巨大利権「空港建設」
著:杉浦一機&別冊宝島編集部。宝島社新書。
00年刊行
タイトルからすると業界ウラネタ暴露本のようなイメージを受けるけれど、
そういう部分も若干はあるけれど、
内容的には「空港建設」の技術的、経済的な分析を交えて空港の将来像を描くという、
どちらかというと前向きな本だと思う。
面白いのは中部国際空港に関わる部分で、なるほど刊行当時(00年)はそういう見方がされていたのに、
現在(05年)の姿がありえたのであれば、首都圏の空港の将来も決して暗いものではないかもしれない。
横田は米軍が絡むのでなかなか難しいかもしれないが、
なるほど自衛隊の基地はその気になれば話は早いかもしれないね。
まあ、一方で成田というどうしようもない存在も現実ではあるんだが・・・(-_-;。
まったく、現代日本の弱点は、国民的合意の形成がうまく行かないことですね。
一握りの反対派が存在するだけでプロジェクトは停滞してしまう。
戦前の「滅私」の反動もあってかもしれないが最近は私権が尊重され過ぎていると思う。
「公」の利益と「私」とのバランスをとるのがどうも不器用なんだね、この国は(-o-)y=~~~。
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