神はサイコロを振らない

著者:大石英司。中公文庫。

04年刊行、05年文庫化
かつて、忽然と消息を絶った報和航空四〇二便YS−11機が突如、羽田空港に帰還した。 しかし六十八名の乗員乗客にとって、時計の針は十年前を指したまま……。
私はまだ観たことないんだが、なんでもこの作品は既にTVドラマ化されているそうで、 小説の存在や大石英司のことはよく知ってなくてもこの番組は観たという人は多いのでしょうね。 この作家の書き物は非常に私好みではあるけれど、とても万人受けする作風じゃないので、 一部の軍オタの間ではそこそこに流行っても、お茶の間デビューなんて永遠にありえん話だと思ってました(笑)。
そうはいっても結局のところYS−11と航空会社と自衛隊員と警察官が話のほとんどを占めていることが、 いかにもらしいっちゅうか、この著者の特徴なんだが(笑)、 別に「ハープーン」とか「九七式改自走迫撃砲車」とか「アーウェン37」を引っ張り出さなくとも(爆)、 こういう軽いノリの作品も書こうと思えば実は書けるということに素直に驚いた。 ただね、「歳月を超えて実現した愛と奇跡の物語」って、、、はっきりいって似合わねえな(~_~;。

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