著者:石原慎太郎、一橋総合研究所。光文社。作品一覧へ
98年刊行。
今や「座して死を待つ」という言葉がぴったりあてはまる体たらくの日本に はっぱをかけるかのごとく、 アメリカに対して「NO」と言えるようになるための情報を教えてくれる本。
グローバル・スタンダードとは実はアメリカン・スタンダードに他ならない、 ということは今や世界の常識である。 しかもそれはアメリカの都合にあわせてしょっちゅう変化する。 極端な例え方をすれば、 野球の試合でガキ大将のチームが負けそうなとき、 途中からそのチームが勝つのに都合の良いようにルールを 変えさせるようなもの。 そのおかげで日本が、アジアがどれだけ迷惑を被ってきたことか。 そんな身勝手を世界の常識だからと黙認することはもうやめよう。
必要なときには「NO」というために、それがいつなのかを 我々も常日頃から知っておかなければならない。 「天は自ら助くる者を助く」という。 自分から助かろうと努力しないものを天は助けちゃくれないのだ。