紊乱のロシア

著者:野田正彰。小学館ライブラリー。

93年刊行、99年文庫化。
ソ連崩壊後のロシアについて、91年から92年にかけて、のべ3ヶ月にわたる ソ連調査のレポートを編集したもの (当時の「SAPIO」や「週刊ポスト」に連載されたそうです)。 精神医学者によるものだけに切り口が独特で、 特にロシアの精神病院の調査などほとんど誰も 興味を持たないようなもの(~_~;もあります。
マクドナルドに200Mを超える行列が出来るというのも笑えるが、 店員がお客さんに『ありがとう』と言っただけで びっくりするソ連人っていう話もスゴイと思う(笑)。
「地上の楽園・朝鮮民主主義人民共和国」という詐欺事件(~_~;が サハリンと北朝鮮の間にも起こっていたという話は初めて読みましたよ。 そして「サハリンに帰りたい」とうっかり言ってしまったがために刑務所に入れられ、 消息不明になってしまった人もいたらしい。 これはそもそもの原因が日本にあるだけに居たたまれない話です。

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