銀行淘汰

著者:山田智彦。講談社文庫。

著者は銀行を舞台にした小説を数多く手掛けており、 本書は94年に刊行された「第三の取締役」を改題したもの。 92年末ごろから「サンデー毎日」に連載されていたそうですが、 最近でこそ、銀行も潰れることがあるんだ、と認識できる世の中になったものの、 当時としては一般では考えられない時代でした。 そのころに書かれた作品、ということでは著者の先見性が評価できるでしょう。 小説としては確かに面白いのですが、 私としては金融業界について理解を深めようと思い本書を手にしたので、 その点では若干不満が・・・。

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