著者:クライン孝子。祥伝社。作品一覧へ
97年刊行。
何の調査結果なのか明確にされてないが、イスラエルにとってドイツが 「信頼できる国」の最上位におかれている、らしい。
それに比してわが日本やいかに。日本とドイツ、この同じ敗戦国として 戦後をスタートしたふたつの国が、半世紀を過ぎてなぜ、これほどまでに 国際的評価に差がついてしまったのか。
それを「世界」の視点で考えてみよう。と、まえがきにはあったけど、 かなりドイツ贔屓な意見が多くて「世界」とはちょっと違うのではないか。 ま、それはともかく、ペルー事件、従軍慰安婦問題、尖閣、竹島問題を 例に挙げて、いろいろ問題提起している点など、 日本人には耳が痛いことばかりであり、 必ずしもドイツ見習え、とはならなくとも大いに参考にすべし内容も あったような。
だから、ちょっと一歩退いて読んでみると、 適度に効いていいかもしれない。そんな本でした。