キロ・クラス

著者:パトリック・ロビンソン。 訳:伏見威蕃。角川文庫。

原題:「KILO CLASS」(98)。02年訳出。
キロ・クラス、言わずと知れた、旧ソ連の誇る通常動力型潜水艦キロ級のこと。 その隠密性が高いことで知られており、数多くの原子力潜水艦を有するアメリカに とっても十分に脅威となりうるもので、 これを何と中国がロシアに10隻発注したという想定で書かれた小説。
アメリカってホントに自分勝手な国で、中国がそれを入手すると 台湾海峡の軍事バランスが崩れるから、じゃあ沈めてしまえって、おい(怒笑)。 でも、ヤツら、実際にやりかねないからなあ(-.-;。 登場する潜水艦は少なくて、アメリカがロサンゼルス級1隻、 中国が破壊されるキロ級7隻(笑)、 チョイ役でロシアのタイフーン級1隻、あと韓国が1隻。イマイチつまらん(~_~;。
実際、ロシアのキロ級は小型で扱いやすいこと、 お値段が手頃なこと(といっても1隻が3億ドル(^_^;)で、 自国で優秀な潜水艦を開発する能力の無い国から重宝されているようで、 あと好評なのはドイツくらいでしょうか。 日本のそれも優秀なのですが、何せこの国は武器の輸出はしていないので 他国から評価の対象外(笑)。
作品一覧へ

著者一覧へ