日本国際旅団 エトロフ派遣命令

著者:横山信義。徳間書店。

95年刊行。
ロシアが日本の経済援助の見返りに北方四島返還する、 という、ちょっと無理過ぎる設定(~_~;ですが、 それ以前に、自衛隊に国際活動専門部隊が出来る、 って話のほうが無理があるかもしれない(笑)。 一見それほど不自然で無いようでいて、よく考えるとかなり無理な話です。 あのロシアが戦争行為以外で領土を手放すはずがないし、 こんな法案が国会を無事に通過するはずがない (本会議で吊るし上げられるに決まってますわな(w)。 ちなみに設定では二〇〇三年に第一国際旅団(って、第一しかないけど)が 誕生したことになってまして、 この物語は二〇〇五年のお話ですから、これは単なるSFと思えば良いのか(笑)。 いや、違う、SFとは科学知識をもとにした空想科学小説のことで 妄想小説では決してないですもんね(~_~;。


隔離艦「きさらぎ」応答せず

著者:横山信義。徳間書店。

9?年刊行。
シリーズ第2巻。時は二〇〇七年、ギリシアで新型腸チフスが発生し、 周辺諸国との国境紛争が起こるという設定。 これに対して日本は病院船、正確には医療支援艦(そんなのあったか?)と 新鋭大型補給艦(九五〇〇トン!)を派遣、 国境紛争の防止と、医療チームの護衛のために例の第一国際旅団が登場するわけで(笑)。 この医療支援艦の名前が「きさらぎ」で、これが現地でハイジャックされる、という話。
前回は設定にしか触れませんでしたが、 実は私、この小説のストーリーがちょっと気に入ってない。 というのはこのシリーズ、とある女性が主人公なんですが、 この女性の心理描写が強調され過ぎていて それが鼻についてしまってどうしようもないんだな。 前回は、まあ仕方がないかな、という気分で読んでいたが、 今回のはひどすぎる気がした。 この続きが見つかったとして、わざわざ買って読むかどうか疑問なところです(-.-)。

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