めてしまった。
 このクルマ、機械的な面の魅力は非常に大きいんだけどなあ。ちなみに現在私は某メーカーのホットモデルを注文済みである。

 

125.ロジャーはもてぎとインディ500にスポット参戦 ―― 2004.1.23.Fri

 ロジャー安川は今年、もてぎで行われるインディジャパンと、その後のインディ500にチーム・レイホールから参戦することが決まったみたいだね。とりあえずホッとしたよ。状況によってはこの2戦以外のレースにも参戦することがあり得るらしい。スポットということで物足りなさはあるものの、名門レイホールからの参戦というのは楽しみだ。
 話は少しそれるが、昨日発売のオートスポーツに鈴木亜久里へのインタビューが載っている。SAFR(チーム)がロジャーではなく、松浦を選んだ理由について少し話していて興味深い。亜久里自身はロジャー以外のドライバーにスイッチすることを考えてなかったという。松浦を推したのはトム・アンダーソン(監督)とエイドリアン・フェルナンデス(もう一人のチーム・オーナーで現役チャンプカー・ドライバー)だったという。詳しくは誌面を読まれたい。とりあえず、今回のドライバー交替はロジャーと亜久里との不仲が原因ではなかったようだ(笑)。

 

124.SAFR、2004年は松浦孝亮を起用 ―― 2004.1.13.Tue

 東京オートサロンの会場で1月9日行われたARTA PROJECTの2004体制発表会でそれは発表された。スーパーアグリ・フェルナンデス・レーシング(SAFR)が選んだ今シーズンのドライバーは松浦孝亮(まつうらこうすけ)であった。
 松浦は去年のオフ・シーズンにSAFRのマシンでテストをしていたから、今回の発表は予想されていたことだ。マシンは去年ロジャー安川が乗っていたダラーラからGフォースに変更し、カーナンバーはロジャーが付けていた55になるという。
 新たな日本人のインディカー・ドライバーの誕生は喜ぶべきことだが、気になるのはロジャーの行方。週刊オートスポーツ1/15号によれば、ロジャーはチーム・レイホールと交渉中とのこと。同チーム所属のK.ブラックが怪我で前半戦は出られない状態にあるが、その代役はバディ・ライスに決まってしまった(8日に発表された)。そうなるとロジャーはチームの2ndドライバーとして走る可能性しか残されていない。そもそもレイホールは何台体制で臨むのかわからない現段階では、さてどうなんだろって思ってしまう。
 虎之介は去年に引き続きモー・ナンからのエントリーが決まっている。マシンはダラーラになるようだ。
 今年の各チームの体制が全てわかるまでには、そう長い時間はかからなそうだ。

 

123.今年のパリダカ ―― 2004.1.6.Tue

「ニュースステーション」のスポーツコーナーで今年のパリダカの小特集をやっていた。特別注目はしてなかったんだけど、見てみるとなんだかすごいおもしろそうだ。
 フランス、クレルモン・フェランからスタートした今年のラリー。クレルモン・フェランといえばミシュランのお膝元だ。連覇を狙う三菱の増岡浩、日産の篠塚、トヨタのランクルで参戦の片山右京など、日本人のおなじみメンバーがTV画面に映る。日産の今年の車は去年とは違う形のピックアップだ。ちょっとかっこいいぞ。今年もまた日産は全然テレビで宣伝してないから、こんな車が走ってるなんて知らなかったよ。そして、日本車勢のライバルはシュレッサーのバギーに加えて、今年はBMW(X5か?)とフォルクスワーゲン(トゥアレグか?)が走っているではないか。しかも結構いい走りをしているらしい。トゥアレグだったら、すごい期待しちゃうな。青いし、かっこいー!(…?)それと、トラブルで黒い煙を上げてたけどボルボも走ってた。
 なんだかいろんなメーカーの車が走ってておもしろそう。これからパリダカをちょっと注目してみよう。

 

122.2004年スケジュール更新 ―― 2004.1.4.Sun

 今年のインディカー・シリーズはセント・ルイスに替わってミルウォーキーが開催されることと、パイクス・ピークのレース開催の時期が遅くなっていることが去年との違い。チャンプカー・レースも開催されるミルウォーキーマイルでのレースが楽しみ。
 チャンプカー・シリーズの方はというと、去年と大きな変更があるようだ。まず、開幕レースはロングビーチ。4月18日の開催と、だいぶ遅い。ロングビーチでの開催はいつもこの時期だから、これまでロングビーチの前に開催されていた第1戦、第2戦あたりがカットされていきなりロングビーチ、というような形になったということだ。それから今年はドイツ、イギリスでの開催がなくなったようだ。その代わり、韓国のソウルでの開催が予定されている。詳細は未定のようだが、楽しみである。コースはロードだろうか。
 インディカー・シリーズ開幕は2月29日のマイアミ、ホームステッド。そして4月17日開催の第3戦にはもてぎ。今年も楽しみなシリーズが始まる。

 

121.謹賀新年 ―― 2004.1.1.Thu

 あけましておめでとうございます。
 インディカー・シリーズ、チャンプカー・シリーズも2004年シーズンに突入!……はちょっと早いけど、年が明けたことで新しいシーズンへ向けて動き出したんだなっていう感じ。今年のインディカー・シリーズはエンジン排気量が3リッターに下げられる。どのエンジン・マニュファクチャラーが一番いいものを作ってくるのか今から楽しみだ。
 このサイトの方も更新頻度を上げて内容も充実していきたいと思うので、本年もどうぞよろしく。

 

ヒトリゴト Back No. >>  1〜20  21〜46  47〜70  71〜120

  | トップページ | インディカー・シリーズって? | 用語辞典 | もてぎに行こう! | 関連書籍紹介 | リンク | コラム |