JFKを撃った男 テロリストの眼から暗殺のナゾを解く

著者:柘植久慶。小学館文庫。

00年、文庫本書下ろし。
タイトルの人物、もちろんオズワルドのことではありません。 この作品、ノンフィクションノベルとうたわれてはいるが、 中身は虚構で綴られております。 いかにもありそうで、実際あったかもしれない内容ではありますが。 そもそも虚構といえば、ウォレン委員会の報告自体が虚構以外の なにものでもなく、このことは数多くの映画が作られていることから 知らない人はいないでしょうけど。
この本の面白いところはケネディの扱い方にあります。 スーパードライ落合氏(笑)はボビーの選挙スタッフをしたことが あるくらいケネディびいきだから、どの作品でも良く描いてたし、 若くして大統領になり、立派な就任演説や、 キューバ危機ではフルシチョフと見事に渡り合った、という印象などからか、 日本のマスコミでは全般的に良く扱われてきたものだけど、 実際のアメリカでは本当はどうだったのだろう。 そう考えてみる気にさせるものがありますね。 また、おそらくアメリカ史上最もマイナーな大統領(笑)、 リンドン・ジョンソン氏がこれほどクローズアップされている作品も珍しい(爆)。

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