国家なる幻影 わが政治への反回想
著者:石原慎太郎。上・下巻。文春文庫。
99年刊行、01年文庫化
初出は「諸君!]96年1月号〜98年8月号。
石原慎太郎自身による政治生活の回想ということで、
ちょっと時代のギャップを感じたけれど
(だって三島由紀夫氏とか賀屋興宣氏なんて出てくるんだもの(~_~;)、
それでも中川一郎氏とか浜田幸一氏あたりの政治家との絡みの部分などは
なかなか面白く読ませてもらいました。
通常国会の採決の時間が深夜十二時を越しそうになったら
議場の時計がどれも十二時七分前で止まったという話は
読んでいて思わず大井競馬場を連想したね(笑)。
椎名悦三郎氏の挿話、
予算委員会で社会党の議員から、そもそも日本に駐留しているアメリカ軍なるものは
日本にとっていったい何なんだという質問に
「まあその、番犬みたいなものですな」
と答え、相手に「そういういい方は、いかに何でもアメリカに失礼じゃないか」といわれて、
「失礼しました、いい直します。番犬様であります」
で全員爆笑したという
こういうの好きだわ(^o^)/。
ただ、アキノ氏との係わりはかなり眉唾な部分が多く、
まるで落合信彦(笑)でも読んでいるような気分になったが。
まあアレだね、他の政治家との話も含めて全体的に話半分くらいに思って読んだほうが無難だね。
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