神に逆らった馬 七冠馬ルドルフ誕生の秘密

著者:木村幸治。祥伝社。

85年刊行の『凱旋』を99年に改題・文庫化。
21年ぶり、史上2頭目の無敗の三冠馬が登場したことで世間が賑わっておりますが、 その史上初というのがこの「シンボリルドルフ」なんですね。 ただね、当時の感覚からすると2年連続の三冠馬輩出ということもあったし、 その後すぐ「ジャパンカップ」で「カツラギエース」に負けちゃったり、 伏兵「ギャロップダイナ」に足をすくわれるなど、お茶目なところもあったりしたから(笑)、 そんなに凄いことだとはあんまりわかってませんでした(~_~; (GIにも「格」があるなんて当時は知らなかったし)。
「七冠」というのは、あくまで「三冠制覇」した馬だけが正統なレース (そういう意味では「JC」は数の内に入るのか疑問だが)を勝ったから名乗れる称号であり、 最近のインフレ化してやたらと増殖した「GI」をただ数を揃えればいいわけでなく、 同じようにただ獲得賞金が多いというだけで馬の価値が決まるもんでない。 この馬を超えることのできる馬は果たして現れるんだろうか。

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