新しい歴史教科書 次なる戦い

編著:西尾幹二。小学館。

01年、『迫りくる「全体主義」の跫音』を02年に改題、大幅加筆、文庫化。
「新しい歴史教科書」を巡っての一連の騒動について、今や知らない人はいないでしょう。 中韓両国政府からの圧力はもとより、マスコミや共産党を中心とした過激派左翼による 過剰なまでの圧力にも負けず、かろうじて検定までは通過したものの 肝心の採択の段階で徹底的に妨害されて、事実上の敗北に終わってしまったのは昨年のことでした。
扶桑社の「歴史教科書」(私は好きだが)が良いとか悪いとか議論する以前に、 暴力を持って結果を変えさせることができてしまうような採択制度は改められねばならない。 それにしても一度は協議会が採択と決めたものを、後から脅迫という手段まで使って ひっくり返すような暴挙が黙認されるようでは、この国はまともじゃない。
そもそも仮にも(~_~;文部科学省の検定を合格した教科書なのだから、 採択するかしないかは地方ごとの協議会の勝手、あ、いや自由なはずではないか。 それをマスコミや左翼がいちいち妨害するのはおかしい。 歴史教科書は挙国一致でなければ許されないというのなら、それは戦前の空気と同じではないか。 戦前を否定するマスコミと左翼が実は戦前と同じことをしているという、これ歴史の皮肉なり(嘲笑)。
今年8月、愛媛で来年新規に開校になる学校の教科書の採択をめぐって闘いが 繰り広げられましたが結果はご存知のとおりでした。 昨年あれだけ露骨にやれば、普通の神経の持ち主はやっぱり何かおかしいと気付いたのでしょうね。 県教委が一度採択したものを、市民団体の名を借りたわけのわからん存在に 撤回運動される筋合いはこれっぽっちもないからね。

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