著者:井沢元彦。小学館文庫。作品一覧へ
自分自身を「歴史学の素人」と位置付けて、専門家だからこそできない新しい切り口で これまでの「通説」を論破していく、という、とっても面白い本です。
学界のかかえる三つの大きな欠陥として、
・日本史の呪術的側面の無視ないし軽視
・滑稽ともいうべき史料至上主義
・権威主義
を挙げて、「通説」の間違いを指摘し、独創的な新説を述べていくスタイルは、 多分学界からはさぞかし嫌われ者になったことでしょう(笑)。 でも、こういう本を書ける人たちがこれからは必要だと思いますね。 できれば、ただ書いただけで終わらずに、教科書の改訂まで 持っていって欲しいものですが。