攘夷の韓国 開国の日本
著者:呉善花。文春文庫。
96年文藝春秋より刊行、99年文庫化。
ご存知のように日本の歴史教育は歪んでいる。反日史観で。
一方、お隣の韓国のも結構歪んでいる、らしい。反日史観で(苦笑)。
酷い部分では、
日本の文化は韓人によるもの。
奈良時代の日本人口の96%が移住民系だ。
そして極めつけは、
日本人の本体は韓半島で生きられなくなって
日本に渡った韓民族である。だから本国に恨みとコンプレックスを持ち、
その結果、歴史的に悪辣、野蛮な行為をしてきたのだ。
なんてものまであるくらい。
お国でそんな教育を受けてきた彼女、日本にきて、
日本文化に接するようになってから、そんな教育に疑問を持つ。
そうしていろいろと日本の歴史、文化に実際に触れることで、
日韓の誤った認識を解き解していく。
ところで彼女、驚くほど日本文化に詳しい。
日本人の多くが知らないようなことまでも知っている。
というか日本人の多くが知らなさ過ぎるんですけどね。
普通、自国の文化について最低限知っているべきことすら知らない。
しかしそれは個人が勉強不足なのではない。
本来なら学校で教えるべきことを、
外国の圧力のため教えられていない体制の責任である。
まあ、その話はおいといて(笑)、飛鳥、出雲、大磯に、
そしてスサノオの神話について、
まさか外国人に教わるはめになろうとは・・・。
いや、こういう知日派外国人の方が増えていくのは嬉しいことだ。
悲しいのは日を負うごとに知日派日本人が減っていることである・・・。
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