火線列島 長編国家争乱サスペンス
著者:門田泰明。光文社文庫。
83年、「野望の狂宴」(角川文庫)に収録されていたものに、
96年加筆訂正、文庫化。
本の整理をしていて見つけたが読んだ覚えがない。
かなり昔に入手して読まないうちに忘れ去られた作品と思われます(笑)。
これが最初に刊行されたのは83年、
まだ社会党も少しは骨が残っていた時代ならまだしも、
今読むと時代錯誤も甚だしい、というのが素直な感想です。
だから余計に面白がって最後まで読んじゃいましたけどね。
今の共産党なんか万が一間違って政権を獲れた(笑)としても
ソ連や中国、北朝鮮のようには絶対ならんでしょうから。
それよりも獲れてしまったら一番困るのが彼らだったりするだろう(爆)。
大体が今現在の日本は実質的に社会主義で運用されているし、
所詮彼らは万年野党的立場の政治屋に過ぎないから、
今更新しい政策など何も持っていいないだろうし。
ところで、ここ数年の茶番劇で徹底的に暴露された政治家の意識の衰退ぶり。
政治家本来の意識としては国外に対して日本の立場を強化することに
そそがれるべきなのに、互いのスキャンダル合戦に明け暮れ、
国内での自分の立場を強化することになりふりかまわず明け暮れる、
そんな亡国の徒ばかりなり。
ここ十数年で政治のレベルは相当に零落れてしまったのではないだろうか。
そんな回想を思わずしてしまうような時代錯誤な本です(笑)。
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