日韓歴史論争 海峡は越えられるか

著者:櫻井よしこ。金両基。中公文庫。

97年刊行、02年文庫化。
慰安婦強制連行は歴史的事実か? 日韓併合の動機? 謝罪外交はどう終らせる?  日韓両国の近代に横たわる多くの論争を事実のみに基づき、タブーを恐れず二十時間徹底討論!  という裏表紙の紹介文ではあるが、果たしてこれは討論と言えるのだろうか疑問に思う。 お互いに自分の得意な知識をひけらかして主張したいことを一方的に言い合っているだけで、 相手の言葉をほとんど聞いちゃいない。自分の土俵でしか相撲をとらない。 何か単に産経新聞と朝日新聞を交互に読んでいるだけのような気にもなるけど(笑)、 いろいろと勉強にはなるから、まあいいか。 ただ話がところどころ専門的になり過ぎて、そのためにいちいち巻末の注釈を見なければならず、 その注釈だけで25ページもあるものだから、読み進むのにとっても難渋したね。 で、結論から言うと、日韓が海峡を越えて理解し合えるのはどうも遥か遠くのようですわ(笑)。
秀吉が朝鮮出兵したときに少なくとも二十万の大軍を動員したという事実が、どれほど驚異的であったか、 ・・・それだけの大軍を動かせたのは日本と、オスマン・トルコとイスラムのムガール帝国くらいだった ふーん( ´_ゝ`)面白い見方があるもんだ。

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