ヘリコプター作戦
著者:H・A・ホイーラー。
訳:芳地昌三。朝日ソノラマ。
原題「ATTACK HELICOPTERS」(1987)。90年訳出。
回転翼航空機、そうヘリコプターのこと。
ちなみに普通、いわゆる飛行機は固定翼航空機と分類されます。
じゃあトムキャットは、という疑問が出てくるかもしれないが、
だからあれは可変翼と呼ばれています。
ところで、一般的に戦争は大勢人が死ぬし、物も破壊されるから
悪いこと、ですよね。出来れば無い方がいいことには違いない。
しかし、詭弁のようだけど、戦争があったからこそ発展できた、
という技術も存在する。
それらの一つがこのヘリコプターというわけである。
この本はそんなわけでヘリコプターのルーツから始まり、
第二次大戦とのかかわり、朝鮮戦争における位置付け、
ベトナム、アルジェリア、アフガニスタン、フォークランド等の戦場で
発展してきた経緯を淡々と述べている本である。
しかし、だ。本当にヘリコプターの立場からしか述べていない。
だから話の都合で簡単に年数が前後するし、
ヘリコプターが係わってなくとも大事なイベントがまるで無視されて
描かれているので、予備知識がある人には、なんでなんで、となる。
さらに無い人には偏った歴史が信じられてしまう恐れのある本かもしれない・・・。
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