誰が国賊か 今、「エリートの罪」を裁くとき

著者:渡部昇一谷沢永一。文春文庫。

96年、クレスト社から刊行。00年文庫化。
平成不況を作った原因を「総量規制」にあるとして 大蔵エリートたちを実名を挙げて思いっきり批判する。 官僚の無能、無責任の構造を解説し、原因を分析し、追求する。 それはもう徹底的に(笑)。
非常に難解な、複雑な、陰湿(^^;な世界の話なので、 二人の対談という形式で口語調になっていて 読み進め易いのが有難いです。 ところどころジョークなんか交えちゃったりして。
ところで前半はもう読んでいて胸がすかっとするのですが、 後半があまりいただけなかった。 資本主義を褒め称えるところは賛成できる。 共産主義を否定するところもわかる。 しかしバブルが果たして理想の経済だろうか。 青島都知事が偉かっただろうか。甚だ疑問を感じる部分も多い。 ま、それは人それぞれの価値観によるものだろうから、 あくまで私見であるが。

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