新版 危険な話
著者:広瀬隆。新潮文庫。
87年刊行、89年大幅加筆、文庫化。
ソ連のチェルノブイリ原発事故(86年)の翌年に書かれた本なので
ちょっと古い話なんですが、なかなか興味深く読ませていただきました。
ただ、書かれている内容の半分くらいは、???という印象を受けたかな。
だって、この本の話が本当なら今ごろ日本人は一人も生きちゃいないはずなので(笑)。
ただね、原発反対派である著者がどういう意図でこれを書いたか知りませんが、
原子力への警告としては過激で大袈裟なほうが人目を引くということで、
この程度のネタ・やらせは有っても良いかと。
これを頭から鵜呑みにすると痛いヤツになってしまうのでちょっと注意が要りますが(-.-;。
まあ、イスラエルとロスチャイルド家の件は笑って読むところでしょう(~_~;。
ところで私は自称・現実主義者(^^ゞなので手段としての原発は容認派(賛成派)なんだけど、
行政や電力会社の安全性やコストに関する宣伝を頭から信じていたわけでもない。
彼らがいかに信用できないかは、東京電力の原発17機中15機が未だに
点検中・停止中(03年7月現在)という事実が証明しており、
今後とも常に監視の目を緩めることはできないだろう。
そういう意味で行政と反対派というのは、喩としてはちょっと適当でないかもしれないが(~_~;、
南京事件に対するまぼろし派≠ニ大虐殺派≠ンたいなもの。
どちらの主張もあまりに一方的かつ極端でそのまま鵜呑みにはできないが、
他方のウソを暴くのに役立ったりすることもあり、
どちらの情報もそれなりに価値はあるんだな、と(苦笑)。
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