ニミッツ・クラス
著者:パトリック・ロビンソン。
訳:伏見威蕃。角川文庫。
原題:「NIMITZ CLASS」(97)。97年訳出、01年文庫化。
米海軍最新鋭ニミッツ級空母「トマス・ジェファソン」が何の前触れも無く大爆発を起こす
ところから始まる軍事スリラー小説なんですが、「トマス・ジェファソン」って何だ?
ニミッツ級にそんな名前は予定されてないし、
しかもジェファーソンでなくてジェファソンって伸ばしてないから変な響きだし
(ま、こっちは訳者の好みのせいなんだが)。
小説のことなんでそれはいいとして、この著者の作品、前に読んだ「キロ・クラス」もそうだが、
まず最初にタイトルの艦が壊される小説なのね、変わった作風だ(^^;。
そして犯人(犯艦?)のキロ級も米国の報復に壊されますが、
無実のキロ・クラスも3隻ばかり壊されます(笑)。
ま、イラクの陰謀ということなので全くの無関係ではないわけですが。
他に登場人物、もとい艦船はヤラレ役の空母戦闘群の巡洋艦、駆逐艦、フリゲート艦たち10隻と、
最後のほうで狩りをする役のロス級原潜4隻だけどいかにもチョイ役で、
何気に英国海軍のアプホルダー級ディーゼル・エレクトリック潜水艦が良い役どころですが、
それにしてもトルコ海軍に見つからずにボスポラス海峡を潜航して通過するって・・・
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